more thorough
発音
/mɔːr ˈθʌrəʊ/
more THO-rough
💡 「more」は「モア」と伸ばし気味に発音します。「thorough」の「th」は、舌先を軽く上下の歯で挟んで摩擦させる音です(スッではなく『スィ』のような音)。最後の「-ough」は「ロウ」と発音します(アメリカ英語)。
使用情報
構成単語
意味
より徹底的な、より入念な、より詳細な
"More complete, careful, or detailed; examining all aspects of something with great attention."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行動や調査、分析などが、現状よりもさらに細部にわたって、または広範囲にわたって行われる必要があることを示唆します。単に「もっと詳しく」というよりも、抜け漏れなく、根本から深く掘り下げて行うべきだというニュアンスを含みます。ビジネスシーンや学術的な文脈でよく用いられますが、日常会話でも「もっとちゃんと確認してほしい」といった意味合いで使うことができます。丁寧さやプロフェッショナリズムを表現する際に有効です。
例文
We need to conduct a more thorough investigation into the matter.
その件について、より徹底的な調査を行う必要があります。
Please provide a more thorough explanation of your proposal.
提案について、もっと詳細な説明をお願いします。
I'd like a more thorough review of these documents before we sign.
署名する前に、これらの書類をより入念に確認したいです。
The doctor performed a more thorough examination this time.
医師は今回、より詳細な診察を行いました。
If you want better results, you'll have to be more thorough with your preparations.
より良い結果を出したければ、準備をもっと徹底する必要がありますよ。
The cleanup crew was asked to be more thorough in the stadium.
清掃員たちは、スタジアムの清掃をより徹底するよう求められました。
Her research requires a more thorough analysis of the data.
彼女の研究には、データのより徹底的な分析が必要です。
Could you give me a more thorough description of the issue?
その問題について、もう少し詳しく説明していただけますか?
To prevent future errors, we implemented a more thorough checking process.
将来的なミスを防ぐため、私たちはより徹底したチェックプロセスを導入しました。
The report needs to be more thorough to convince the stakeholders.
ステークホルダーを納得させるには、レポートがもっと徹底的である必要があります。
We need to be more thorough in our security checks.
警備チェックをより徹底する必要があります。
The professor encouraged students to conduct more thorough literature reviews.
教授は生徒たちに、より徹底的な文献調査を行うよう促しました。
類似表現との違い
「more detailed」は情報量や細部の記述に焦点を当てますが、「more thorough」は細部に加えて、完全性や抜け漏れのなさを重視します。例えば、「more detailed report」は情報が多いレポート、「more thorough report」は細部まで網羅された、より深く掘り下げられたレポートを意味します。
「more comprehensive」は対象範囲の広さや網羅性を強調します。一方、「more thorough」は深さや綿密さ、細部への注意を強調します。「more comprehensive plan」は幅広い要素を含む計画、「more thorough plan」は各要素が細かく検討された計画を指します。
「more in-depth」は物事を深く掘り下げて分析・理解することに特化しています。「more thorough」も深さを伴いますが、それに加えて全体的な完成度や徹底的な実行を意味することがあります。「in-depth analysis」は深い分析、「thorough analysis」は深くかつ広範囲にわたる徹底的な分析というニュアンスです。
「more exhaustive」は「考えられるすべての項目を調べ尽くす」という、徹底性の度合いが「more thorough」よりもさらに強い表現です。しばしば非常に時間や労力を要することを暗示します。専門的、学術的な文脈で使われることが多いです。
「more careful」は行動や判断における注意深さ、慎重さに焦点を当てます。一方、「more thorough」は行動の結果としての完全性や詳細さに重点を置きます。「more careful check」は注意して行う確認、「more thorough check」は細部まで抜け目なく行う確認です。
学習のコツ
- 💡「thorough」は単独で「徹底的な」「入念な」という意味を持つ形容詞です。その比較級として「more thorough」を使います。
- 💡調査、分析、計画、説明など、詳細さや完全性が求められる文脈で頻繁に使われます。
- 💡「thoroughly」(徹底的に、入念に)という副詞形も覚えておくと、動詞を修飾する際に便利です。
対話例
チーム会議でのプロジェクト進捗報告
A:
Our initial market research results are in, but I feel something is missing.
初期の市場調査結果が出ましたが、何かが足りない気がします。
B:
I agree. We need to conduct a more thorough analysis of competitor strategies.
私も同感です。競合他社の戦略について、より徹底的な分析を行う必要がありますね。
友人が宿題のチェックを手伝ってほしいと頼んでいる
A:
Could you just glance over my essay for any obvious mistakes?
エッセイに明らかな間違いがないか、ざっと目を通してくれる?
B:
Sure, but if you want to get a good grade, I think we need to be more thorough with the proofreading.
もちろん。でも、良い成績を取りたいなら、校正をもっと徹底的にやるべきだと思うよ。
Memorizeアプリで効率的に学習
more thorough を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。