have a good ear
発音
/hæv ə ɡʊd ɪər/
HAVE a GOOD EAR
💡 「have a」は繋がり、「ハヴァ」のように発音されることが多いです。「good」と「ear」をはっきりと発音し、「ear」は「イア」というより「イーア」と伸ばすイメージです。全体的にリズムよく発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
音感や聴覚が優れており、音楽や音の微妙な違いを正確に聞き分けたり、模倣したりする能力がある。
"To have a natural ability to distinguish, appreciate, and reproduce musical sounds or other subtle auditory details accurately."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、主に音楽や芸術の分野で、音の高さ(ピッチ)、リズム、ハーモニーなどを正確に聞き取ったり、再現したりする才能がある人を指して使われます。楽器の演奏者や歌手、作曲家、サウンドエンジニアなどに対して、その優れた聴覚能力を褒める際によく用いられます。非常にポジティブなニュアンスを持ち、その人の特別な才能を評価する際に使われることが多いです。フォーマル度はニュートラルで、幅広い場面で使えますが、特にカジュアルな会話で、相手の能力を素直に称賛する形で頻繁に登場します。
例文
She has a good ear for music; she can identify any note.
彼女は音感が良いので、どんな音でも聞き分けられます。
My piano teacher always said I had a good ear, which helped me learn quickly.
私のピアノの先生はいつも私に良い耳があると言ってくれました。それが速く学ぶのに役立ちました。
A good sound engineer needs to have a good ear to mix tracks effectively.
良いサウンドエンジニアは、効果的にトラックをミックスするために優れた聴覚が必要です。
He has such a good ear; he can play a song perfectly after hearing it once.
彼は本当に音感が良いから、一度聞いただけで完璧に曲を演奏できます。
For a conductor, having a good ear is absolutely essential to maintain harmony.
指揮者にとって、和音を保つためには良い耳を持っていることが絶対に不可欠です。
言語の音やアクセント、イントネーションを正確に聞き取り、真似して習得する能力がある。
"To have a strong aptitude for hearing and reproducing the sounds, accents, and intonations of a language, leading to quick language acquisition."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、特に外国語学習において、ネイティブスピーカーの発音やイントネーション、リズムを正確に聞き取り、それを自分の発音に反映させるのが得意な人を指します。言語の習得が速い人や、アクセントが少ない人、様々な言語の音を区別できる人に使われる褒め言葉です。言語学習の才能を示す際に非常に適切で、学習者のモチベーションを高める効果もあります。この表現もフォーマル度はニュートラルで、友人との会話から語学学校の先生が生徒を評価する際まで幅広く使用されます。
例文
You have a good ear for languages; your French accent is amazing!
あなたは語学の耳が良いね。フランス語のアクセントが素晴らしいよ!
Learning a new language is easier if you have a good ear for phonetics.
音声学の良い耳を持っていると、新しい言語を学ぶのがより簡単になります。
Our new interpreter clearly has a good ear, picking up nuances in dialects quickly.
私たちの新しい通訳は明らかに耳が良いので、方言のニュアンスを素早く捉えます。
I wish I had a good ear like her; she speaks English just like a native.
私も彼女のように耳が良ければなあ、彼女はネイティブみたいに英語を話すもの。
Developing a good ear is crucial for mastering the pronunciation of foreign languages.
良い耳を養うことは、外国語の発音を習得するために非常に重要です。
His ability to mimic different accents shows he really has a good ear.
彼がさまざまなアクセントを真似できるのは、本当に耳が良い証拠です。
類似表現との違い
「have a good ear」が聴覚の才能を指すのに対し、「have a good eye」は視覚の才能、つまり観察力、審美眼、または細部を見抜く能力が優れていることを意味します。例えば、芸術作品の良し悪しを見分けたり、写真の構図が良いことなどを褒める際に使われます。
「have a good ear」は音全体(ピッチ、ハーモニー、音色など)に対する優れた感覚を指すのに対し、「have a good sense of rhythm」は特に音楽のリズム感、つまりタイミングや拍子を正確に感じ取り、表現する能力に特化しています。「have a good ear」がより広範な音楽的才能を含むのに対し、こちらはリズムに限定されます。
「have a good ear」が具体的な聴覚能力を指すのに対し、「be musically inclined」はより広範に「音楽の才能がある」「音楽の素養がある」「音楽に興味がある」といった意味で使われます。必ずしも耳が良いことだけでなく、音楽全般への適性や関心を示す表現です。
よくある間違い
「ear」は可算名詞なので、単数で能力を指す場合は不定冠詞「a」が必要です。
物理的に両耳が良いという意味ではなく、才能としての「耳」を指すため、通常は単数形「ear」を使います。「good ears」は文字通り「良い両耳を持っている」というニュアンスになり、慣用句的な意味合いが薄れます。
「sensitive ear」は「耳が敏感である」という意味で、音が大きすぎると不快に感じる、などの文脈で使われることがあります。「良い耳(才能がある)」というポジティブな意味合いとは異なります。
学習のコツ
- 💡音楽や語学の才能を褒める際に、自然な賛辞として使えます。
- 💡「for music」や「for languages」のように、何に対して耳が良いのかを付け加えると、より具体的に伝わります。
- 💡主に「have a good ear」の形で使われます。不定冠詞「a」を忘れないように注意しましょう。
対話例
友人が新しい言語の学習について話している
A:
I'm really struggling with the pronunciation in Spanish. It's so hard to roll my R's!
スペイン語の発音に本当に苦労してるんだ。Rの発音が難しすぎて!
B:
Don't worry, you'll get it. You have a good ear for languages, so I'm sure you'll master it soon.
心配ないよ、きっとできるようになるさ。君は語学の耳が良いから、すぐにマスターできると確信してるよ。
バンド練習後の会話
A:
That bass line you came up with was brilliant! How did you come up with it so fast?
君が思いついたあのベースライン、素晴らしかったね!どうしてあんなに早く思いついたの?
B:
Thanks! I guess I just have a good ear, so I can usually pick out melodies and harmonies quickly.
ありがとう!たぶん、ただ音感が良いんだと思う。だから、メロディーやハーモニーをすぐ聞き分けられるんだ。
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