get back on one's feet

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɡɛt bæk ɒn wʌnz fiːt/

get BACK on one's FEET

💡 「get back」と「feet」をしっかりと発音し、「on one's」は弱めに繋げて発音します。特に「feet」は少し長めに発音すると自然です。「one's」の部分は、話す人や対象に応じて my, your, his, her などに変化します。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス医療・健康金融・経済社会問題心理・感情キャリア

構成単語

意味

経済的、健康面、精神面などの困難な状況から回復し、自立した安定した状態に戻ること。

"To recover from a difficult or negative situation, such as an illness, financial hardship, or emotional distress, and return to a stable, independent, and healthy state."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、病気からの回復、失業からの再起、事業の失敗からの立て直し、精神的な打撃からの克服など、様々な種類の「困難からの立ち直り」を表現する際に使われます。一時的な不調から抜け出し、再び自分の力でしっかり立てるようになる、という比喩的な意味合いが強いです。ポジティブな状況変化や、それに向けた努力、希望を表す際に用いられます。フォーマル度は比較的ニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。ネイティブは、困難を乗り越える力や回復力を感じさせる、自然でよく耳にする表現として捉えます。

例文

After losing her job, it took her a while to get back on her feet.

カジュアル

職を失ってから、彼女が立ち直るまでにはしばらく時間がかかりました。

He's been sick for a month, but he's slowly getting back on his feet.

カジュアル

彼は1ヶ月病気でしたが、徐々に回復して元気を取り戻しつつあります。

Don't worry, you'll get back on your feet soon.

カジュアル

心配しないで、すぐに立ち直れるよ。

It was a tough year, but we're finally getting back on our feet financially.

カジュアル

大変な一年でしたが、ようやく経済的に立て直しを図っています。

She helped him get back on his feet after his accident.

カジュアル

彼女は彼の事故の後、彼が立ち直るのを助けました。

The small business struggled for months but eventually managed to get back on its feet.

ビジネス

その小さなビジネスは何ヶ月も苦戦しましたが、最終的に立て直すことができました。

We are developing a new strategy to help the company get back on its feet after the market downturn.

ビジネス

市場の低迷後、当社を立て直すため、私たちは新たな戦略を策定しています。

The government introduced measures to help affected industries get back on their feet.

フォーマル

政府は、影響を受けた産業が再建できるよう対策を導入しました。

He was determined to get back on his feet no matter how difficult the situation was.

カジュアル

どんなに状況が厳しくても、彼は立ち直ると固く決意していました。

With the community's support, many families were able to get back on their feet after the disaster.

フォーマル

地域の支援により、多くの家族が災害後に生活を立て直すことができました。

類似表現との違い

recover中立

「recover」はより一般的な「回復する」を意味し、病気、損失、困難など幅広い状況に使える、直接的な動詞です。「get back on one's feet」は特に「困難な状況から自力で立ち直り、以前の安定した状態に戻る」という、より具体的なニュアンスを持つ比喩的な表現です。

「bounce back」は、より早く、弾力的に困難から立ち直る、というニュアンスが強いです。一時的な挫折からすぐに立ち直るような、より活発な回復を表す際に使われることが多いです。「get back on one's feet」はもう少し時間をかけて安定を取り戻す過程も含む場合があります。

「stand on one's own two feet」は主に「経済的または精神的に自立する、独り立ちする」という意味に重点が置かれます。困難からの「回復」というよりは、自立した状態を維持することを指します。「get back on one's feet」は「(困難から)回復して自立状態に戻る」という過程に焦点を当てます。

「turn the corner」は「最悪の時期を脱する」「峠を越す」という意味で、状況が好転し始める転換点を指します。完全に回復したわけではなく、改善の兆しが見え始めた段階で使われることが多いです。「get back on one's feet」は、そこからさらに安定した状態に戻るまでを含意します。

よくある間違い

get back on *the* feet
get back on *my/his/her/one's* feet

「one's」の部分は、誰が立ち直るのかを示す所有格(my, his, herなど)に変わります。特定の足ではなく、その人自身の回復を指すため、冠詞の「the」は不適切です。

get back *to* one's feet
get back *on* one's feet

前置詞は「on」を使用します。「to」を使うと「足元に戻る」という物理的な動きになってしまい、比喩的な「困難からの回復」という意味が失われます。

学習のコツ

  • 💡「one's」は話している人や対象によって、my, your, his, her, our, their など適切な所有格に置き換えましょう。
  • 💡病気、失業、経済問題など、様々な種類の「困難からの回復」を表す際に幅広く使えます。
  • 💡ポジティブな意味合いが強く、誰かを励ます際や、自身の状況を前向きに語る際に効果的な表現です。
  • 💡`get back`(元の状態に戻る)と `on one's feet`(自立して立てる状態)という組み合わせで意味を考えると理解しやすいです。

対話例

友人の病気からの回復について話している場面。

A:

How's Tom doing after his surgery?

トムは手術後どうしてる?

B:

He's still a bit weak, but he's slowly getting back on his feet.

まだ少し弱いけど、徐々に回復して立ち直りつつあるよ。

A:

That's good to hear. I hope he makes a full recovery soon.

それは良かったね。早く完全に回復するといいな。

困難な時期を乗り越えようとしている友人への励ましの会話。

A:

I know things have been really tough since you lost your job.

仕事がなくなってから、本当に大変だったのは知ってるよ。

B:

Yeah, it's been hard, but I'm determined to get back on my feet.

うん、大変だったけど、なんとか立ち直ろうと決意してるんだ。

A:

I'm sure you will. Let me know if you need any help.

きっとできるよ。何か手伝えることがあったら言ってね。

Memorizeアプリで効率的に学習

get back on one's feet を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習