go to market strategy
発音
/ˌɡoʊ tə ˈmɑːrkɪt ˈstrætədʒi/
go to MARket STRAtegy
💡 「go to」は弱く発音し、「market」と「strategy」に主強勢を置きます。特に「strategy」は「ストラテジー」と日本語英語になりがちですが、「ストラテヂー」のようにDに近い音を意識するとより自然です。
使用情報
構成単語
意味
製品やサービスを市場に導入し、顧客を獲得・維持するための包括的な計画または戦略。
"A comprehensive plan outlining how a company will bring a product or service to market, reach its target customers, and achieve a competitive advantage."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、新しい製品やサービスを市場に投入する際に、どのように顧客に届け、売上を伸ばし、市場での地位を確立するかという全体像を描くビジネスの専門用語です。単なるマーケティング計画にとどまらず、販売チャネル、価格設定、プロモーション、営業活動、サポート体制など、多岐にわたる要素を統合した戦略を指します。主に企業の経営層、マーケティング部門、営業部門、製品開発部門などで使われる非常にフォーマルな表現で、成功への道筋を論理的かつ計画的に考える際に不可欠な概念です。ネイティブスピーカーがこの言葉を使う場合、その分野での専門性や戦略的思考の深さを示す印象を与えます。
例文
Our new go to market strategy focuses heavily on digital channels and influencer marketing.
私たちの新しい市場投入戦略は、デジタルチャネルとインフルエンサーマーケティングに大きく焦点を当てています。
We need to finalize our go to market strategy before the product launch next quarter.
来四半期の製品発売前に、市場投入戦略を確定させる必要があります。
Developing a robust go to market strategy is crucial for our startup's success in a competitive landscape.
競争の激しい環境で当社のスタートアップが成功するには、堅牢な市場投入戦略を策定することが不可欠です。
The sales team plays a vital role in executing our go to market strategy effectively.
営業チームは、当社の市場投入戦略を効果的に実行する上で極めて重要な役割を担っています。
What is your proposed go to market strategy for expanding into the European market?
ヨーロッパ市場への拡大について、提案する市場投入戦略は何ですか？
A well-defined go to market strategy helps align all departments towards common goals.
明確に定義された市場投入戦略は、全部門が共通の目標に向かって連携するのに役立ちます。
The board reviewed and approved the go to market strategy for the company's flagship product.
取締役会は、会社の主力製品の市場投入戦略を検討し、承認しました。
Effective go to market strategy is a cornerstone of sustainable business growth and competitive advantage.
効果的な市場投入戦略は、持続可能な事業成長と競争優位性の礎石です。
They presented an aggressive go to market strategy that aimed to capture significant market share rapidly.
彼らは、急速に大きな市場シェアを獲得することを目指す積極的な市場投入戦略を発表しました。
Our team is currently evaluating different go to market strategy options for the upcoming service.
私たちのチームは現在、今後のサービスに向けた様々な市場投入戦略の選択肢を評価しています。
類似表現との違い
「market entry strategy」は、主に新しい地理的市場やセグメントに参入する際の計画に焦点を当てます。一方、「go to market strategy」は、既存市場での新製品導入も含め、製品やサービスを市場に展開する全体的なアプローチを指す点でより広範です。前者は「どこに」、後者は「どうやって」に重点が置かれることが多いです。
「launch plan」は、製品やサービスの発売に伴う具体的なタスク、タイムライン、イベントなどの実行計画を指します。対して「go to market strategy」は、その発売計画を包含する上位の概念であり、市場でのポジショニング、ターゲット顧客、販売チャネル、価格設定など、より戦略的な側面が強いです。
「business plan」は事業全体の目標、財務予測、組織構造、市場分析など、企業活動全般を網羅した包括的な計画です。「go to market strategy」は、そのビジネスプランの一部として、特に製品やサービスを市場に導入し、成功させるための具体的な戦略に特化しています。ビジネスプランは事業の「なぜ」と「何を」を、go to market strategyは特定の製品・サービスの「どうやって」を詳述します。
「marketing strategy」は、市場で製品を宣伝し、顧客にリーチするための計画であり、「go to market strategy」の重要な一部です。しかし、go to market strategyはマーケティングだけでなく、販売、価格設定、流通チャネル、営業活動、カスタマーサポートなど、製品を市場に届けるためのより広範な要素を含みます。マーケティングはその実行手段の一部と言えます。
よくある間違い
このフレーズは「go to market」で一体となって「市場に出る」という意味を持ちます。「to」を省略すると不自然になります。
「market strategy」だけでは「市場戦略」と広範な意味合いになります。特定の製品やサービスを市場に『投入する』という実行フェーズの意味合いを強く出す場合は、「go to market strategy」を用いるのが適切です。
学習のコツ
- 💡「GTM戦略」と略されることも多く、ビジネスの現場では一般的に使われる略語なので、知っておくと便利です。
- 💡新製品や新サービスを市場に送り出す際の「全体設計図」と考えると、その重要性や意味合いを理解しやすくなります。
- 💡マーケティング、営業、製品開発など、複数の部門が連携して策定・実行する戦略であることを意識すると、より深い理解が得られます。
- 💡このフレーズは、製品の「launch（発売）」や「rollout（展開）」といった言葉と共によく使われます。関連付けて覚えると良いでしょう。
対話例
新製品の市場投入会議で、戦略について議論している場面。
A:
Alright team, what's our proposed go to market strategy for the new cloud service?
さて皆さん、新しいクラウドサービスの市場投入戦略の提案は何ですか？
B:
We plan to target SMBs first with a freemium model, leveraging content marketing and strategic partnerships.
まずフリーミアムモデルで中小企業をターゲットにし、コンテンツマーケティングと戦略的パートナーシップを活用する計画です。
投資家への資金調達ピッチで、事業計画について説明している場面。
A:
Your technology is impressive. Can you elaborate on your go to market strategy to capture market share?
御社の技術は素晴らしいですね。市場シェアを獲得するための市場投入戦略について詳しく教えていただけますか？
B:
Certainly. Our strategy involves an aggressive digital campaign, direct sales for key accounts, and a robust channel partner program.
もちろんです。我々の戦略には、積極的なデジタルキャンペーン、主要顧客への直販、そして強固なチャネルパートナープログラムが含まれています。
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