/ɪmˈpɔːrtʃuːn ˈsʌmwʌn tə duː/
imporTUNE SOMEone to DO
💡 「importune」は「インポルチューン」のように発音し、「-tune」の部分に最も強いアクセントが来ます。全体的に非常にフォーマルな表現なので、ゆっくりと丁寧に発音されることが多いです。
"To harass someone persistently to do something, often with an annoying degree of persistence or demanding urgency; to beg or plead for something from someone in a bothersome or troublesome way."
💡 ニュアンス・使い方
「importune someone to do」は、相手に何かをしてもらうために、しつこく、執拗に、時には煩わしいほどに頼み込む状況を表す非常にフォーマルな表現です。このフレーズを使うことで、依頼する側の切迫感や、相手への強い要求、あるいは相手がその依頼にうんざりしているかもしれないというニュアンスが伝わります。 主に書面や、公的な場でのスピーチ、文学作品などで見られ、日常会話で使われることはほとんどありません。もし口語で使うと、皮肉めいた響きがあったり、相手が「なぜそんな堅苦しい言葉を?」と違和感を覚える可能性があります。 依頼される側からすれば、迷惑だと感じることも少なくありません。そのため、ポジティブな文脈で使われることは稀で、大抵はネガティブな、あるいは非常に困難な状況での切実な依頼を表現します。 ネイティブスピーカーにとっては、やや古風で、堅苦しい、あるいは非常に教養のある言葉という印象を与えます。そのため、使いどころを選ぶ必要があります。
The lobbyists importuned the senators to reconsider the proposed bill.
ロビイストたちは上院議員に対し、提案された法案を再考するようしつこく嘆願しました。
She was importuned by her relatives to sell the ancestral estate.
彼女は親族から、先祖代々の土地を売るよう執拗に頼まれました。
The public continued to importune the government to address the housing crisis.
国民は住宅問題に取り組むよう政府に嘆願し続けました。
He felt compelled to importune the director to approve his innovative project.
彼は画期的なプロジェクトを承認してもらうために、部長にしつこく頼まざるを得ないと感じました。
Our sales team was importuned by a major client to offer further discounts.
弊社の営業チームは、大手クライアントからさらなる割引を提供するよう執拗に求められました。
The startup founder had to importune investors to provide additional funding.
そのスタートアップの創設者は、追加資金を提供するよう投資家に懇願しなければなりませんでした。
Historians often importune archives for access to restricted documents.
歴史家は、制限された文書へのアクセスを求めて、しばしば公文書館に執拗に要請します。
The lawyer was importuned by his client to appeal the verdict immediately.
弁護士は依頼人から、直ちに判決を不服として控訴するよう執拗に求められました。
In ancient texts, prophets often importuned deities to intervene in human affairs.
古代の文献では、預言者たちは神々に人間の事柄に介入するようしばしば嘆願しました。
Despite his pleas, she continued to importune him to fulfill his promise.
彼の懇願にもかかわらず、彼女は彼に約束を果たすよう執拗に迫り続けました。
「pester」はより口語的でカジュアルな表現で、「しつこく悩ませる」「うんざりさせるほどせがむ」といった、ややネガティブで迷惑なニュアンスが強いです。「importune」よりも日常的で、子どものわがままや、友人間の軽いいざこざにも使えます。
「plead with」は「懇願する」「哀願する」といった意味で、切実さや悲痛な気持ちを伴う要求を表します。「importune」のように執拗さや煩わしさのニュアンスは薄く、感情に訴えかけるニュアンスが強いです。フォーマル度は「importune」よりはやや下がりますが、それでも丁寧な部類に入ります。
「beg」は「懇願する」「命乞いする」といった、非常に直接的で必死な要求を表します。しばしば、相手にひざまずいて頼むような、強い必死さやみっともなさを含むことがあります。フォーマル度は低く、感情的な側面が強調されます。「importune」のような回りくどさや、文章的な堅苦しさはありません。
「urge」は「強く勧める」「促す」という意味で、ある行動を取るよう説得する際に使われます。「importune」のような執拗さや迷惑な印象は少なく、より建設的、あるいは責任感からくる推奨のニュアンスが強いです。フォーマル度は中程度から高めです。
「importune」の目的語は「頼み込む相手」であり、その後に不定詞「to do」が続きます。「for someone」は冗長で不自然です。
「importune」の後に続く動詞の形は動名詞ではなく不定詞(to + 動詞の原形)です。
「importune」は「that」節を直接取ることは一般的ではありません。代わりに「人 to do」の構造を使います。
A:
We must importune the regulatory body to ease these restrictions for market growth.
我々は市場成長のために、規制機関にこれらの制限を緩和するよう嘆願しなければなりません。
B:
Indeed, but we need a strong case. They are not easily swayed by mere importuning.
確かに、しかし我々には強力な根拠が必要です。彼らは単なる嘆願では簡単には動じません。
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