more acerbic
発音
/mɔːr əˈsɜːrbɪk/
more aCERbic
💡 「more」は短く、後ろの「acerbic」の「CER」の部分に強いアクセントを置きます。「acerbic」の最初の「a」は、曖昧母音の「ア」と発音します。
使用情報
構成単語
意味
以前よりも、あるいは他のものよりも、より辛辣な、より手厳しい、またはより批判的な調子や態度であること。
"More harsh, critical, or sarcastic in tone or manner than previously or compared to something else."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に言葉遣い、コメント、態度などが「より辛辣である」「より痛烈である」と感じられる状況で使用されます。元々「acerbic」は「酸っぱい、苦い」という意味のラテン語に由来しており、そこから転じて、言葉がまるで酸のように刺激的で、痛烈に感じられる様子を表現します。単に「厳しい」だけでなく、皮肉や批判、不満が込められた、鋭く攻撃的なニュアンスを含みます。 フォーマル度はやや高く、洗練された語彙と認識されます。日常会話で頻繁に使う表現ではありませんが、文学批評、ジャーナリズム、政治分析、ビジネスの議論など、知的で批判的な文脈でよく用いられます。直接相手に対して使うと、非常に攻撃的で無礼に聞こえる可能性があるため、使用する際は注意が必要です。第三者のコメントや文章の性質を評価する際に適しています。
例文
His review of the film became even more acerbic after he learned about the director's controversies.
監督のスキャンダルを知ってから、彼の映画レビューはさらに辛辣になった。
The critic's latest article was notably more acerbic than his previous ones.
その評論家の最新の記事は、以前のものより著しく辛辣だった。
As the debate progressed, the politician's remarks grew more acerbic, targeting his opponent's past record.
討論が進むにつれて、その政治家の発言は、対立候補の過去の実績を狙い、より手厳しくなった。
Her response to the unfair criticism was expected to be more acerbic than usual.
不公平な批判に対する彼女の返答は、普段よりも辛辣なものになると予想された。
The newspaper's editorial adopted a more acerbic tone towards the government's new policy.
その新聞の社説は、政府の新しい政策に対してより痛烈な論調を採った。
He found her humor to be more acerbic than witty, often making others uncomfortable.
彼の目には、彼女のユーモアは機知に富んでいるというよりも辛辣で、しばしば他人を不快にさせているように映った。
Their comments in the meeting became more acerbic as tensions rose.
緊張が高まるにつれ、会議での彼らのコメントはより厳しくなった。
She preferred writers whose prose was insightful but not overly acerbic; this book, however, was more acerbic.
彼女は洞察力があるが過度に辛辣ではない散文の作家を好んだが、この本はより辛辣だった。
The discussion became more acerbic when they touched upon sensitive political issues.
彼らがデリケートな政治問題に触れたとき、議論はより厳しくなった。
If you want your criticism to be taken constructively, avoid sounding more acerbic than necessary.
建設的に批判を受け入れてもらいたいなら、必要以上に辛辣な響きを持たせないようにしてください。
類似表現との違い
「biting」も「痛烈な、手厳しい」という意味で「acerbic」と非常に似ていますが、より口語的で物理的に「噛みつくような」鋭さや刺激を連想させることがあります。感情的な鋭さを表現する際に使われます。「acerbic」の方がやや知的で洗練された印象を与えます。
「sarcastic」は「皮肉な」という意味に特化しています。「acerbic」も皮肉を含むことがありますが、「sarcastic」は意図的に相手を嘲笑ったり、批判したりする目的で使われる、ねじれたユーモアや言葉遣いを指します。「acerbic」はより広い意味で「辛辣な」調子や態度全般を指します。
「trenchant」は「鋭い、的確な、痛烈な」という意味で、「acerbic」と同様に知的で鋭い批判を指します。しかし、「trenchant」は批判が「的確で洞察力がある」というポジティブなニュアンスを含むことがあり、単に辛辣なだけでなく、本質を突いているという評価を伴う場合があります。「acerbic」は批判の「辛さ」により焦点が当たります。
「harsh」は「厳しい、容赦ない」という意味で、最も一般的で広範な「厳しさ」を表します。感情的、物理的、環境的な厳しさにも使えます。「acerbic」は「harsh」の中でも特に言葉遣いやトーンが「酸っぱく、痛烈に、辛辣に」感じられる、より限定的で具体的なニュアンスを持ちます。
よくある間違い
「than」を使って比較する際は、形容詞の前に比較級を作る「more」が必要です。「acerbic」は3音節以上の形容詞なので、「-er」を付けて比較級にすることはできません。
「acerbic」は形容詞であり、動詞を修飾するには副詞形「acerbically」にする必要があります。この文では「より辛辣に」と副詞を比較級にするため「more acerbically」が正しい形です。
学習のコツ
- 💡「acerbic」の語源がラテン語の「acerbus(酸っぱい、苦い)」であることを知ると、「辛辣な」という比喩的な意味が理解しやすくなります。
- 💡主に人や物の「言葉遣い、批評、態度」が以前よりも辛辣になったことを表現する際に使われます。
- 💡フォーマルな文脈や書き言葉で多く用いられるため、ビジネス文書や学術的な文章で効果的に活用できます。
対話例
アート展のレビューについて議論している場面
A:
Did you read the review of the new art exhibition?
新しい美術展のレビュー、読みましたか?
B:
Yes, I did. I found the critic's comments on the abstract pieces to be even more acerbic than usual.
はい、読みました。抽象作品に対する評論家のコメントは、いつもよりもさらに辛辣だと感じました。
ビジネス会議で、ある提案へのフィードバックについて話している場面
A:
The initial feedback on the marketing proposal was quite direct, but the follow-up comments from the CEO seemed more acerbic.
マーケティング提案への最初のフィードバックはかなり直接的でしたが、CEOからの追加コメントはより手厳しく感じられました。
B:
I agree. It sounds like he has deeper concerns than just the surface-level issues.
同感です。表面的な問題だけでなく、より深い懸念を抱いているようです。
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