意味
(負債、費用、損失などを)負う、被る、発生させる
(怒り、罰、不利益などを)招く、受ける
発音
/ɪnˈkɜːr/
inCUR
💡 第二音節の「-cur」に強勢を置きます。「in-」は弱く短めに発音し、「-cur」の「ur」は舌を丸めるRの音で、口をあまり大きく開けずに「アー」と伸ばすように発音します。日本語の「インカー」とは異なり、特に「カー」の部分が日本人には難しいので注意しましょう。
例文
You might incur extra fees.
追加料金が発生するかもしれません。
We may incur high costs.
高額な費用を被るかもしれません。
The project incurred much debt.
そのプロジェクトは多額の負債を抱えました。
They could incur big losses.
彼らは大きな損失を被る可能性があります。
The company incurred a deficit.
その会社は赤字を計上しました。
Such changes incur risks.
そのような変更はリスクを伴います。
She incurred a penalty.
彼女は罰則を受けました。
Don't incur their anger.
彼らの怒りを招かないでください。
Actions incur consequences.
行動には結果が伴います。
He incurred public criticism.
彼は世間の批判を招きました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝この単語は他動詞であり、必ず目的語を伴います。
- 📝目的語には「費用」「損失」「借金」「罰」など、通常は望ましくない事柄が来ます。
使用情報
よくある間違い
incurは通常、借金、損失、罰、怒りなど、好ましくない結果や状況を負う、被る際に使われます。ポジティブな状況や感情には使いません。
incurは他動詞であり、目的語を必要とします。「費用が発生する」という自動詞的な意味で使いたい場合は、受動態の「be incurred」を用いるのが一般的です。
類似スペル単語との違い
`incur` は他動詞で「(好ましくないものを)負う、招く」という意味なのに対し、`occur` は自動詞で「(物事が)起こる、発生する」という意味です。品詞も意味も大きく異なるため注意が必要です。発音も似ていますが、`incur` は第二音節、`occur` は第二音節に強勢があります。
派生語
語源
📚 「incur」はラテン語の「incurrere」に由来し、「中へ走り込む」という意味が元々でした。そこから、「ある状況や結果に陥る」「望ましくないものを受ける」という意味合いに発展しました。特に、借金や費用、怒りなど、自分にとって不利な状況に「巻き込まれる」ニュアンスで使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「好ましくないものを負う・招く」というネガティブな意味合いを覚えておきましょう。
- 💡目的語としてよく「costs(費用)」「debt(借金)」「losses(損失)」「penalty(罰)」などが来ます。
- 💡`incur` は「be動詞 + incurred」の受動態でもビジネス文書などでよく使われます。例: Costs were incurred.
- 💡名詞の「incurrence(発生、負担)」も合わせて学習すると良いでしょう。
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