banal

/bəˈnɑːl/

英検準1級C1TOEIC ★★
学術芸術ビジネス日常

意味

形容詞

陳腐な、ありふれた、月並みな、つまらない、面白くない

発音

/bəˈnɑːl/

baNAL

💡 第二音節の「nal」を強く発音します。「バナル」とフラットに発音しがちですが、後半にアクセントがあることに注意しましょう。「na」の音は「ナー」と口を大きく開ける母音です。「ル」は舌を丸めずに軽く発音します。

例文

His speech was banal.

カジュアル

彼のスピーチは陳腐でした。

The plot was quite banal.

カジュアル

その筋書きはかなりありふれていました。

It's a banal story.

カジュアル

それは月並みな話です。

Such banal ideas bore me.

カジュアル

そのようなつまらない考えには飽き飽きします。

The movie had banal dialogue.

カジュアル

その映画には陳腐なセリフがありました。

Don't use banal excuses.

カジュアル

ありふれた言い訳はしないでください。

Avoid banal phrases.

ビジネス

陳腐な表現は避けてください。

We need to avoid banal content.

ビジネス

私たちは陳腐なコンテンツを避ける必要があります。

This is a rather banal observation.

フォーマル

これはかなり月並みな意見です。

A truly banal argument.

フォーマル

全くもって陳腐な議論です。

変形一覧

形容詞

比較級:more banal
最上級:most banal

文法的注意点

  • 📝形容詞なので、名詞を修飾したり、be動詞の補語になったりします。
  • 📝比較級は 'more banal'、最上級は 'most banal' となります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
学術・教育芸術・文化文学批評ビジネス日常会話映画・TV政治・社会

よくある間違い

His ideas were dull.
His ideas were banal.

dullやboringは「退屈な」を意味しますが、banalは「ありふれていて、独創性がないために退屈な」という、より具体的なニュアンスを含みます。単に退屈なだけでなく、オリジナリティの欠如を指摘する際に使われます。

派生語

語源

由来:フランス語
語根:
ban (農民の強制労働、公共の、一般的な)

📚 古フランス語の「banal」は「領主の支配下にある、公共の」という意味で、特に領主が所有する共通のオーブンやミルなどを指しました。それが転じて「みんなが使うもの、ありふれた」という意味になり、さらに「陳腐な、つまらない」という意味に変化しました。

学習のコツ

  • 💡「ありふれている」というネガティブなニュアンスを覚えておくと良いでしょう。
  • 💡dullやboringとは異なり、独自性がないために退屈、という点が強調されます。
  • 💡ややフォーマルな文脈や批評的な場面でよく使われます。
  • 💡日本語の「ベタ」や「ありきたり」に近い感覚で使うことができます。

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