根深い恨み、悪意、憎しみ、敵意
/ˈræŋkər/
RAN-cor
💡 第一音節の「RAN」を強く発音します。「R」の音は舌を巻かずに引くように意識し、日本語の「ラン」とは異なる発音です。最後の「cor」はアメリカ英語では曖昧母音の/ər/となり、口をあまり開けずに「ア」と「ル」の中間のような音になります。
Such rancor is unhealthy.
そのような恨みは不健全です。
Forget any old rancor.
古い恨みは忘れてください。
Don't hold such rancor.
そのような恨みを抱かないで。
Avoid rancor in discussions.
議論では悪意を避けてください。
He spoke without rancor.
彼は恨みなく話しました。
Their rancor intensified daily.
彼らの敵意は日々強まった。
His rancor remained strong.
彼の根深い恨みは強かった。
No rancor existed between them.
彼らの間に恨みはなかった。
She felt deep rancor.
彼女は深い悪意を感じた。
The dispute caused much rancor.
その争いは大きな恨みを生んだ。
rancorは一時的な不満や小さな問題に対する感情ではなく、根深く長期間にわたる憎しみや悪意を指します。日常のささいなことには使いません。
hatredは「憎しみ」という強い感情全般を指しますが、rancorは特に、長期間にわたって心の中でくすぶり続ける、根深い恨みや悪意を強調します。rancorの方がより持続的で陰湿なニュアンスを含みます。
bitternessは「苦さ、苦痛、恨み」といった意味で、個人的な失望や不公平感からくる感情も指します。rancorはより具体的で、明確な敵意や悪意が伴う根深い憎しみを表し、bitternessよりも強い感情を意味します。
resentmentは不公平や不当な扱いに対する「憤り、憤慨」といった感情を指します。rancorも同様に恨みを表しますが、resentmentよりもさらに感情が深く、長期間にわたって続き、悪意や敵意を伴う点が異なります。
📚 ラテン語の「rancere」(悪臭を放つ、腐る)に由来し、中世フランス語を経て英語に入りました。元々は腐った食物の悪臭を表す言葉でしたが、時が経つにつれて、心の中に長くくすぶる「腐敗した」感情、つまり根深い恨みや悪意を指すようになりました。
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