意味
自己満足した、現状に甘んじた、独りよがりの、ひとり合点した
発音
/kəmˈpleɪsnt/
comPLAYsnt
💡 「コンプレイスント」と発音します。強く発音するのは真ん中の「プレイ(PLAY)」の部分です。最初の「com-」は「カム」ではなく、あいまい母音の「クム」に近い音になります。最後の「-nt」は舌先を上顎につけたまま「ンッ」と止めるように発音するのがポイントです。
例文
Don't be complacent about success.
成功に自己満足してはいけません。
He became too complacent.
彼は自己満足しすぎました。
She seemed utterly complacent.
彼女は完全に自己満足しているようでした。
The team was not complacent.
そのチームは現状に甘んじていませんでした。
Avoid being complacent in studies.
勉強で現状に甘んじるのは避けましょう。
He was complacent about his skills.
彼は自分のスキルに満足していました。
A complacent attitude can be risky.
自己満足的な態度は危険を伴います。
Such complacency is dangerous now.
そのような自己満足は今、危険です。
We must not grow complacent.
私たちは自己満足してはなりません。
The report warned against complacency.
報告書は自己満足を戒めていました。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝この単語は、前置詞 'about' を伴って「〜に自己満足している」という意味で使われることが多いです。(例: complacent about one's success)
- 📝形容詞なので、be動詞(is, am, areなど)や look, seem, feel などの連結動詞の後に置かれます。
- 📝「自己満足する」という行動を表す際には 'become complacent' や 'grow complacent' といった表現がよく用いられます。
使用情報
よくある間違い
「complacent(自己満足した)」と「complaisant(愛想の良い、人に合わせる)」はスペルが似ていますが、意味は全く異なります。自己満足している状態を表す場合は 'complacent' を使用します。
類似スペル単語との違い
'complacent' は「自己満足した、現状に甘んじた」という、しばしばネガティブな意味合いで使われる形容詞です。一方、'complaisant' は「愛想の良い、人に合わせる、従順な」という意味で、他者に対する態度を表します。スペルが非常に似ていますが、意味は全く異なるので注意が必要です。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'complacere' (自分自身に喜ぶ) に由来し、中世フランス語を経て英語に入りました。元々は単に「満足している」という肯定的な意味合いも持ちましたが、徐々に「自己に甘く、現状に無関心な」というネガティブなニュアンスが強くなりました。
学習のコツ
- 💡「自己満足」という、ややネガティブな意味合いを意識して使いましょう。
- 💡名詞形の 'complacency'(自己満足、現状への甘んじ)も一緒に覚えると語彙力が広がります。
- 💡動詞 'to be complacent about' の形でよく使われます。
- 💡類語の 'smug'(独りよがりの)と比較してニュアンスの違いを理解すると良いでしょう。
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