意味
(人に)しつこく要求する、懇願する、せがむ、強要する、煩わす
発音
/ɪmpɔːrˈtuːn/
imPORtune
💡 この単語は第3音節の「-tune」に最も強いアクセントを置きます。「im-」は弱く「イム」と発音し、「-por-」は「ポー」と長めに発音します。「tu」の部分は、日本語の「チューン」というより、英語の「t」の後に「oo」(ウー)が続くように意識すると自然です。
例文
He would importune her for money.
彼はお金をしつこくせがみました。
She importuned me for help.
彼女は私に助けを懇願しました。
Don't importune strangers on the street.
通りで見知らぬ人をしつこく誘わないでください。
Children often importune their parents for toys.
子どもたちはよく親におもちゃをせがみます。
I importuned him with constant requests.
私は彼に絶えず要求してしつこく頼みました。
He continues to importune for attention.
彼は注目を求めてしつこく頼み続けます。
They importuned me to join their cause.
彼らは私に彼らの活動に参加するよう強く求めました。
Please don't importune the busy staff.
忙しい職員を煩わせないでください。
The beggar importuned passers-by for alms.
物乞いは通行人に施しを懇願しました。
Do not importune the judge for mercy.
裁判官に慈悲を懇願してはなりません。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝この動詞は他動詞として使われることが多く、「importune someone for something」(誰かに何かをしつこく要求する)や「importune someone to do something」(誰かに〜するようしつこく要求する)の形で頻繁に用いられます。
- 📝自動詞として使われることもありますが、その場合でも「importune for + 目的物」のように前置詞を伴うことが多いです。
使用情報
よくある間違い
「importune」は通常、直接目的語(誰に)を取ることが多い動詞です。「〜のためにしつこく要求する」と言う場合は、「importune someone for something」の形が自然で、目的語を省略すると不自然に聞こえることがあります。
類似スペル単語との違い
「pester」は、主に些細なことや迷惑な方法で頻繁に煩わせる、悩ます、せがむという意味合いが強いです。一方、「importune」は、より執拗で強引な要求や懇願を指し、よりフォーマルな場面や文学的な表現で使われます。
「implore」は、非常に真剣に、感情を込めて懇願するというニュアンスが強く、命乞いや助けを求めるような切羽詰まった状況で使われます。一方、「importune」は、しつこく要求する、つきまとうようにせがむという点で共通しますが、感情的な度合いは「implore」より低いことがあります。
「request」は、単純な依頼や要望を意味し、通常は丁寧で中立的なニュアンスです。これに対し、「importune」は、依頼が非常にしつこく、時には相手を困らせるほど執拗であるという、より強い、ややネガティブな含みを持っています。
派生語
語源
📚 中世ラテン語の「importunare」(適当でないことを要求する、邪魔をする)に由来します。元々は「不都合な、好機でない」を意味する「importunus」から来ており、文字通り「港が不都合な場所」から転じて「困難な、やっかいな」という意味合いも持ち、そこから「不都合な要求をする」という現代の意味につながりました。
学習のコツ
- 💡「しつこい、うるさい」といったネガティブなニュアンスがあることを覚えておきましょう。
- 💡類義語の「beg」や「plead」よりも、より執拗で、迷惑がられる可能性のある要求を指すことが多いです。
- 💡文語的で、日常会話ではあまり使われないため、使用する場面を選びましょう。
- 💡「importune someone to do something」(人にしつこく〜するよう要求する)という構文もよく使われます。
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