意味
偶然の、予期せぬ、偶発的な、または（良い意味で）思いがけない幸運な、予期せず幸運をもたらす
発音
/fɔːrˈtuːɪtəs/
forTUItoous
💡 強勢は第二音節の「-tu-」に置きます。「フォーチューイタス」とカタカナで読むと間違いやすいので注意が必要です。特に「-tu-」の部分は、日本語の「トゥー」よりも「チュ」に近い音で、唇を突き出して発音すると自然です。最後の「-ous」は「アス」と弱く発音しましょう。
例文
A fortuitous meeting of minds.
思いがけない意見の一致。
It was a fortuitous discovery.
それは偶然の発見でした。
What a fortuitous event!
なんて幸運な出来事でしょう！
A fortuitous market shift occurred.
予期せぬ市場変化が起きました。
Its timing was truly fortuitous.
そのタイミングは実に幸運でした。
This fortuitous data helped us.
この偶発的なデータが我々を助けました。
His success was not fortuitous.
彼の成功は偶然ではありませんでした。
The outcome was purely fortuitous.
結果は純粋に偶発的なものでした。
It was a fortuitous alignment.
それは偶然の一致でした。
A fortuitous error led to innovation.
偶然の誤りが革新につながりました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝形容詞として名詞を修飾します。「a fortuitous event」のように、名詞の前に置かれるのが一般的です。
- 📝主にフォーマルな文脈や書き言葉で用いられます。日常会話では 'lucky' や 'by chance' などがより一般的です。
- 📝比較級や最上級の形（more fortuitous, most fortuitous）も文法的には存在しますが、あまり頻繁には使われません。
使用情報
よくある間違い
fortuitousは「偶発的で、結果的に幸運だった」という出来事や状況を表す形容詞です。一方、fortunateは「運が良い」という個人の状態や状況を指します。人が幸運だった、という場合は通常fortunateを使います。この例では「私が鍵を見つけられて幸運だった」という個人の状態を表すため、fortunateが適切です。
類似スペル単語との違い
fortunateは「運の良い」という個人の状態や一般的な状況を表すのに対し、fortuitousは「偶発的で、結果的に幸運だった」という出来事や状況を指します。fortuitousは偶然性が強く、良い結果につながったニュアンスがあります。例えば、「I am fortunate to have good friends.（良い友達がいて私は幸運だ）」と言えますが、「A fortuitous encounter led to a new business.（偶然の出会いが新しいビジネスにつながった）」のように使われます。
accidentalも「偶発的な」という意味ですが、fortuitousがポジティブな結果を伴う「幸運な偶然」に限定されることが多いのに対し、accidentalは中立的またはネガティブな文脈でも使われます。「accidental mistake（偶然の間違い）」のように、意図しない出来事全般を指します。
派生語
語源
📚 ラテン語の "fortuitus" に由来し、「偶然に起こる」という意味でした。英語に入ってからは、単に偶然であるだけでなく、「良い偶然、幸運な」というポジティブな意味合いも持つようになりました。現代英語では、単に偶然であることに加えて、幸運な結果を伴う場合に用いられることが多いです。
学習のコツ
- 💡「偶然」と「幸運」の両方のニュアンスがあることを一緒に覚えましょう。
- 💡「不幸な偶然」のようなネガティブな文脈では通常使いません。良い結果を伴う偶然に対して使われます。
- 💡-ousで終わる形容詞であるため、発音の強勢位置に注意が必要です。
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