acerbic wit
発音
/əˈsɜːrbɪk wɪt/
əˈSƎR bɪk WɪT
💡 「エイサービック」は「sɜːr」の部分を強く、舌を巻くRの音に注意しましょう。「ウィット」は短く軽く発音します。
使用情報
構成単語
意味
辛辣で鋭いユーモア、あるいは皮肉で批判的な知性。
"A form of humor or intelligence that is sharp, biting, and often sarcastic or critical in nature."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある人物が持つユーモアや知性が非常に鋭く、しばしば皮肉や批判を伴う様子を表現する際に使われます。単なる面白い冗談ではなく、その言葉が的を射ていて、聞く人によっては少々手厳しい、あるいは攻撃的と感じる可能性があります。文学作品の登場人物の描写、批評家のコメント、あるいは政治的な議論など、知的な深みや洞察が求められる場面で用いられることが多いです。フォーマル度は比較的高く、洗練された表現とされます。ネイティブは、この表現を使うことで、その人物の知性を認めつつも、その言葉の厳しさや鋭さにも言及していると感じます。
例文
His acerbic wit made him a formidable debater.
彼の辛辣な機知は、彼を手ごわい討論者にしました。
She's known for her acerbic wit, always having a sharp comeback.
彼女は辛辣な機知で知られており、いつも鋭い切り返しをします。
The critic's acerbic wit was both praised and feared in the art world.
その批評家の辛辣な知性は、芸術界で賞賛され、同時に恐れられていました。
Despite his acerbic wit, he was a kind and generous person at heart.
辛辣な知性の持ち主ではありましたが、彼は心の底では優しく寛大な人でした。
The comedian's acerbic wit often landed him in hot water, but his fans loved it.
そのコメディアンの辛辣なユーモアはしばしば彼を窮地に陥れましたが、ファンはそれを愛していました。
Her novels are filled with acerbic wit and astute social commentary.
彼女の小説は、辛辣な知性と鋭い社会批評に満ちています。
He used his acerbic wit to expose the hypocrisy of the politicians.
彼は辛辣な機知を駆使して政治家たちの偽善を暴きました。
The play was a masterpiece of acerbic wit and dark humor.
その劇は、辛辣な機知とブラックユーモアの傑作でした。
I appreciate his acerbic wit, though sometimes it stings a little.
彼の辛辣な機知には感謝していますが、時には少し痛烈に感じます。
A good interviewer needs a keen mind and sometimes an acerbic wit.
優れたインタビュアーには、鋭い頭脳と時には辛辣な機知が必要です。
類似表現との違い
「acerbic wit」が「辛辣さ」や「批判的」な側面を強調するのに対し、「sharp wit」は単に「鋭い」「賢い」知性やユーモアを意味します。攻撃的なニュアンスは「acerbic wit」ほど強くありません。
「dry wit」は、顔色を変えずに真顔で語られる、控えめで皮肉なユーモアを指します。「acerbic wit」のような攻撃性や手厳しさよりも、静かな皮肉やユーモラスな観察眼が特徴です。
「quick wit」は、素早く機転の利く知性や、即座に気の利いた返答をする能力を指します。「acerbic wit」がユーモアの質や内容に焦点を当てるのに対し、「quick wit」はその反応の速さに重点を置きます。
「biting sarcasm」は「痛烈な皮肉」を意味し、「acerbic wit」に含まれる皮肉の要素と非常に似ています。しかし、「acerbic wit」がより広範な「知性」や「ユーモアのスタイル」全体を指すのに対し、「biting sarcasm」は具体的な「皮肉」という行為に特化しています。
学習のコツ
- 💡「acerbic」という単語は元々「酸っぱい」という意味があり、そこから転じて「辛辣な」という意味を持つことを知っておくと、このフレーズのニュアンスを理解しやすくなります。
- 💡「wit」は単なる「知性」だけでなく、「機知に富んだユーモア」や「気の利いた言葉」という意味で使われることが多いです。
- 💡このフレーズは褒め言葉として使われることもありますが、「そのユーモアが時に手厳しい」という両義的なニュアンスを含むことを意識して使いましょう。
対話例
ある作家について話している友人同士の会話。
A:
Have you read anything by Sarah Jenkins? Her novels are amazing.
サラ・ジェンキンスの作品を何か読んだ?彼女の小説は素晴らしいよ。
B:
Oh yes, I love her work. She has such an acerbic wit that makes you think.
ええ、大好きです。彼女は本当に辛辣な機知があって、考えさせられますよね。
会議で、ある同僚の発言について評価する上司と部下の会話。
A:
Mark's presentation was very effective, but his comments were quite pointed, weren't they?
マークのプレゼンは非常に効果的でしたが、彼のコメントはかなり的を射ていましたね?
B:
Indeed. He has an acerbic wit that can be unsettling, but he often hits the nail on the head.
確かに。彼は辛辣な機知の持ち主で、時々人を落ち着かなくさせますが、しかし的を射ていることが多いですね。
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