意味
不法行為、違法行為、犯罪(特に民事法における賠償責任を伴うもの)
発音
/ˈdɪlɪkt/
DIlict
💡 第一音節の「ディ」を強く発音しましょう。最後の「-lict」は「リクトゥ」のように、軽く「トゥ」の音を添えるイメージです。Lの音は舌先を上前歯の裏につけて発音するよう意識してください。
例文
Preventing a delict is crucial for business.
不法行為の防止はビジネスにとって重要です。
They discussed potential delict liability.
彼らは潜在的な不法行為責任について議論しました。
This delict caused significant damage.
この不法行為は甚大な損害を引き起こしました。
A delict often leads to legal action.
不法行為はしばしば法的措置につながります。
The court ruled it a delict.
裁判所はそれを不法行為と判断しました。
Such a delict violates civil law.
そのような不法行為は民法に違反します。
Every delict has legal consequences.
全ての不法行為には法的な結果が伴います。
He was accused of a delict.
彼は不法行為で告発されました。
Ignoring the delict was not an option.
その不法行為を無視する選択肢はありませんでした。
The delict requires proper compensation.
その不法行為には適切な賠償が必要です。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝delictは可算名詞であるため、単数で用いる場合は不定冠詞 'a' または定冠詞 'the' を伴うことが多いです。
- 📝主に法律や学術、ビジネスといったフォーマルな文脈で使用されます。日常会話ではより一般的な 'wrongdoing' や 'crime' を使うのが自然です。
- 📝動詞 'commit' と一緒に使われることが多く、'commit a delict'(不法行為を犯す)という形でよく見られます。
使用情報
類似スペル単語との違い
'crime'は一般的に「犯罪」を意味し、刑法に基づいて国家が刑罰を科す対象となる行為を指します。一方、'delict'は民事法上の「不法行為」を指すことが多く、主に損害賠償責任が発生する行為です。法的な文脈が異なります。
'offense'は「違反、罪」という意味で、法律、規則、道徳に反する行為全般を指します。'crime'よりも広範で、軽微な違反も含まれます。'delict'は特に民事責任を伴う不法行為に限定される点で異なります。
'tort'は英米法における「不法行為」を指し、民事上の責任を生じさせる行為です。'delict'は大陸法系の「不法行為」に相当する概念であり、両者は同じ「不法行為」を意味しますが、法体系と歴史的背景が異なります。
'delinquency'は主に「非行」や「職務怠慢、滞納」といった意味で使われます。特に未成年者の非行行為を指すことが多く、一般的な不法行為全般を指す'delict'とは焦点が異なります。語源は同じですが、現代英語での用法は区別されます。
派生語
語源
📚 ラテン語の'delictum'に由来し、「過ち、違反」を意味します。特に大陸法系において、不法行為や民事上の損害賠償責任を伴う違法行為を指す法律用語として使われてきました。
学習のコツ
- 💡この単語は法律用語であり、日常会話で使われることは稀です。専門的な文脈で出会うことが多いでしょう。
- 💡主に大陸法系の「不法行為」を指し、英米法の'tort'と似ていますが、その歴史的背景や法体系に違いがあります。
- 💡類語の'crime'(犯罪)は刑罰の対象となる行為を指すのに対し、'delict'は民事上の損害賠償責任を伴う行為を指すことが多いです。
- 💡語源の'de-'と'linquere'から、規範から「離れて残された(逸脱した)行為」というイメージで覚えると良いでしょう。
- 💡可算名詞なので、単数形では'a delict'、複数形では'delicts'となります。
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