be sickened by
発音
/biː ˈsɪkənd baɪ/
be SICKENED by
💡 「be」は軽く短めに、「sickened」は「シックンド」のように発音し、強勢を置きます。「by」は弱く短く、全体的に滑らかに繋げて「ビー・シックンド・バイ」と発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
(物理的に)〜によって気分が悪くなる、吐き気がする
"To feel physically ill, nauseous, or disgusted to the point of nausea, typically caused by a sight, smell, or thought."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、何か特定の刺激(例えば、不快な臭い、血生臭い光景、衝撃的な写真など)によって、文字通り吐き気を催したり、身体的な不快感を強く感じる状態を表します。非常に強い身体的反応を伴う表現であり、カジュアルな会話から、より深刻な状況の描写まで使われますが、その感情の強さから使用場面は限定的です。話し手の生理的な嫌悪感を強調したいときに用います。
例文
I was sickened by the smell coming from the decaying garbage.
腐敗したゴミから漂う臭いに気分が悪くなりました。
She was sickened by the gory details of the accident report.
彼女は事故報告書の生々しい詳細に吐き気を催しました。
The thought of eating spoiled food sickened him.
腐った食べ物を食べるという考えが彼を吐き気にさせました。
Seeing the graphic images of the disaster sickened many viewers.
災害の生々しい映像を見て、多くの視聴者が気分を悪くしました。
The nurses were sickened by the conditions in the overcrowded emergency room.
看護師たちは、混雑した救急病棟の状況に気分が悪くなりました。
The public was sickened by the images of animal cruelty broadcast on the news.
ニュースで放送された動物虐待の映像に、国民は嫌悪感を覚えました。
(道徳的・精神的に)〜に嫌悪感を抱く、うんざりする、心を痛める
"To feel deeply disgusted, appalled, or repulsed by something morally wrong, unjust, or offensive."
💡 ニュアンス・使い方
物理的な吐き気というよりは、不正義、残酷さ、不道徳な行為などに対して、強い嫌悪感、憤り、失望、悲しみなどが混じり合った感情を表す際に使われます。話し手の道徳的な感情や倫理観に深く触れる状況で用いられ、その事柄に対する強い非難や苦痛を強調します。ニュース記事や公式な声明、社会問題についての議論など、幅広い文脈で使われます。
例文
I was sickened by his blatant disregard for human rights.
彼の露骨な人権無視には嫌悪感を覚えました。
She was sickened by the way they treated the vulnerable community members.
彼らが弱い立場の人々を扱った方法に、彼女は心を痛めました。
We were all sickened by the news of the government's corruption.
私たちは皆、政府の汚職のニュースにうんざりしました。
Many citizens were sickened by the unfair judgment handed down by the court.
多くの市民は、裁判所が下した不公平な判決に嫌悪感を抱きました。
The management team was sickened by the reports of workplace harassment.
経営陣は職場ハラスメントの報告に心を痛めました。
Investors were sickened by the company's deceptive financial practices.
投資家たちは、その会社の欺瞞的な財務慣行にうんざりしました。
The international community was sickened by the systematic destruction of cultural heritage sites.
国際社会は、文化遺産が組織的に破壊されたことに嫌悪感を抱きました。
Historians were sickened by the attempts to distort historical facts.
歴史家たちは、史実を歪曲しようとする試みに憤りを感じました。
類似表現との違い
`be sickened by` と非常に似ていますが、`disgusted by` は「嫌悪感を抱く」というより一般的な感情を表します。`sickened by` は、しばしば物理的な吐き気や、より深い精神的な衝撃・苦痛を伴うニュアンスがあり、感情の強さがより強調されます。`disgusted by` は、単に「不快でうんざりする」という幅広い状況で使えます。
`be appalled by` は「〜にぞっとする、愕然とする」という意味で、特に衝撃的で恐ろしいこと、または道徳的に許しがたいことに対して使われます。`sickened by` と同様に強い感情を表しますが、吐き気というよりは「衝撃と恐怖」のニュアンスが強く、驚きや不信感も含まれます。
`be repulsed by` は「〜に強い嫌悪感を感じる、反感を覚える」という意味で、何か非常に不快なもの、受け入れがたいものに対して使われます。`sickened by` に近い強い感情ですが、物理的な吐き気よりも心理的な拒絶や反発のニュアンスが強調されます。
よくある間違い
`sickening` は「うんざりさせるような、吐き気を催させるような」という意味の形容詞(現在分詞)です。主語が「気分が悪くなった」という受動的な状態を表す場合は、動詞 `sicken` の過去分詞である `sickened` を使います。
`be sick of` は「〜にうんざりしている、飽き飽きしている」という意味で、不満や退屈を表します。一方、`be sickened by` は「〜によって気分が悪くなる、深い嫌悪感を抱く」という、より強い生理的・道徳的な反応を表すため、意味合いが異なります。文脈によって使い分けが必要です。
学習のコツ
- 💡物理的な吐き気と精神的な嫌悪感の両方に使える強い感情表現であることを覚えておきましょう。
- 💡通常、受動態の形で `be sickened by + 名詞` の構造で使われます。
- 💡ネガティブで強い感情を表現する際に使うので、使う状況や相手を見極めることが重要です。
対話例
友人とのニュースについての会話
A:
Did you read about the recent environmental disaster? It's just awful.
最近の環境災害について読んだ?本当にひどいね。
B:
Yes, I did. I was truly sickened by the scale of the destruction and the lack of action.
ええ、読みました。破壊の規模と対策の不足に本当に心を痛めました。
映画の感想について話す同僚
A:
How was that documentary about the slaughterhouse?
あの食肉処理場についてのドキュメンタリーどうだった?
B:
It was very graphic. To be honest, I was sickened by some of the scenes.
非常に生々しかったですね。正直なところ、いくつかのシーンには吐き気がしました。
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