impact assessment
発音
/ˈɪmpækt əˈsesmənt/
IMPACT asSESSment
💡 「インパクト」と「アセスメント」というカタカナ語に近いですが、「アセスメント」の「セス」の部分に強いアクセントを置くのがポイントです。全体としてプロフェッショナルな響きになります。
使用情報
構成単語
意味
プロジェクト、政策、行動などが環境、社会、経済などに与える潜在的な影響を事前に特定、予測、評価し、管理する体系的なプロセス。日本語では「影響評価」や「影響調査」と訳されます。
"A systematic process of identifying, predicting, evaluating, and mitigating the potential positive and negative impacts of a proposed project, policy, plan, or program on the environment, economy, and society."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にビジネス、政府、学術、環境保護、都市計画といったフォーマルで専門的な文脈で用いられます。特定の計画や活動が、広範な側面(環境、社会、経済、健康など)にどのような結果をもたらすかを事前に客観的に予測し、評価するプロセス全体を指します。感情的なニュアンスは含まれず、分析的・客観的な評価を表します。ネイティブは、専門的な報告書、会議、プレゼンテーションなどでこの言葉を耳にすることが多く、その文脈から「慎重な分析に基づいた重要な意思決定プロセス」という印象を受けます。特に「環境影響評価 (Environmental Impact Assessment, EIA)」の文脈で非常によく使われますが、社会的影響評価 (Social Impact Assessment, SIA) など、様々な分野で幅広く使われる重要な概念です。
例文
We need to conduct an impact assessment before launching the new product.
新製品を発売する前に、影響評価を実施する必要があります。
The impact assessment report highlighted several potential risks.
影響評価報告書は、いくつかの潜在的リスクを浮き彫りにしました。
The team is currently performing a full impact assessment of the software upgrade.
チームは現在、ソフトウェアアップグレードの全面的な影響評価を行っています。
The government commissioned an impact assessment for the proposed infrastructure project.
政府は提案されたインフラプロジェクトに対する影響評価を委託しました。
Environmental impact assessment is a mandatory process for large-scale developments.
環境影響評価は、大規模開発において義務付けられているプロセスです。
The study included a comprehensive impact assessment of climate change on coastal communities.
その研究は、気候変動が沿岸地域に与える影響の包括的な評価を含んでいました。
A social impact assessment revealed significant benefits for local employment.
社会影響評価の結果、地域の雇用に大きな恩恵があることが明らかになりました。
The legislation requires a regulatory impact assessment for all new policies.
その法律は、すべての新規政策について規制影響評価を義務付けています。
They are developing a new methodology for impact assessment in developing countries.
彼らは開発途上国における影響評価のための新しい方法論を開発しています。
Our consulting firm specializes in conducting strategic impact assessments for major corporations.
私たちのコンサルティング会社は、大手企業向けに戦略的影響評価を実施することを専門としています。
類似表現との違い
「risk assessment」は、潜在的なリスク(危険性や損失の可能性)を特定し、その発生確率や影響度を評価するプロセスに特化しています。「impact assessment」は、リスクだけでなく、プロジェクトや政策がもたらす広範な結果(良い影響も悪い影響も含む)を評価する点でより広範な概念です。
「feasibility study」は、特定のプロジェクトや計画が技術的、経済的、法的に実行可能であるかどうかを調査・分析することです。主に実現可能性に焦点を当てますが、「impact assessment」は、実現可能かどうかよりも、実行した場合の多角的な「結果」に焦点を当てる点で異なります。
「evaluation」は「評価」を意味する一般的な言葉で、様々な文脈で使われます。一方、「impact assessment」は、特定の介入(プロジェクト、政策など)が環境、社会、経済などに与える「影響」を事前に、または事後に体系的に分析・評価する特定のプロセスを指すため、より専門的で具体的な概念です。
「appraisal」も「評価」や「査定」を意味しますが、資産価値、従業員の業績、物件の価格などを評価する際に使われることが多いです。「impact assessment」がプロジェクトや政策の広範な影響を評価するのに対し、「appraisal」はより限定された対象や価値の評価に用いられます。
学習のコツ
- 💡「impact assessment」は、環境、社会、経済、政策など、多岐にわたる分野で使われる専門的な複合名詞です。文脈を理解して使いましょう。
- 💡主に「conduct an impact assessment」や「perform an impact assessment」のように、動詞「conduct」や「perform」と組み合わせて使うことが多いです。
- 💡「environmental impact assessment (EIA)」のように、特定の分野を示す形容詞が前につくこともよくあります。
- 💡フォーマルな文書やビジネス会議で頻繁に登場するため、フォーマルな文脈での使用を意識しましょう。
対話例
環境規制に関するビジネス会議
A:
Before we finalize the plans for the new factory, we absolutely must conduct a thorough environmental impact assessment.
新工場の計画を最終決定する前に、徹底的な環境影響評価を必ず実施しなければなりません。
B:
I agree. Our stakeholders will expect a comprehensive impact assessment to ensure sustainability.
同感です。持続可能性を確実にするためにも、関係者は包括的な影響評価を期待するでしょう。
プロジェクトマネージャー間の打ち合わせ
A:
Have we completed the impact assessment for the system migration?
システム移行の影響評価は完了しましたか?
B:
Not yet, but the team is working on it. We anticipate the report will be ready by next Friday.
まだですが、チームが取り組んでいます。来週金曜日までには報告書が準備できる見込みです。
新しい政策に関する議論
A:
The proposed tax reform requires a full economic impact assessment.
提案されている税制改革には、完全な経済影響評価が必要です。
B:
Indeed. Understanding the potential effects on various sectors is crucial for public acceptance.
まさにその通りです。様々な分野への潜在的な影響を理解することは、国民の合意を得る上で極めて重要です。
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