/rɪˌmoʊt pɒsəˈbɪləti/
reMOTE pos-si-BI-li-ty
💡 「リモート」の「モ」に強勢を置き、その後の「ポッシビリティ」では「ビ」を強く発音します。全体としては「可能性が遠い」という意味合いが発音からも伝わるように意識しましょう。
"A very slight, distant, or extremely unlikely chance that something might happen; something that is improbable."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある事柄が実現する確率が極めて低い、ほとんどゼロに近いと感じられる状況を表現する際に用いられます。「可能性はわずかにあるが、現実的ではない」という懐疑的、あるいは諦めにも似た気持ちを伝えることができます。フォーマルな会議や報告書から、友人との日常会話まで幅広く使われますが、そのニュアンスは常に「ほとんどない」という否定的なものです。希望的観測を打ち消したり、リスクを評価したりする際に特に有効です。ネイティブスピーカーは、実現不可能な計画や、ありえないような提案に対して、少し冷静に、あるいは諦めを含んだトーンでこの表現を使うことがあります。
Winning the lottery is a remote possibility for most people.
宝くじに当たるのは、ほとんどの人にとってごくわずかな可能性です。
Do you think we'll ever meet aliens? That's a remote possibility, I guess.
宇宙人に会えると思う?「まあ、ほとんどありえない可能性だね。」
I might finish all my work tonight, but it's a remote possibility.
今夜中に全ての仕事を終えるかもしれないけど、ほとんど無理だろうな。
There's a remote possibility of snow in May, but don't count on it.
5月に雪が降る可能性はほとんどないが、期待しない方がいい。
She said she'd call, but it feels like a remote possibility now.
彼女は電話すると言ったけど、今となってはほとんど期待できない。
Achieving the sales target without additional resources is a remote possibility.
追加リソースなしで売上目標を達成するのは、ごくわずかな可能性です。
While we consider all options, a complete system overhaul is a remote possibility due to budget constraints.
全ての選択肢を検討しますが、予算の制約により、システム全体の刷新はほとんど実現不可能です。
The committee concluded that a successful appeal was a remote possibility.
委員会は、控訴が成功する可能性は低いと結論付けました。
Given the current economic climate, a rapid recovery remains a remote possibility.
現在の経済状況を考えると、急速な回復は依然としてごくわずかな可能性にとどまります。
「slim chance」は「細いチャンス、わずかな可能性」を意味し、「remote possibility」と非常に近い意味で使われます。しかし、「slim chance」の方がより口語的でカジュアルな響きがあり、日常会話でよく用いられます。「remote possibility」はややフォーマルな文脈や客観的な評価で使われることが多いです。
「slight possibility」は「わずかな可能性」を意味しますが、「remote possibility」よりも可能性が少しだけ高いニュアンスがあります。「remote」が「遠く離れた、極めて低い」という強調があるのに対し、「slight」は「ほんの少しの」という客観的な少なさを示唆します。
「unlikely event」は「起こりそうもない出来事」という名詞句で、具体的な事象そのものを指します。「remote possibility」は「〜の可能性」という概念や確率を指すのに対し、「unlikely event」はその可能性が低い「出来事」に焦点を当てます。文法的な役割も異なります。
「fat chance」は「絶対にありえない」という意味を皮肉や諦めの気持ちを込めて表現する、非常にインフォーマルな慣用句です。文字通りの「厚いチャンス」とは逆の意味で使われ、「remote possibility」よりもはるかに強い否定的な感情を含みます。ビジネスやフォーマルな場では不適切です。
A:
Do you think we can launch the new product by next month?
来月までに新製品を発売できると思いますか?
B:
Given the current development issues, that's a remote possibility, to be honest.
現在の開発問題を考えると、正直言ってそれはほとんど不可能な可能性ですね。
A:
I'm hoping to get tickets for the concert, but it sold out so fast.
コンサートのチケットをゲットしたいんだけど、すぐ売り切れちゃって。
B:
Yeah, getting tickets now sounds like a remote possibility, unfortunately.
うん、今からチケットを手に入れるのは、残念ながらほとんど無理そうだね。
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