意味
(布などが)ほつれる、すり切れる、ぼろぼろになる、(神経や感情が)いらいらする、すり減る、緊張が高まる
(布の)ほつれ、すり切れ、争い、喧嘩、騒動
発音
/freɪz/
FRAYS
💡 この単語は単音節なので、全体を強く発音します。「f」は、上の前歯を下唇に軽く当てて息を出す摩擦音です。日本語の「フ」のように母音をつけず、子音のみで発音するように意識しましょう。「r」は、舌を口の奥に引き、口蓋に触れないように丸めて発音します。「ay」は「エイ」と滑らかな二重母音で、最後の「s」は濁った「ズ」の音になります。
例文
The old fabric frays.
その古い布地はほつれています。
His patience frays quickly.
彼の忍耐力はすぐに限界に達します。
The rope's end frays.
ロープの端がほつれています。
Her composure frays easily.
彼女の冷静さはすぐに乱れます。
This cheap thread frays.
この安物の糸はほつれます。
Small arguments become frays.
小さな口論が争いになります。
These edges frays over time.
これらの端は時間が経つとほつれます。
Public trust frays with lies.
嘘によって国民の信頼は損なわれます。
Constant pressure frays spirit.
絶え間ないプレッシャーは精神をすり減らします。
Diplomatic calm frays quickly.
外交的な平静はすぐに乱れます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞の `fray` は、自動詞として「ほつれる、すり切れる」の意味で使われることが多いです。
- 📝他動詞としても「〜をほつれさせる、〜をいらいらさせる」という意味で使われることがあります。
- 📝名詞の `fray` は「喧嘩、争い」という意味で、しばしば定冠詞 `the` を伴って `join the fray` の形で使われます。
使用情報
よくある間違い
助動詞(willなど)の後には動詞の原形が続きます。`frays` は三人称単数現在の形なので、ここでは原形の `fray` を使うのが正しいです。
類似スペル単語との違い
「frays」は動詞で「ほつれる、すり減る」または名詞で「ほつれ、争い」を意味します。一方、「phrase」は名詞で「句、成句」または動詞で「言葉で表現する」を意味し、発音はどちらも /freɪz/ で同じですが、スペルと意味が全く異なる単語です。
派生語
語源
📚 この単語は古フランス語の『frayer』(擦り付ける、こする)に由来し、中英語を経て現代英語に入りました。元々は物理的な摩擦による損傷を表していましたが、後に比喩的に精神的な疲労や争いを意味するようになりました。
学習のコツ
- 💡この単語は動詞と名詞の両方の品詞で使われます。
- 💡「ほつれる」や「すり減る」といった物理的な意味と、「神経がすり減る」という精神的な意味の両方があります。
- 💡名詞としての「fray」は「争い、騒動」という意味もあり、「join the fray(戦いに加わる)」という形でよく使われます。
- 💡動詞の活用形(fray - frayed - frayed)も合わせて覚えましょう。
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