(過去の出来事・情報などを)思い出す、記憶している、覚えている
(これからすることを)忘れずにいる、心に留める
(人や場所などに)よろしく伝える、ご挨拶を伝える
/rɪˈmɛmbər/
reMEMber
💡 「リメンバー」ではなく、最初の「re-」は弱く、二番目の「-mem-」を強く発音しましょう。「r」の音は舌を巻かずに引くように意識すると、日本人にはより自然に聞こえます。最後の「-ber」は、はっきりと「バー」と発音するのではなく、口を少し開けたまま曖昧に発音する(シュワ音が近い)のがポイントです。
I remember his name.
彼の名前を覚えています。
Please remember to call.
電話するのを忘れないでください。
Do you remember her face?
彼女の顔を覚えていますか?
I remember our first meeting.
私たちの初対面を覚えています。
Remember your promise.
あなたの約束を覚えておいてください。
I always remember good advice.
良いアドバイスはいつも覚えています。
We must remember key points.
重要な点を記憶しておく必要があります。
Remember to send the report.
レポートを送るのを忘れないでください。
Always remember ethical guidelines.
常に倫理的指針を心に留めてください。
Please remember my regards to her.
彼女によろしくお伝えください。
「remember to do」は「〜することを忘れずに覚えている」という意味ですが、「remember doing」は「〜したことを覚えている」という過去の行為の記憶を指します。夕食を食べたことを覚えている場合は「eating」を使います。
通常、rememberは直接目的語を取ります。「誰かのことを覚えている」という場合は、前置詞'for'は不要で、直接目的語を置きます。ただし、「Please remember me to him.(彼によろしくお伝えください)」のように特殊な使い方もあります。
memorizeは「(情報を)暗記する、記憶に定着させる」という、意識的な学習行為を指します。一方rememberは「(すでに覚えていることを)覚えている状態」や「(過去の出来事を)思い出す」という、記憶の有無や再生の行為を指します。例えば、「I need to memorize new words.(新しい単語を暗記する必要がある)」ですが、「I remember his face.(彼の顔を覚えている)」となります。
recallも「思い出す」という意味でrememberと似ていますが、recallは「記憶の中から情報を意図的に引き出す」というニュアンスが強いです。rememberは自然に心に浮かぶ場合も使われます。例えば、電話番号を努力して思い出す場合はrecallがより適切で、昔の出来事をふと思い出す場合はrememberが自然です。
📚 古フランス語の 'remembrer' に由来し、さらにラテン語の 'rememorari'(思い出す、再び記憶する)が語源です。're-' は「再び」、'memor' は「心に留める、記憶している」という意味で、文字通り「再び心に留める」ことから「思い出す」という意味になりました。
remember を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。