make the grade

慣用句英検2級B2TOEIC ★★★TOEIC 700点目標

発音

/meɪk ðə ɡreɪd/

make the GRADE

💡 「make the」は繋げて弱めに発音し、「grade」を強く、はっきりと発音します。「grade」の'r'は舌を巻かずに、'g'と'r'の音をしっかり出しましょう。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育キャリア・仕事品質管理スポーツ自己評価・目標達成

構成単語

意味

期待される基準や水準を満たす、要求されるレベルに達する、成功する、合格する。

"To meet the required standard or quality; to succeed in reaching a satisfactory level; to pass a test or achieve success."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ある目標や評価基準に対して、その対象(人、物、事柄)が十分な能力や品質を持っているかを表現する際に使われます。例えば、試験に合格する、仕事で期待に応える、製品が品質基準を満たす、スポーツ選手がチームのレベルに達するなど、幅広い文脈で「合格ラインを超える」という意味で用いられます。 肯定的な文脈では「よくやった、基準を満たした」という達成感や満足感を示し、否定的な文脈(e.g., 'didn't make the grade')では「不十分だった、期待に応えられなかった」という残念さや失敗を表します。 フォーマル度は「neutral(中立的)」で、ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使えますが、やや口語的な響きもあります。ネイティブは、目標達成や期待に応えることの比喩として非常に自然な表現だと感じます。

例文

He's a talented young player, but he needs to work harder to make the grade in professional football.

カジュアル

彼は才能ある若手選手ですが、プロサッカーで成功するためにはもっと努力が必要です。

The new product failed to make the grade in the market, so they had to recall it.

ビジネス

新製品は市場で成功できず、リコールせざるを得ませんでした。

Despite her efforts, she didn't make the grade for the scholarship this year.

カジュアル

彼女は努力しましたが、今年は奨学金の基準を満たすことができませんでした。

Our team has to perform exceptionally well to make the grade in the playoffs.

カジュアル

私たちのチームはプレーオフで合格点を取るために、ずば抜けたパフォーマンスを出す必要があります。

The report you submitted didn't quite make the grade; please revise it with more data.

ビジネス

提出されたレポートは基準を十分に満たしていませんでした。もっとデータを入れて修正してください。

After months of rigorous training, she finally made the grade and joined the elite unit.

カジュアル

数ヶ月の厳しい訓練を経て、彼女はついに基準を満たし、精鋭部隊に入隊しました。

Many aspiring artists struggle for years before they finally make the grade in the industry.

カジュアル

多くの駆け出しの芸術家は、業界で成功するまでに何年もの間苦労します。

Does this coffee machine make the grade in terms of quality and durability?

カジュアル

このコーヒーメーカーは品質と耐久性の点で基準を満たしていますか?

The company needs to innovate more to make the grade against its competitors.

ビジネス

その会社は競合他社に対抗するために、もっと革新を起こす必要があります。

The committee will review your proposal to see if it makes the grade for funding.

フォーマル

委員会は、あなたの提案が資金提供の基準を満たしているか審査します。

類似表現との違い

「pass the test」は文字通り「試験に合格する」という意味の他に、「試練を乗り越える」「困難な状況を切り抜ける」といった意味合いで使われます。「make the grade」よりも具体的な試練や評価を乗り越えるニュアンスが強いです。

「measure up」は「(期待や基準に)かなう」「及第点に達する」という意味で、「make the grade」と非常に近い意味合いを持ちます。どちらも能力や品質が十分かどうかを評価する際に使われますが、「measure up」はより「比較して評価する」ニュアンスが強いことがあります。

meet the requirementsフォーマル

「meet the requirements」は「要件を満たす」という意味で、特にビジネスや学術分野で、明確に定められた条件や基準に合致することを指します。「make the grade」よりもフォーマルで、具体的なリストアップされた項目を満たす場合に用いられることが多いです。

succeed中立

「succeed」は「成功する」というより広い意味を持つ動詞です。「make the grade」は「(特定の)基準を満たして成功する」というニュアンスを含みますが、「succeed」は単に「目標を達成する」「うまくいく」という結果全体を指します。

よくある間違い

make a grade
make the grade

このイディオムでは、定冠詞「the」が不可欠です。「a grade」では「一つの成績を作る」という文字通りの意味になり、「基準を満たす」というイディオムの意味は伝わりません。

make grade
make the grade

「the」を省略すると、文法的に不自然になり、イディオムの意味が失われます。「grade」は「成績」や「水準」を指す際に冠詞を伴うのが一般的です。

学習のコツ

  • 💡「the」を忘れずに使いましょう。このイディオムでは「the」が必須です。
  • 💡否定形(didn't make the grade / fail to make the grade)で「期待に応えられない」「不合格になる」という意味でよく使われます。
  • 💡人だけでなく、製品、計画、パフォーマンスなど、様々な対象に適用できます。
  • 💡文脈に応じて「成功する」「基準を満たす」「合格する」など、最も適切な日本語訳を選ぶと良いでしょう。

対話例

大学の卒業制作について友人との会話

A:

How's your final project coming along? Do you think it'll make the grade?

卒業制作の進捗どう?合格ラインに達しそう?

B:

I'm still working on the details, but I'm confident it will. I've put a lot of effort into it.

まだ細部を詰めているところだけど、自信はあるよ。すごく力を入れたからね。

新入社員の試用期間の評価について上司と同僚が話す

A:

It's almost the end of John's probation period. Do you think he's made the grade?

ジョンの試用期間がもうすぐ終わるね。彼は基準を満たしていると思う?

B:

He's shown great potential, but he still needs to improve his time management skills to truly make the grade here.

彼は素晴らしい可能性を見せていますが、ここで本当に期待に応えるためには、まだ時間管理のスキルを向上させる必要があります。

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