意味
どうぞ、お願いします、どうか(丁寧な依頼・許可・感謝などを表す)
〜を喜ばせる、〜を満足させる;〜の好みに合う
発音
/pliːz/
PLEASE
💡 「プリーズ」とカタカナで発音しがちですが、「p」は唇をしっかり閉じて破裂させ、「l」は舌先を上あごの歯茎の裏に軽くつけて「ル」のような音を出します。「ea」は「イー」と長めに発音し、最後の「se」は濁った「ズ」の音になるように意識すると、より自然な英語の発音になります。
例文
Please come in.
どうぞ、お入りください。
Can I have water, please?
お水いただけますか?
Please sit down.
どうぞ座ってください。
Help me, please.
助けてください。
Yes, please.
はい、お願いします。
Close the door, please.
ドアを閉めてください。
You really please me.
あなたは本当に私を喜ばせる。
Please send the report.
レポートをお送りください。
Confirm the details, please.
詳細をご確認ください。
Please accept our apology.
どうか私たちのお詫びをお受けください。
変形一覧
文法的注意点
- 📝`please`は命令文や依頼文で、動詞の原形の前に置くか、文末に置くことで丁寧なニュアンスを加えます。文末に置く方が一般的です。
- 📝動詞の `please` は他動詞で、「〜を喜ばせる」という意味を持ちます。受動態の `be pleased with/at/by 〜` は「〜に喜んでいる/満足している」という意味になります。
- 📝`Yes, please.` は「はい、お願いします/いただきます」という意味で、飲食物やサービスを勧められた際の肯定的な返答として使われます。
使用情報
よくある間違い
`please`は文頭に置くこともできますが、一般的には文末に置くことでより自然で丁寧な印象になります。文頭に置く場合は、少し強い要求のニュアンスになることもあります。
「喜んでいる」という感情を表す場合は受動態の `be pleased with` を使います。能動態の `please` は「〜を喜ばせる」という意味になり、「私がそのサービスを喜ばせた」という意味になってしまいます。
派生語
語源
📚 ラテン語の「placere(喜ばせる、満足させる、好みに合う)」に由来し、古フランス語の「pleisir」を経て英語に入りました。もともとは「(人の)好みに合う」という意味合いが強く、そこから現在の「どうぞ」や「〜を喜ばせる」といった意味が派生しています。
学習のコツ
- 💡「どうぞ」の意味で使う場合は、文頭でも文末でも使えますが、文末の方がより一般的で自然な響きがあります。
- 💡動詞として「〜を喜ばせる」の意味で使う場合、感情を表す形容詞 `pleased`(喜んで、満足して)の形でよく使われます。例:`I'm pleased to meet you.`
- 💡質問形式で「Yes, please.」(はい、お願いします)や「No, thank you.」(いいえ、結構です)のように、簡潔な返答で頻繁に用いられます。
- 💡`if you please`は「もしよろしければ」という意味で、丁寧な依頼や許可を表しますが、やや古風またはフォーマルな響きがあります。
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