be sick of

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/biː sɪk ɒv/

be SICK of

💡 「be」は弱く、「sick」を強く発音します。「of」は弱く「アヴ」のような音になることが多いです。全体的にリズミカルに発音すると自然に聞こえます。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話学校・教育趣味・娯楽仕事の不満人間関係料理・レストランメディア・エンタメ

構成単語

意味

(人・物・状況などに)うんざりする、飽き飽きする、嫌になる。

"To be completely fed up with, annoyed by, or tired of something or someone, often to the point of frustration or a desire for change."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ある状況、物、または人に対して、もうこれ以上は我慢できない、飽きて嫌になった、という強い不満や嫌悪感を表現する際に使われます。非常に口語的でカジュアルな表現であり、親しい友人や家族との会話で感情を率直に伝えるときによく用いられます。フォーマルな場やビジネスシーンでは避けるべき表現です。ネイティブスピーカーは、日常的に感じる不満を強く表現する際に自然に使う表現ですが、感情的なニュアンスが強いため、相手によっては失礼に聞こえる可能性もあります。

例文

I'm sick of this cold weather; I just want spring to arrive.

カジュアル

この寒い天候にはもううんざりです。早く春になってほしいです。

She's sick of his constant complaining about everything.

カジュアル

彼女は彼が何にでも常に不平を言うのにうんざりしています。

We're all sick of eating the same leftovers every night.

カジュアル

毎晩同じ残り物を食べるのはもう飽き飽きです。

Are you sick of studying for the exams yet?

カジュアル

もう試験勉強にうんざりしていますか?

My kids are sick of playing with their old toys.

カジュアル

うちの子どもたちは古いおもちゃで遊ぶのに飽きています。

He's sick of hearing the same old excuses from his team.

ビジネス

彼はチームからいつも同じ言い訳を聞かされるのにうんざりしています。

I'm getting sick of this slow internet connection.

カジュアル

この遅いインターネット接続にはだんだんうんざりしてきました。

Many employees are sick of the excessive paperwork.

ビジネス

多くの従業員は過剰な書類仕事にうんざりしています。

I'm sick of feeling tired all the time.

カジュアル

いつも疲れている状態にはもううんざりです。

If you're sick of waiting, we can leave.

カジュアル

待つことにうんざりしているなら、私たちは出発してもいいですよ。

類似表現との違い

「be sick of」と似ていますが、「be tired of」は単に「飽きた」「疲れた」という、より穏やかな不満を表します。「be sick of」はもっと強い不満や嫌悪感、うんざりした気持ちを伝える際に使われます。

be fed up withカジュアル

「be sick of」と非常に近い意味で、ほとんど同じように使われます。「もう我慢できない」「うんざりだ」という強い不満を表します。交換可能な場合も多いですが、「fed up」の方がやや怒りのニュアンスを含むことがあります。

have had enough ofカジュアル

「もう十分だ」「これ以上は我慢できない」という限界に達した状態を表します。「be sick of」と同様に強い不満を示しますが、特に「これ以上受け入れられない」というニュアンスが強調されます。

can't standカジュアル

「〜に耐えられない」「〜が大嫌いだ」という強い嫌悪感や我慢できない気持ちを表します。「be sick of」よりも対象そのものへの嫌悪感が強い場合が多いです。たとえば、特定の食べ物や人の性格などに対して使います。

よくある間違い

I'm sick with this rain.
I'm sick of this rain.

「be sick of」は「〜にうんざりする」という意味で、前置詞は「of」を使います。「sick with」は「〜で病気である」という病気の原因を表す際に使われます。

She's sick for his excuses.
She's sick of his excuses.

「〜にうんざりする」という意味の場合、前置詞は「for」ではなく「of」が正しいです。「for」を使うと意味が通じません。

学習のコツ

  • 💡「of」の後ろには、名詞または動名詞(-ing形)が来ます。例: 'sick of the rain', 'sick of waiting'.
  • 💡「get sick of」という形で使うと、「うんざりし始める」「だんだん嫌になる」という変化のニュアンスを表現できます。
  • 💡強い不満を表すため、使う相手や状況をよく考えて選びましょう。フォーマルな場では避けるのが無難です。

対話例

友人とランチについて話している場面

A:

What do you want for lunch today?

今日のランチは何にする?

B:

Anything but pizza. I'm really sick of pizza!

ピザ以外なら何でもいいよ。もうピザにはうんざりなんだ!

職場の同僚とプロジェクトの進捗について話している場面

A:

How's your current project going?

今のプロジェクトはどう?

B:

Honestly, I'm sick of dealing with these constant technical issues.

正直なところ、絶え間ない技術的な問題に対処するのにうんざりしています。

友人と週末の計画について話している場面

A:

Another movie night at home?

また家で映画ナイト?

B:

No way, I'm sick of staying in. Let's go out for a change!

とんでもない、家にいるのはもううんざりだよ。気分転換に出かけようよ!

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