意味
悪意に満ちた、不吉な、有害な
発音
/ˈbeɪlfəl/
BALEful
💡 最初の音節「bale-(ベイル)」を強く発音します。「-ful(フル)」の部分は弱く、あいまい母音(シュワ)で発音しましょう。日本語の「ベール」とは異なり、「l」の音は舌を上の歯茎の裏にしっかりつけて発音するのがコツです。
例文
His baleful stare chilled me.
彼の悪意に満ちた眼差しは私を凍えさせました。
A baleful wind swept the land.
不吉な風が大地を吹き荒れました。
She cast a baleful glance.
彼女は悪意のこもった一瞥を投げました。
They saw a baleful omen.
彼らは不吉な前兆を見ました。
His baleful gaze was unnerving.
彼の不吉な視線は人を不安にさせました。
It had a baleful effect.
それは有害な影響をもたらしました。
Ignore the baleful predictions.
不吉な予測は無視してください。
The baleful prophecy came true.
不吉な予言は現実となりました。
Baleful intent was clearly seen.
悪意のある意図がはっきりと見えました。
The news had baleful consequences.
そのニュースは悲惨な結果を招きました。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞として名詞の前に置かれることが多いですが、be動詞の補語としても使われます(例: "His stare was baleful.")。
- 📝非常に強いネガティブな意味合いを持つため、使用する文脈や相手に与える印象に注意が必要です。
- 📝文学的な表現や詩的な文脈で用いられることが多く、日常会話ではあまり使われません。
使用情報
よくある間違い
「baleful」は人や物から発せられる悪意や不吉な雰囲気を表す形容詞で、自分の一日の出来事や気分を直接表すのには通常使いません。「ひどい一日」のような場合は "terrible" や "bad" などが適切です。
「baleful」は味覚を表現するのには使いません。食べ物が「ひどい味」という意味で使う場合は "dreadful" や "awful" などが適切です。
類似スペル単語との違い
「baneful」は「有害な、破滅的な」という意味で、しばしば「baleful」と混同されますが、ニュアンスが異なります。「baleful」は主に人や物の見た目や雰囲気から感じる「悪意のある、不吉な」といった心理的・象徴的な意味合いが強いのに対し、「baneful」は実際に害を及ぼす物理的な影響や結果、破滅的な作用を指すことが多いです。
「malevolent」も「悪意のある」という意味で非常に似ていますが、「baleful」が悪意を「放つ」様子や「不吉な」雰囲気を強調するのに対し、「malevolent」は純粋に「悪意を持っている」状態やその意図を指します。「baleful」は視線や表情、雰囲気といった視覚的な要素を伴うことが多いです。
派生語
語源
📚 「baleful」は古英語の「bealu」(悪、害、災い)に由来し、形容詞接尾辞の「-ful」が加わって「悪意に満ちた、不吉な」という意味になりました。この単語は古くから文学作品や詩で、陰鬱な雰囲気や悪意ある存在を表現するために用いられてきました。
学習のコツ
- 💡文学作品や歴史書など、書き言葉で遭遇することが多い単語です。小説を読む際に意識してみましょう。
- 💡「-ful」で終わる単語は形容詞が多いことを覚えておくと、品詞の判別がしやすくなります。
- 💡「悪意」「不吉」「有害」といった非常にネガティブで強い意味合いを持つため、使用する文脈に注意が必要です。
Memorizeアプリで効率的に学習
baleful を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。