by way of
発音
/baɪ weɪ əv/
by WAY of
💡 「バイ ウェイ オヴ」のように発音し、「way」を最も強く言います。最後の「of」は「アヴ」のように弱く発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
〜を経由して、〜を通って
"Going through or stopping at a particular place before arriving at your final destination; passing through."
💡 ニュアンス・使い方
物理的な移動の経路を示す際に使われます。ある場所から別の場所へ行く途中で、特定の場所を「通り道として」利用する、または「立ち寄る」といったニュアンスです。ややフォーマルな響きがあり、日常会話では "via" や "through" を使うことが多いかもしれません。旅行の計画や交通機関の説明などで見かけることがあります。
例文
We traveled to the destination by way of the scenic route.
私たちは景色の良い道を通って目的地へ向かいました。
He came home by way of the park.
彼は公園を通って家に帰りました。
The goods will be shipped to Europe by way of Singapore.
商品はシンガポールを経由してヨーロッパへ出荷されます。
The ambassador traveled to the capital by way of the northern territories.
大使は北方領土を経由して首都へ向かいました。
Let's stop by way of the cafe on our way.
途中でカフェに寄っていこうよ。
All communications will be routed by way of the central server.
全ての通信は中央サーバーを経由して行われます。
I usually go to school by way of the shortcut.
私はいつも近道を通って学校に行きます。
The message was delivered to the king by way of a trusted messenger.
そのメッセージは信頼できる使者を通じて王に届けられました。
They visited their grandparents by way of the new highway.
彼らは新しい高速道路を通って祖父母を訪ねました。
We drove to the mountains by way of the lake.
私たちは湖を経由して山へ車を走らせました。
〜として、〜という形で(手段・目的・例示)
"As a form of something; as a means of doing something; for the purpose of, or as an example of."
💡 ニュアンス・使い方
抽象的な事柄を説明する際によく用いられます。「〜の手段として」「〜の目的で」「〜の例として」など、様々な文脈で使われます。一つ目の意味よりもさらにフォーマルで、書き言葉や公式なスピーチで頻繁に登場します。特に、「by way of introduction (自己紹介として)」「by way of example (例として)」などの決まったフレーズで使われることが多いです。やや堅苦しい印象を与えるため、カジュアルな会話では "as" や "for" などで言い換える方が自然な場合が多いでしょう。
例文
By way of introduction, let me briefly explain our company's mission.
ご挨拶として、弊社の使命について簡単にご説明させていただきます。
This meeting is held by way of a progress review.
この会議は進捗状況の確認として開催されます。
He offered a small gift by way of apology.
彼は謝罪の印としてささやかな贈り物を差し出しました。
By way of clarification, I'd like to add a few points.
明確にするため、いくつか補足させていただきます。
Just by way of advice, maybe don't do that again.
アドバイスとしてだけど、あれはもうしない方がいいかもね。
They shared their insights by way of a detailed report.
彼らは詳細なレポートという形で洞察を共有しました。
The artist expressed his feelings by way of abstract paintings.
その芸術家は抽象画によって自身の感情を表現しました。
By way of conclusion, I want to thank everyone for their hard work.
結論として、皆様の尽力に感謝申し上げます。
The new policy was implemented by way of a pilot program.
新方針は試験的プログラムという形で導入されました。
I just wanted to say thank you by way of a small gesture.
ちょっとした気持ちとして、お礼を言いたかっただけです。
類似表現との違い
「via」は「〜を経由して」という意味で「by way of」の意味1と近いですが、「via」の方が簡潔で、主に経路や手段を明確に伝える際に使われます。フォーマル度は「by way of」とほぼ同等か、やや簡潔なため、ビジネスや技術的な文脈でより頻繁に用いられます。「by way of」は物理的な経路の他、「〜として」という抽象的な意味も持つ点で異なります。
「as」は「〜として」という意味で「by way of」の意味2と重なる部分が多いですが、「as」の方がはるかに一般的でカジュアルです。例えば「as an apology (謝罪として)」は「by way of apology」よりも日常的に使われます。「by way of」はより強調されたり、やや回りくどく聞こえることがあり、フォーマルな文脈で特に「手段」や「形式」を示す際に選ばれます。
「through」は「〜を通って」という物理的な経路や「〜を通じて」という手段の両方で使え、「by way of」の意味1と似ています。しかし、「through」の方が圧倒的に使用頻度が高く、カジュアルからビジネスまで幅広い文脈で使われます。「by way of」は「through」よりもフォーマルで、特に「ある場所を中間地点として通る」というニュアンスを強調する場合があります。
「for the purpose of」は「〜の目的で」という意味で、「by way of」の意味2、特に「〜の手段として」「〜の目的で」という文脈で言い換えが可能です。しかし、「for the purpose of」は「目的」を明確に示しますが、「by way of」は「手段」「形式」「例示」など、より広範な「〜として」の意味合いを持ちます。両者ともフォーマルな表現ですが、「for the purpose of」はより直接的に目的を述べます。
よくある間違い
「by way of」は固定されたフレーズであり、「for」ではなく常に「of」を使用します。この句全体で「〜を経由して」または「〜として」という意味を表します。
学習のコツ
- 💡「by way of」は、物理的な経路を示す「〜を経由して」と、抽象的な手段や目的を示す「〜として」の二つの主要な意味があることを覚えましょう。
- 💡特に「by way of introduction(自己紹介として)」や「by way of example(例として)」のように、特定の単語と組み合わせて使うことがよくあります。
- 💡書き言葉やフォーマルなスピーチで使うと、洗練された印象を与えられますが、日常会話ではよりシンプルな表現(via, as, through)の方が自然です。
- 💡強勢は「WAY」の部分に置かれます。発音する際は意識してみましょう。
対話例
会議での自己紹介
A:
Good morning, everyone. By way of introduction, I'm John Smith, the new project lead.
皆さん、おはようございます。自己紹介として、新プロジェクトリーダーのジョン・スミスです。
B:
Welcome, John. We're glad to have you.
ようこそ、ジョン。お会いできて嬉しいです。
出張先での経路確認
A:
So, your flight to London will be by way of Frankfurt, correct?
では、ロンドンへのフライトはフランクフルト経由で、よろしいですか?
B:
Yes, that's right. There's a two-hour layover there.
はい、その通りです。そこで2時間の乗り継ぎがあります。
Memorizeアプリで効率的に学習
by way of を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。