意味
険しい、断崖絶壁のような;急激な、急勾配な
性急な、軽率な、無謀な
発音
/prɪˈsɪpɪtəs/
preCIPitous
💡 「pre」は軽く「プリィ」と、中心の「cip」を「シィッ」と強く発音します。最後の「-tous」は「タス」や「ティス」ではなく、曖昧な「トゥス」または「タス」に近く発音すると自然です。舌を上顎に近づけて息を流すような「シ」の音を意識しましょう。
例文
The path became precipitous quickly.
道は急速に険しくなりました。
It was a precipitous mountain climb.
それは険しい山登りでした。
We stood at the precipitous edge.
私たちは断崖絶壁の端に立っていました。
Her reaction was quite precipitous.
彼女の反応はかなり性急でした。
He took a precipitous departure.
彼は性急に出発しました。
Avoid precipitous business decisions.
性急なビジネス決定は避けてください。
Such a precipitous act is risky.
そのような性急な行動は危険です。
The market made a precipitous fall.
市場は急激な下落を見せました。
A precipitous cliff loomed ahead.
険しい崖が前方にそびえていました。
They observed a precipitous decline.
彼らは急激な下落を観察しました。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝「precipitous」は主に、崖や坂などの地形、または変化の度合い(fall, decline, dropなど)を修飾する形容詞として使われます。
- 📝人の性格や行動を直接「precipitous」と表現することは稀で、その行動の結果や性質を「precipitous decision/action」のように使います。
使用情報
よくある間違い
「precipitous」は形容詞なので、名詞を修飾する形で使います。「to act」は動詞句であり、直接修飾できません。この文脈では「precipitous decision(性急な決定)」のように名詞を続けるのが自然です。
類似スペル単語との違い
「precipitous」は主に「険しい、急勾配の、性急な」といった状態や性質を表す形容詞です。一方、「precipitate」は動詞で「〜を早める、引き起こす」、形容詞で「性急な、無謀な」、名詞で「沈殿物、性急な行動」と、複数の品詞を持ちます。特に「性急な」という文脈では、「precipitate decision/action」のように行動そのものに焦点を当てる場合に「precipitate」が使われることが多いです。「precipitous」は、急峻な地形や急激な変化の度合いを強調する際に選ばれます。
「steep」も「険しい、急勾配の」という意味で「precipitous」と似ていますが、「precipitous」は「危険なほどに非常に急な」というニュアンスが強く、より劇的で強調された表現です。「steep」は一般的な急勾配を表すのに対し、「precipitous」は文字通り「落ちてしまいそうな」という切迫感を含みます。また、「性急な」という意味は「precipitous」に特有です。
派生語
語源
📚 ラテン語の「praecipitare」(頭から落ちる、投げ落とす)が語源です。そこから「非常に急な、急勾配の」という意味や、「性急な、無謀な」という、まるで頭から転げ落ちるようなイメージの行動や決定を表すようになりました。
学習のコツ
- 💡「precipitous cliff(断崖絶壁)」や「precipitous decline(急激な下落)」のように、よく使われる名詞との組み合わせで覚えると良いでしょう。
- 💡「性急な」という意味では、否定的な文脈や結果を暗示する場合に多く用いられます。
- 💡語源の「頭から落ちる」というイメージを持つと、「険しさ」や「急激さ、無謀さ」のニュアンスが理解しやすくなります。
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