place of asylum
発音
/pleɪs əv əˈsaɪləm/
PLACE əv əSYLUM
💡 「place」は「プレイス」、「asylum」は「アサイラム」と発音します。「of」は弱く「アヴ」のように短く発音しましょう。「asylum」の「sy」に一番強いアクセントが来ます。
使用情報
構成単語
意味
危険から逃れ、安全と保護を求めることができる場所。特に、政治的迫害や戦争などから逃れた人々が法的な保護を求めて滞在する亡命先、避難場所。
"A country or location where one can seek safety and legal protection from political persecution, war, or other dangers, often in the context of international law and human rights."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に政治的迫害、戦争、紛争などによって自国での安全が脅かされた人々が、他国で保護や亡命を求める際に使われる非常にフォーマルで専門的な表現です。単なる一時的な避難場所というよりは、法的な手続きや国際的な権利に基づいた保護を伴う場所というニュアンスが強いです。個人的な「隠れ家」や「逃げ場所」といったカジュアルな文脈では使用されません。ニュース報道、国際機関の文書、学術論文、法律分野などで頻繁に目にします。
例文
The war refugees desperately sought a place of asylum in the neighboring country.
戦争難民たちは、隣国に必死に避難場所を求めました。
The diplomat was granted a place of asylum after facing severe political persecution in his homeland.
その外交官は、母国で厳しい政治的迫害に直面した後、亡命を認められました。
International law outlines the responsibilities of states to provide a place of asylum for those in need.
国際法は、困窮している人々に亡命先を提供する国家の責任を明記しています。
Finding a safe place of asylum is the top priority for many asylum seekers.
安全な亡命先を見つけることが、多くの亡命希望者にとって最優先事項です。
Historically, certain religious institutions often served as a place of asylum for fugitives.
歴史的に、特定の宗教施設は逃亡者の避難場所として機能することがよくありました。
The country has a policy of offering a place of asylum to victims of human trafficking.
その国は、人身売買の被害者に避難場所を提供する方針を持っています。
Humanitarian organizations work to ensure access to a place of asylum for displaced populations.
人道支援組織は、避難民が亡命先にアクセスできるよう尽力しています。
The debate over who should be granted a place of asylum is ongoing in many nations.
誰に亡命が認められるべきかという議論は、多くの国で続いています。
They transformed an abandoned school into a temporary place of asylum for families fleeing violence.
彼らは、暴力から逃れてきた家族のために、廃校になった学校を一時的な避難場所へと作り変えました。
類似表現との違い
「safe haven」は、物理的な安全性だけでなく、精神的な安心感も含む、より広範な意味での安全な場所を指します。犯罪者の逃亡先や、金融用語で安全資産という意味でも使われることがあります。「place of asylum」が法的な保護を伴う亡命先という限定的な意味合いが強いのに対し、「safe haven」はより一般的な安全な場所、隠れ家といったニュアンスです。
「refuge」は「避難」という行為や「避難所」全般を指し、「place of refuge」も同様に避難場所を意味します。しかし、「place of asylum」が政治的・法的な「亡命」の意味合いを強く持つ一方で、「place of refuge」は自然災害や戦争など、より広範な理由による避難場所を指すことが多く、必ずしも法的な亡命申請を伴うとは限りません。
「sanctuary」は、もともと「聖域」という意味で、宗教的な保護区や、野生生物の保護区を指すことが多いです。また、危険から逃れてきた人々を保護する場所という意味もありますが、「place of asylum」のような国際法上の「亡命」というよりは、宗教的、倫理的な観点からの保護や、一般的な安全な場所というニュアンスが強いです。
よくある間違い
「〜のための場所」という意味で'for'を使いたくなるかもしれませんが、「asylum」は「保護」「避難」という意味の名詞であり、「〜の場所」という所有格的な意味合いで'of'が適切です。英語では、名詞と名詞を組み合わせる際に'of'を用いることがよくあります。
学習のコツ
- 💡「place of asylum」は、難民、亡命、国際人道法といった深刻なテーマを扱う際に頻繁に登場します。
- 💡ニュース記事、政府の報告書、国際機関の文書などでこの表現に触れる機会が多いので、多読を通じて文脈を掴みましょう。
- 💡関連語句として「asylum seeker (亡命希望者)」、「seek asylum (亡命を求める)」、「grant asylum (亡命を認める)」などを一緒に覚えると、理解が深まります。
対話例
国際情勢に関するニュース番組での討論
A:
The ongoing conflict has led to a massive displacement of people. Many are desperately seeking a place of asylum.
現在進行中の紛争により、多数の人々が避難を余儀なくされています。多くの人が必死に亡命先を求めています。
B:
Indeed. It's a humanitarian crisis, and the international community has a responsibility to facilitate access to safe places of asylum.
全くその通りです。人道危機であり、国際社会は安全な亡命先へのアクセスを容易にする責任があります。
人権に関する学術会議での質疑応答
A:
My question concerns the legal framework for individuals seeking a place of asylum. How effective are current international laws?
私の質問は、亡命先を求める個人の法的枠組みに関するものです。現在の国際法はどれほど効果的でしょうか?
B:
That's a critical point. While the principles are sound, implementation varies greatly among nations, affecting the accessibility and safety of a place of asylum.
それは重要な点です。原則は適切ですが、実行は各国によって大きく異なり、亡命先のアクセスと安全性に影響を与えています。
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