〜のふりをする、〜を装う、見せかける
/feɪn/
FEIGN
💡 「フェイン」と発音しますが、最初の「f」は上の前歯を下唇に軽く当てて息を出す摩擦音です。日本語の「フ」とは異なります。母音の「ei」は日本語の「エイ」に近いですが、口を横に少し広げ気味に発音し、「n」は舌先を上前歯の裏につけて鼻から音を抜きます。単音節なので全体を強く発音します。
He feigned illness.
彼は病気のふりをした。
She feigned sleep.
彼女は眠ったふりをした。
Don't feign surprise.
驚いたふりをするな。
He feigned ignorance.
彼は知らないふりをした。
They feigned interest.
彼らは興味があるふりをした。
She feigned a smile.
彼女は笑顔を作った。
We feigned agreement.
私たちは同意するふりをした。
The manager feigned calm.
経営者は冷静を装った。
She feigned compliance.
彼女は従順を装いました。
The diplomat feigned indifference.
その外交官は無関心を装いました。
`feign`は「〜のふりをする」という他動詞なので、必ず何を装うのかという目的語が必要です。自動詞として単独で使うと意味が不完全になります。
`feign`と`pretend`はどちらも「〜のふりをする」という意味ですが、`feign`はよりフォーマルで、意図的に、しばしば欺く目的で感情や状態を装うニュアンスが強いです。一方、`pretend`はより口語的で、子供の遊びや無邪気なふりにも使えます。
`feign`は主に感情や状態を装うのに対し、`simulate`はより広範に、システムや状況を模倣・再現する意味合いが強いです。例えば、コンピューターでのシミュレーションなど、客観的な模倣に使われます。
`feign`と`faint`はスペルが似ていますが、意味は全く異なります。`feign`は「〜のふりをする」という動詞ですが、`faint`は「気絶する」という動詞、または「かすかな、ぼんやりした」という形容詞です。発音も`/feɪn/`と`/feɪnt/`で違います。
`feign`と`feint`はスペルと発音が非常に似ており、意味も「見せかける」という点で共通点があります。しかし、`feint`は主に軍事や格闘技、スポーツなどにおいて「見せかけの攻撃や動き」を指す名詞または動詞として使われます。`feign`はより一般的な「感情や状態を装う」という広い意味で使われます。
📚 古フランス語の "feindre" に由来し、さらにそのルーツはラテン語の "fingere" (形作る、捏造する、偽る) に遡ります。元々は物理的に「形作る」という意味でしたが、そこから「心の中で何かを作り出す」、ひいては「見せかける」「偽る」という意味へと発展しました。
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