more comprehensive
発音
/mɔːr ˌkɑːmprɪˈhɛnsɪv/
more com-pre-HEN-sive
💡 「comprehensive」は、カタカナで「コンプリヘンシブ」と表記されることがありますが、アクセントは「-hen-」の部分に置かれます。「モア・カムプリヘェンスィヴ」のように、リズミカルに発音すると自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
ある事柄やテーマについて、より多くの側面や詳細、情報を網羅しており、その範囲が広範であることを示す。
"Covering a wider or greater range of aspects, details, or information on a particular subject or topic, making it more complete, extensive, and thorough."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、以前のものや他のものと比較して、提供される情報、計画、分析などが「より広範囲にわたっている」「より多くの要素を含んでいる」「より抜け目なく網羅されている」ことを強調する際に使われます。主にビジネス、学術、公式な報告書などのフォーマルな文脈で用いられ、信頼性や専門性の高さをアピールしたい時に非常に効果的です。話し言葉で使われることもありますが、その場合もフォーマルな議論や説明の場に限られます。ネイティブは、深掘りされた、多くの側面を考慮した情報や計画に対してこの表現を使い、その内容の充実度を評価するニュアンスを含みます。
例文
The new market analysis provides a more comprehensive view of consumer behavior.
新しい市場分析は、消費者の行動についてより包括的な見解を提供します。
We need to develop a more comprehensive strategy to address the growing competition.
増大する競争に対処するため、より包括的な戦略を策定する必要があります。
Her report was much more comprehensive than I expected, covering every angle.
彼女の報告書は予想よりもずっと包括的で、あらゆる側面を網羅していました。
The company aims to offer a more comprehensive range of services to its clients.
その会社は、顧客により幅広いサービスを提供することを目指しています。
To fully understand the issue, a more comprehensive study is required.
この問題を完全に理解するためには、より包括的な調査が必要です。
The research team proposes a more comprehensive approach to climate change mitigation.
研究チームは、気候変動緩和に対しより包括的なアプローチを提案しています。
The new legislation is designed to provide more comprehensive protection for consumer rights.
新しい法律は、消費者の権利により包括的な保護を提供するために設計されています。
The university announced a more comprehensive curriculum update for all science programs.
その大学は、全ての科学プログラムにおいてより包括的なカリキュラムの更新を発表しました。
Our goal is to provide more comprehensive support for students with special needs.
私たちの目標は、特別な支援を必要とする学生に対してより包括的なサポートを提供することです。
This revised edition offers a more comprehensive guide to software development.
この改訂版は、ソフトウェア開発に関するより包括的なガイドを提供しています。
類似表現との違い
「more detailed」は「より詳細な」という意味で、個々の情報や要素の粒度が細かいことを強調します。一方、「more comprehensive」は「より広範囲な」という網羅性や全体像のカバー率の高さに焦点を当てます。例えば、報告書全体をカバーしているのが「comprehensive」、その中の特定のデータが細かいのが「detailed」といった使い分けになります。
「more extensive」は「より広範囲な」「より大規模な」という意味で、主に物理的な範囲や規模の大きさを強調する傾向があります。「more comprehensive」は、内容の網羅性や包含する情報の深さに重点を置きます。例えば、土地の広さなら「extensive」、内容の充実度なら「comprehensive」がより適切です。
「more thorough」は「より徹底的な」「より入念な」という意味で、作業や調査の丁寧さ、手抜かりのなさを強調します。「more comprehensive」が「範囲の広さ」を指すのに対し、「thorough」は「深さ」や「質」に焦点を当てます。包括的であることは徹底的であることにつながりますが、ニュアンスが異なります。
「more complete」は「より完全な」「欠けている部分がない」という意味で、完璧さや不足がない状態を強調します。「more comprehensive」と意味が重なる部分が多いですが、「complete」は「全てが揃っている」というニュアンスが強く、「comprehensive」は「多くの側面をカバーしている」という網羅性を強調します。
よくある間違い
「comprehensive」のスペルは「-hensive」であり、「-hansive」ではありません。特に書き言葉で間違えやすいので注意しましょう。
比較対象がない状況で「most comprehensive」と最上級を使うと不自然に聞こえることがあります。単に「とても包括的だ」と言いたい場合は「very comprehensive」を、何かと比較して「最も包括的だ」と言いたい場合は「the most comprehensive」を使うのが適切です。今回扱う「more comprehensive」は比較級なので、暗黙の比較対象がある文脈で使われます。
「more comprehensive」はややフォーマルで堅い表現です。友人とのカジュアルな日常会話で使うと不自然で、大げさな印象を与えてしまいます。このような場合は「very detailed (とても詳しい)」や「full explanation (詳しい説明)」など、より自然な表現を選びましょう。
学習のコツ
- 💡報告書や論文、ビジネス提案書など、フォーマルな文書で内容の充実度や網羅性を強調したい時に積極的に活用しましょう。
- 💡類似表現である「detailed(詳細な)」や「thorough(徹底的な)」との違いを理解し、文脈に応じて適切な単語を使い分けることで、より正確なニュアンスを伝えられます。
- 💡「comprehensive」は発音が少し難しい単語ですが、アクセントの位置(com-pre-HEN-sive)を意識して繰り返し練習することで、自然に発音できるようになります。
- 💡「more comprehensive review」「more comprehensive analysis」「more comprehensive plan」など、後ろに来る名詞とセットで覚えると記憶に定着しやすくなります。
対話例
ビジネスミーティングで、新しいプロジェクト提案について議論している場面。
A:
Our current proposal outlines the key features. Do you think it's sufficient?
現在の提案書には主要な機能が概説されています。これで十分だと思いますか?
B:
It's a good start, but I believe we need a more comprehensive plan, especially regarding potential risks and mitigation strategies.
良い出発点ですが、特に潜在的なリスクと緩和戦略に関して、より包括的な計画が必要だと思います。
大学で、学生が教授から論文のフィードバックを受けている場面。
A:
Your essay is well-written, but I'd like you to include a more comprehensive literature review next time.
あなたのエッセイはよく書けていますが、次回はより包括的な先行研究レビューを含めてほしいです。
B:
Understood. I'll make sure to cover a wider range of sources and perspectives.
承知いたしました。より広範な情報源と視点を網羅するようにします。
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