意味
動詞
(他人の欲望や弱みに)迎合した、おもねった、都合の良いように振る舞った、(悪習や低俗な要求などを)助長した、斡旋した
発音
/pæˈndərd/
PANdered
💡 「パンダード」のように聞こえるかもしれませんが、最初の「パ」は口を大きく開ける「 æ 」の音です。後半の「ダー」は、舌を歯茎の裏に軽く触れさせて発音するRの音で、日本語の「ダ」とは異なります。最後の「d」は軽く発音し、ほとんど聞こえないくらいで大丈夫です。強勢は最初の音節にあります。
例文
He pandered to their base desires.
彼は彼らの低俗な欲望に迎合しました。
They pandered to popular opinion.
彼らは世論におもねりました。
She pandered to his fragile ego.
彼女は彼の壊れやすい自尊心におもねました。
The media pandered to the crowd.
メディアは群衆に迎合しました。
He pandered to cheap sensationalism.
彼は安っぽい扇情主義に迎合しました。
The press pandered to public fear.
マスコミは人々の恐怖に迎合しました。
The politician pandered for votes.
その政治家は票のために迎合しました。
The leader pandered to his base.
リーダーは支持層に迎合しました。
It pandered to their worst instincts.
それは彼らの最悪の本能を助長しました。
The film pandered to violent tastes.
その映画は暴力的な趣味を助長しました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝自動詞として使われることが多く、「pandered to + 目的語」の形を取ります。
- 📝否定的な意味合いで使われる動詞であり、通常、主体が相手の不健全な要求や低俗な欲求に「迎合した」という批判的な文脈で用いられます。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス政治学術社会批評ジャーナリズム倫理議論
類似スペル単語との違い
派生語
語源
由来:中英語、古フランス語
語根:
Pandarus (トロイラスとクリセイデの物語の恋の仲介者)pandour (売春の仲介人)
📚 「pander」は、ギリシャ神話の物語「トロイラスとクリセイデ」に登場する人物「パンダロス（Pandarus）」に由来します。彼は二人の恋の仲介役を務めたため、この名前が「他人の欲望を煽る、斡旋する」という意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「迎合する」「おもねる」といった、批判的なニュアンスを持つ単語であることを理解しましょう。
- 💡通常「pandered to + 名詞」の形で使われることが多いです。
- 💡他人の低俗な欲望や弱みにつけこむような文脈で用いられます。
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