意味
人為的な、不自然な、見せかけの、偽りの、人工的な
発音
/fækˈtɪʃəs/
facTIH-shus
💡 「ファクティシャス」と発音します。第2音節の「ティ」に最も強い強勢が来ます。日本語の「タ行」の音より、舌先を上顎の歯茎の裏にしっかり付けて発音すると英語らしくなります。最後の-ousは弱く「アス」と発音しましょう。
例文
His smile seemed factitious.
彼の笑顔は不自然に見えました。
She felt a factitious cheerfulness.
彼女は偽りの陽気さを感じました。
He showed factitious remorse.
彼は見せかけの後悔を示しました。
Don't create a factitious urgency.
人為的な切迫感を作り出さないでください。
The factitious illness was diagnosed.
その偽りの病気が診断されました。
Factitious enthusiasm won no votes.
見せかけの熱意は票を得られませんでした。
The factitious demand was unsustainable.
その見せかけの需要は持続不可能でした。
The factitious crisis was averted.
その人為的な危機は回避されました。
Avoid factitious classifications.
人為的な分類は避けてください。
This factitious argument lacks merit.
この偽りの議論は価値がありません。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞として名詞の前に置かれ、その名詞の性質が「不自然である」「見せかけである」ことを示します。
- 📝be動詞やseem, appearなどの後に補語として用いることで、主語の状態が「不自然である」ことを表現できます。
使用情報
よくある間違い
factitiousは「人為的な、不自然な、見せかけの」という意味で、実体は存在するもののその性質が偽りである場合に使います。一方、fictitiousは「架空の、作り話の」という意味で、最初から存在しない想像上のものに対して使われます。物語に対してはfictitiousが適切です。
類似スペル単語との違い
factitiousは「人為的に作られた、不自然な、見せかけの」という意味で、実体はあるもののその性質が偽りである場合に使われます。例えば、人為的な需要(factitious demand)。一方、fictitiousは「架空の、作り話の」という意味で、最初から存在しない、想像上のものに対して使われます。例えば、架空のキャラクター(fictitious character)。この二つは意味合いが大きく異なります。
artificialも「人工の、不自然な」という意味で似ていますが、factitiousはより「意図的に、見せかけのために作られた」というニュアンスが強いです。artificialは単に「自然ではない」という客観的な事実を指すことが多いのに対し、factitiousは「偽りの、誠実でない」といった否定的な意味合いを含みます。
派生語
語源
📚 この単語は、ラテン語の「facere」(作る、行う)から派生した「factus」(作られた)に、形容詞を作る接尾辞「-itious」がついて形成されました。元々は「人為的に作られた」という意味でしたが、徐々に「不自然な、見せかけの」という否定的なニュアンスを持つようになりました。英語には17世紀に導入されました。
学習のコツ
- 💡「人工的で不自然なもの」という否定的なニュアンスを理解しましょう。
- 💡似た単語のfictitious(架空の、作り話の)と混同しないように注意が必要です。
- 💡フォーマルな文脈や書き言葉でよく用いられ、日常会話ではあまり使いません。
- 💡病気や症状が「偽りである」という意味で、医療や心理学の分野で使われることがあります。
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