edges frays
発音
/ˈɛdʒɪz freɪz/
edges FRAYS
💡 「エッジズ」の `g` の音と「フレイズ」の `r` および `s` の発音に注意しましょう。`frays` は「フレイズ」と、Fの摩擦音とRの音がクリアに発音されるのがポイントです。
使用情報
構成単語
意味
(物や布の)端が擦り切れてほつれる、または使い古されて傷む。
"To describe the physical edges of something, such as fabric, paper, or rope, becoming worn, tattered, or coming apart into loose threads due to age, use, or friction."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、衣類、布地、ロープ、紙などの物理的な物が、時間の経過や使用によって劣化し、端の部分がバラバラになったり、擦り切れたりする様子を客観的に説明する際に使われます。古びた、使い古されたといったニュアンスを含みますが、感情的な意味合いはほとんどありません。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からより詳細な説明を要する場面まで幅広く使用されます。ネイティブにとっては、物の状態を具体的に描写する一般的な表現として理解されます。
例文
The cuffs of his old jacket started to fray at the edges.
彼のお古のジャケットの袖口がほつれ始めた。
My favorite blanket is so old; its edges are really fraying.
私のお気に入りの毛布はとても古くて、端がかなりほつれています。
Be careful not to let the edges of the rope fray when you're using it.
ロープを使うときは、端がほつれないように注意してね。
This children's book has been read so many times that its cover's edges are fraying.
この絵本は何度も読まれているので、表紙の端がすり切れています。
The denim shorts were intentionally designed so their edges fray for a distressed look.
そのデニムショートパンツは、わざと端がほつれるようにデザインされていました。
We need to replace these banners soon as their edges are beginning to fray.
これらのバナーは端がほつれ始めているので、すぐに交換する必要があります。
The budget report cover's edges were fraying, indicating heavy and frequent use by the team.
予算報告書の表紙の端はほつれており、チームによる頻繁な使用がうかがえました。
Examination of the antique tapestry revealed that its edges had begun to fray due to age and extensive wear.
そのアンティークタペストリーの調査により、経年劣化と広範な摩耗により端がほつれ始めていることが明らかになった。
The delicate manuscript's edges were fraying, suggesting it had been handled extensively over the centuries.
その繊細な写本の端はほつれており、何世紀にもわたって広範囲にわたって扱われてきたことを示唆していた。
(状況や人の精神状態が)限界に達し、悪化し始める、または緊張が高まる。
"To describe a situation, a person's nerves, patience, or a relationship reaching a point of extreme tension, stress, or deterioration, often leading to a breakdown or loss of composure."
💡 ニュアンス・使い方
この比喩的な意味での表現は、ストレスの多い状況、関係性の悪化、感情的な疲弊などを表す際に使われます。特に「nerves (神経)」や「patience (忍耐)」といった感情的なものと結びつけて使われることが多く、「精神的にすり減る」「我慢の限界が近づく」といったニュアンスを持ちます。状況が悪化している、人が消耗している、緊張感が高まっているといった切迫感や懸念を伝えることができます。フォーマル度はニュートラルからややフォーマルな文脈でも使われますが、日常会話でも頻繁に耳にする表現です。ネイティブにとっては、誰かの忍耐や状況が悪化していることを示す、非常に理解しやすい表現です。
例文
After three sleepless nights, her nerves started to fray at the edges.
3日眠れない夜を過ごした後、彼女の神経はすり減り始めた。
The long discussion made everyone's patience fraying at the edges.
その長い議論は皆の忍耐力を限界に近づかせた。
Their relationship was already fragile, and now it feels like the edges are starting to fray.
彼らの関係はすでに脆かったが、今は限界に近づいているように感じる。
As the deadline approached, the team's calm demeanor began to fray at the edges.
締め切りが近づくにつれて、チームの落ち着いた態度は限界に近づき始めた。
My tolerance for rude customers frays at the edges by the end of my shift.
シフトの終わりには、失礼な客に対する私の我慢の限界が近づく。
The constant delays caused the project team's morale to fray at the edges.
絶え間ない遅延が、プロジェクトチームの士気を低下させ始めた。
During the intense negotiations, the diplomats' composure occasionally showed signs of fraying at the edges.
激しい交渉中、外交官たちの落ち着きは時折、限界に達している兆候を見せた。
The economic instability has caused the social fabric of the community to fray at the edges.
経済の不安定さが、地域の社会構造を脆弱にし始めている。
Prolonged exposure to high-stress environments can cause an individual's psychological resilience to fray at the edges.
高ストレス環境への長期的な暴露は、個人の精神的な回復力を低下させ始める可能性がある。
類似表現との違い
「nerves wear thin」は主に「神経がすり減る」「忍耐力が尽きる」といった精神的な疲労や限界を直接的に表します。`edges frays` は物理的な「ほつれる」から転じて、状況や精神状態が「悪化し始める」という過程や兆候を指すのに対し、「wear thin」はより進行した状態や結果に焦点を当てます。
「reach a breaking point」は、物理的または比喩的に「限界点に達する」ことを意味し、これ以上は耐えられないという最終段階を強調します。`edges frays` はまだ限界に至る前の「ほつれ始め」「悪化の兆候」を指すことが多い点で異なります。
「come apart at the seams」は、物や計画、関係などが「完全に破綻する」「崩壊寸前になる」という、より劇的で最終的な状況を表します。`edges frays` はその前段階で、まだ修復の余地があるかもしれない、悪化の初期段階を示すことが多いです。
よくある間違い
`edges` は複数形の名詞なので、それに続く動詞は `fray`(原形)が正しいです。三人称単数形の `frays` は、主語が単数形の場合にのみ使用します。
比喩的に「神経」や「忍耐」などがすり減るという意味で使う場合、`at the edges` を加えることで、より自然で慣用的な表現になります。単に `fray` だけでも意味は通じますが、このコロケーションで使われることが多いです。
学習のコツ
- 💡このフレーズには、物の端が物理的にほつれる意味と、人の精神状態や状況が限界に近づく比喩的な意味の両方があります。
- 💡比喩的な意味で使う際は、`nerves` (神経) や `patience` (忍耐) と組み合わせて使われることが非常に多いです。
- 💡物理的な意味でも比喩的な意味でも、文脈に応じて `at the edges` を加えると、より自然で具体的なニュアンスになります。
- 💡動詞 `fray` は自動詞としても他動詞としても使われますが、このコロケーションでは自動詞(~がほつれる/すり減る)として使われることが一般的です。
対話例
友人がお気に入りのブランケットについて話している
A:
Wow, that blanket looks really old and loved. Are you going to get a new one?
わぁ、そのブランケット、すごく古くて愛されてる感じだね。新しいの買うの?
B:
Maybe, but I love this one. Its edges are starting to fray, but it's so cozy.
そうね、でもこれがお気に入りなんだ。端がほつれてきているけど、すごく心地いいの。
同僚がプロジェクトのストレスについて話している
A:
How are you holding up with the project deadline approaching so fast?
プロジェクトの締め切りがこんなに早く近づいてきて、大丈夫?
B:
Honestly, my nerves are starting to fray at the edges. I really need a break soon.
正直なところ、神経がすり減ってきているよ。そろそろ休憩が必要だ。
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