give in to fate
発音
/ɡɪv ɪn tə feɪt/
give IN to FATE
💡 「give in」は一連の音のように発音し、「in」と「fate」に強勢を置くことを意識すると、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
運命に抗うことをやめ、その流れに身を任せること。避けられない状況や結果を受け入れ、諦めや受容の気持ちでそれに従うという意味合いが強いです。
"To stop resisting a predetermined course of events or a situation and accept it as inevitable; to resign oneself to what is destined to happen, often after a period of struggle or resistance."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人生における大きな選択や困難な状況に直面し、もうどうすることもできないと悟った時に使われます。抗っても無駄だと感じ、最終的に状況を受け入れる心境を示します。諦め、無力感、悲壮感、あるいはある種の達観した受容の気持ちを表すことが多いです。ややドラマティックで哲学的な響きがあり、日常の軽い会話で頻繁に使われる表現ではありません。文学作品や映画、あるいは深刻な個人的な会話などで、登場人物の深い感情や決断を描写する際によく用いられます。ネイティブは、避けられない運命や困難な状況に対する最終的な降伏や受容を表現する、重いテーマの言葉として認識します。
例文
After countless struggles, he decided to give in to fate and let things unfold as they would.
数えきれないほどの苦闘の後、彼は運命に身を任せ、物事がなすがままになるに任せることを決めた。
I tried to fight against the current, but eventually, I had to give in to fate.
流れに逆らおうとしたが、結局は運命に屈するしかなかった。
Sometimes you just have to give in to fate and see where life takes you.
時には運命に身を任せて、人生がどこへ導くかを見守るしかない。
She felt it was pointless to resist the inevitable, so she gave in to fate with a sigh.
避けられないことに抗うのは無意味だと感じ、彼女はため息をついて運命に身を任せた。
He had no choice but to give in to fate after all his carefully laid plans failed.
綿密に立てた彼の計画が全て失敗した後、運命に屈するより他に道はなかった。
Despite all our efforts to save the project, we may have to give in to market forces.
プロジェクトを救うためのあらゆる努力にもかかわらず、我々は市場の力に屈しなければならないかもしれません。
The small company eventually had to give in to fate and accept the acquisition offer.
その小さな会社は最終的に運命に屈し、買収提案を受け入れなければならなかった。
In times of great adversity, some individuals find solace in the notion of giving in to fate.
甚大な逆境の時代には、運命に身を任せるという考えに慰めを見出す人もいます。
Philosophers often ponder whether humanity should strive to defy fate or simply give in to it.
哲学者は、人類が運命に逆らうべきか、それとも単に運命に身を任せるべきかについてしばしば考察します。
類似表現との違い
「accept one's fate」は「自分の運命を受け入れる」という意味で、単に状況を受け入れることを指します。これに対し「give in to fate」は、抵抗した後に最終的に降伏するという、より受動的で諦めのニュアンスが強調されます。
「resign oneself to fate」は「give in to fate」と非常に意味が近く、多くの文脈で交換可能です。ただし、「resign oneself」は「自分自身を(運命に)委ねる」という、やや内省的で自発的な受容のニュアンスを含みます。
「surrender to destiny」は「give in to fate」とほぼ同義で、強い抵抗や戦いの後に降伏するという意味合いが強調されます。よりドラマティックで、文学的な響きがあります。
「yield to destiny」も「give in to fate」と同様に「運命に屈する」という意味ですが、「yield」は「(圧力に)屈する」「道を譲る」といった意味合いが強く、比喩的に運命の力に屈服する様子を描写します。
よくある間違い
「give in」の後に「〜に」という方向を示す前置詞「to」が必要です。この表現は「〜に屈する」という意味の句動詞「give in to」が使われています。
「give up」は「諦める、やめる」という意味ですが、「give in to」は「〜に屈する、〜を受け入れる」というニュアンスです。「運命に屈する」という際には「give in to」が適切です。
学習のコツ
- 💡「give in to」は「〜に屈する」「〜に折れる」という意味で、様々な名詞と組み合わせて使えます(例: give in to temptation 誘惑に負ける)。
- 💡運命論的な文脈で使われることが多いので、小説や映画で登場人物の心理描写に注目すると、より深く理解できます。
- 💡「fate」と「destiny」は似た意味ですが、「fate」はしばしば不可避で悲劇的な運命を、一方「destiny」はより前向きで、壮大な運命を指す傾向があります。
対話例
長年の夢が叶わず、友人に心境を話す場面。
A:
I really wanted to be a musician, but it just didn't work out. I think I'm ready to give in to fate and find a different path.
本当にミュージシャンになりたかったんだけど、うまくいかなかった。もう運命に身を任せて、別の道を探す準備ができたと思うんだ。
B:
It sounds like a tough decision, but sometimes acceptance brings new opportunities. I support you.
つらい決断だね。でも、時には受け入れることが新たな機会をもたらすこともあるよ。応援してる。
予期せぬ人生の転機について語る場面。
A:
My promotion was unexpectedly cancelled, and now I'm considering moving abroad. It feels like I'm just giving in to fate at this point.
昇進が突然キャンセルされて、今、海外移住を考えているんだ。もうこの段階では、運命に身を任せるしかないという感じだよ。
B:
That's a huge change! Maybe it's destiny trying to tell you something. Good luck with whatever you decide.
それは大きな変化だね!もしかしたら、運命が何かを伝えようとしているのかも。どんな決断をしても応援するよ。
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