think of
発音
/θɪŋk əv/
THINK of
💡 「think」の'th'は舌を上下の歯で軽く挟んで発音します。'of'は弱形の発音で「アヴ」や「オヴ」ではなく、軽く「əv」(シュワ)と発音されることが多いです。動詞の'think'に強勢が置かれます。
使用情報
構成単語
意味
(何かを)思いつく、心に浮かべる、〜のことを考える、〜を思い出す
"To bring something or someone to mind, to conceive an idea, or to recall a memory."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、突然アイデアが頭に浮かんだり、特定の物事や人について考えを巡らせたり、過去の出来事や人を思い出したりする際に使われます。意識的に記憶をたどる場合だけでなく、ふと思い出すような状況にも適しています。何か新しいものを考案する際にも頻繁に用いられます。「I can't think of anything」のように否定形で「何も思いつかない」という表現も一般的です。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えます。
例文
I can't think of her name right now.
今、彼女の名前が思い出せない。
What do you think of doing this weekend?
この週末、何をしようか考えてる?
I just thought of a great idea for the party!
パーティーに良いアイデアを思いついたよ!
She often thinks of her old friends.
彼女はよく昔の友達を思い出します。
Can you think of a better way to solve this problem?
この問題を解決するもっと良い方法を思いつけますか?
We need to think of a new marketing strategy.
新しいマーケティング戦略を考える必要があります。
The team is trying to think of innovative solutions.
チームは革新的な解決策を考え出そうとしています。
One must think of the long-term consequences of such actions.
そのような行動の長期的な結果を考慮しなければなりません。
〜についてどう思うか(意見を持つ)、〜を評価する
"To have an opinion or form a judgment about someone or something."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、特定の人や物事に対して、自分の印象、評価、見解を述べる際に使われます。特に「How do you think of...?」の形で相手の意見や感想を尋ねる質問によく用いられます。ポジティブな意見、ネガティブな意見、どちらの場合でも使用可能ですが、単に「〜についてどう思うか」と尋ねるニュートラルなトーンが多いです。個人的な感想から専門的な評価まで、幅広く適用できます。
例文
What do you think of the new coffee shop?
あの新しい喫茶店、どう思う?
I don't think much of his new album.
彼の新しいアルバムはあまり良いと思わないな。
She thinks highly of your work.
彼女はあなたの仕事を高く評価しています。
He thinks of himself as a great artist.
彼は自分のことを偉大な芸術家だと思っています。
How do you think of our proposal?
弊社の提案についてどう思われますか?
We think of him as a valuable asset to the company.
私たちは彼を会社にとって貴重な財産だと考えています。
The critics generally thought well of the film.
批評家たちは概ねその映画を高く評価していました。
類似表現との違い
「think of」はアイデアが「ぱっと浮かぶ」「〜を思い出す」「〜について意見を持つ」というニュアンスが強いのに対し、「think about」は「〜についてじっくり考える」「検討する」「熟考する」という、より継続的な思考プロセスを指します。
「think about」に似ていますが、「consider」はよりフォーマルで、真剣に物事を検討したり、可能性を考慮したりする際に使われます。ビジネスや公式な場面でよく用いられ、より慎重なニュアンスがあります。
新しいアイデアや解決策などを「思いつく」「考え出す」という点で「think of」と共通しますが、「come up with」は「創造的に何かを生み出す」というニュアンスがより強調されます。「think of」は単に心に浮かぶだけでも使えますが、「come up with」はより積極的な発想を伴います。
よくある間違い
「〜を思いつく」「〜について考える」という意味では前置詞は 'of' を使います。'for' は「〜のために」という意味になり、文脈が異なります。
「〜についてどう思うか」と意見を尋ねる場合は 'think of' がより一般的で自然です。'think about' は「彼女について考えを巡らせる」という継続的な意味合いが強くなります。
学習のコツ
- 💡「think of + 名詞/動名詞」の形で使うことが多いです。
- 💡「How do you think of...?」は相手の意見や感想を尋ねる際に非常に便利な表現です。
- 💡アイデア出しや何かを思い出せない時に「I can't think of...」という形で頻繁に使われます。
- 💡動詞 'think' に強勢を置き、'of' は弱く発音することで、より自然な英語に聞こえます。
対話例
新しいプロジェクトのアイデア出し
A:
We need some fresh ideas for the new project. Can anyone think of anything?
新しいプロジェクトのために何か新鮮なアイデアが必要ですね。何か思いつく人いますか?
B:
I just thought of a potential concept that might work. It's a bit unconventional.
ちょうど、うまくいきそうなコンセプトを思いつきました。少し型破りですが。
友人との週末の計画
A:
What do you think of going to the beach this Saturday?
今週の土曜日にビーチに行くのはどう?
B:
That's a great idea! I can't think of a better way to spend the weekend.
それは素晴らしいアイデアだね!週末を過ごすのにこれ以上良い方法はないよ。
新入社員の評価について
A:
What do you think of our new intern, Ken?
新しいインターンのケンさんについてどう思われますか?
B:
I think highly of him. He's very proactive and picks things up quickly.
私は彼を高く評価しています。彼はとても積極的で、物覚えも早いです。
Memorizeアプリで効率的に学習
think of を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。