/dɪˈlɪvər eɪ tə biː/
deLIVer A to B
💡 「deliver」は『ディリヴァー』と強く発音し、二つ目の音節にアクセントを置きます。その後の『a』や『to』は弱めに繋げて発音されることが多いですが、具体的な届け先(b)には強調が置かれることもあります。
"To transport goods, letters, messages, or other items to a specific destination or person; to bring something to someone or somewhere."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、物理的な荷物の配送や郵便物の配達といった具体的な「運ぶ」行為だけでなく、メッセージや情報などを「伝える」行為にも使われます。フォーマルからカジュアルまで幅広い場面で使われますが、文脈によってその硬さが変わります。例えば、宅配業者が荷物を届ける、郵便配達員が郵便物を届ける、誰かが手紙を届ける、といった状況で自然に用いられます。
Can you deliver this package to my neighbor?
この荷物、隣の人に届けてくれる?
I need to deliver these documents to the main office by noon.
正午までにこれらの書類を本社に届けなければなりません。
The pizza was delivered to our door in 30 minutes.
ピザは30分で私たちのドアに届けられました。
The postman delivers mail to our house every morning.
郵便配達員は毎朝私たちの家に郵便物を届けます。
We deliver fresh produce to restaurants every morning.
私たちは毎朝、新鮮な農産物をレストランに配送しています。
The new system delivers real-time data to all departments.
新しいシステムは全部署にリアルタイムのデータを提供します。
Please ensure you deliver the report to the client by Friday.
金曜日までにクライアントにレポートを提出するようにしてください。
The ambassador delivered a formal protest to the foreign ministry.
大使は外務省に正式な抗議を伝えました。
The court delivered its verdict to the defendant.
裁判所は被告に判決を言い渡しました。
"To provide a service, give a speech or lecture, produce an expected or required result, or fulfill a promise."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、具体的な「物」を届けるというより、無形のサービスやパフォーマンス、あるいは責任として果たすべきことを「提供する」「実行する」というニュアンスが強くなります。特にビジネスや公共の場での責任を果たす際に頻繁に使われます。「結果を出す」「約束を果たす」といった期待に応える意味合いで使われ、フォーマルな場面での使用が多いです。例えば、企業が顧客にサービスを提供する、リーダーが部下に指示を与える、政府が国民に解決策を提供する、などが挙げられます。
He delivered a great speech at the party.
彼はパーティーですばらしいスピーチをしました。
She always delivers on her promises.
彼女はいつも約束を守ります。
Our team is committed to delivering high-quality service to our clients.
私たちのチームはクライアントに高品質なサービスを提供することに尽力しています。
The project manager failed to deliver the project on time and within budget.
プロジェクトマネージャーはプロジェクトを期限内かつ予算内で完了させることができませんでした。
We need to deliver measurable results to our stakeholders.
私たちは株主に対して測定可能な結果を出す必要があります。
The CEO will deliver the keynote address at the conference.
CEOが会議で基調講演を行います。
The government must deliver effective solutions to social issues.
政府は社会問題に対し、効果的な解決策を提供しなければならない。
It is crucial for a leader to deliver clear guidance to their subordinates.
リーダーが部下にはっきりとした指針を示すことは極めて重要です。
The new policy aims to deliver greater benefits to the community.
新しい政策は地域社会により大きな利益をもたらすことを目指しています。
「hand over」は主に物理的なものを「手渡しで引き渡す」という意味合いが強く、よりカジュアルで直接的な行為を指します。責任や権限の移譲にも使われます。「deliver a to b」は物理的な配送からサービス提供、スピーチまで幅広い意味を持ち、フォーマルな文脈でも多く使われます。
「send a to b」は「送る」という行為自体に焦点を当て、必ずしも「受け手に到達した」という結果まで含みません。また、物理的なものやデータに限らず、指示や思いを伝える際にも使えます。一方「deliver a to b」は「届ける」「配達する」といった、受け手への到達と、それによって果たすべき役割や提供するサービスに重きを置きます。
「provide a to b」は、「(必要に応じて)BにAを提供する」というニュアンスで、不足を補う供給や支援のイメージが強いです。一方「deliver a to b」は、物理的な配達だけでなく、約束や期待されたものを「果たす」「実行する」という意味合いも持ち、より結果や責任の遂行に焦点が当てられます。
「present a to b」は、通常、公式な場や儀式的な状況で、物理的なもの(賞、書類)や情報(考え、提案)を人前で「提示する」「贈呈する」という意味合いが強いです。一方「deliver a to b」は、物理的な配送やサービス提供、あるいはスピーチなど、より広い範囲での「届ける」「提供する」行為を指し、フォーマル度も文脈によって変化します。
「〜に」と届け先を示す場合は前置詞「to」を使います。「for」は「〜のために」という目的や恩恵を表すため、届け先を示す文脈では不適切です。
演説や講義は「送る」のではなく、「行う」「披露する」という意味で「deliver」を使うのが自然です。「send」は物理的なものや電子データを「送る」際に使います。
「deliver」は通常「何を (A)」届けたのかを明示する他動詞です。目的語がないと、文脈によっては意味が不明瞭になったり、不自然に聞こえたりする場合があります。
A:
So, what's the next step for our new product?
それで、新製品の次のステップは何ですか?
B:
We need to deliver a solid marketing plan to the board by next month.
来月までに取締役会にしっかりとしたマーケティングプランを提出する必要があります。
A:
Did you get the book I lent you?
私が貸した本、届いた?
B:
Yes, my sister delivered it to me yesterday. Thanks!
うん、昨日妹が私に届けてくれたよ。ありがとう!
A:
How confident are you that we can deliver the software to the client by the deadline?
期限までにクライアントにソフトウェアを納品できる自信はどのくらいありますか?
B:
We're on track. I'm confident we can deliver it to them as scheduled.
順調に進んでいます。予定通りに納品できると確信しています。
deliver a to b を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。