意味
権威、権力、権限
当局、権威者、専門家
(情報源としての)信頼性、正当性
発音
/əˈθɔːrəti/
auTHORity
💡 第二音節の「-thor-」に最も強いアクセントを置きます。日本人学習者は「th」の音を「ス」や「ズ」と発音しがちですが、舌先を上下の歯で軽く挟み、その隙間から息を出す無声摩擦音です。語尾の「-ity」は「イティ」ではなく、「-əti」と弱く、素早く発音するのが自然です。
例文
He has no authority here.
彼にはここに権限がありません。
She spoke with authority.
彼女は自信を持って話しました。
Ask the authority.
専門家に聞いてみて。
I trust her authority.
彼女の権威を信頼しています。
Who has final authority?
最終決定権は誰に?
He is an authority on this.
彼はこれの権威です。
Exercise your authority wisely.
あなたの権限を賢明に行使してください。
Seek higher authority approval.
上位機関の承認を求めてください。
Grant him full authority.
彼に全権限を付与する。
The law provides authority.
その法律は権限を規定しています。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝不可算名詞として「権威、権力」を意味する場合、通常a/anや複数形はつきません。
- 📝可算名詞として「権威者、専門家」を意味する場合、a/anや複数形 'authorities' がつきます。
- 📝複数形 'authorities' は集合的に「当局」や「関係機関」を指すことが多いです。
- 📝前置詞 'over' と共に使うと、「〜に対する権力/支配」を表します (例: authority over the staff)。
- 📝「〜する権限」は 'the authority to do something' の形を使います。
使用情報
よくある間違い
「当局」という意味で使う場合は、常に複数形 'authorities' を用います。単数形 'authority' は「権威」や「権限」を意味します。
Authority(権限)とResponsibility(責任)は多くの場合、密接に関連しています。権限を持つ者はそれに伴う責任も負うため、文脈によっては「and also」で繋ぐ方が自然です。
類似スペル単語との違い
authorityは「権威、権限」を意味する名詞ですが、authorは「著者、作家」を意味する名詞です。スペルは似ていますが、意味は全く異なります。authorは物事を「創造する人」に焦点を当て、authorityは「正当性や支配力」に焦点を当てます。
authorityは「権威、権力、権限」そのものを指し、抽象的な概念や特定の人物・組織を意味します。一方、authorizationは「(権限を付与された結果としての)許可、認可」を意味する名詞で、具体的な許可行為や許可証を指すことが多いです。authorityがあるからauthorizationができる、という関係性で理解すると良いでしょう。
派生語
語源
📚 「authority」はラテン語の「auctoritas」に由来し、これは「auctor」(創設者、保証人)に関連します。元々はローマ法において「承認、権威、影響力」を意味しました。英語には古フランス語を介して導入され、権力、専門性、信頼できる情報源といった現在の意味合いを持つようになりました。
学習のコツ
- 💡この単語は、不可算名詞として「権威、権力」という意味と、可算名詞として「権威者、当局」という意味の両方で使われます。
- 💡複数形 'authorities' は集合的に「当局」や「関係機関」を指す際によく使われます。
- 💡前置詞 'on' と共に使うと、「〜の権威である」という意味になります (例: an authority on physics)。
- 💡'the authority to do something' で「〜する権限」という意味になります。
- 💡似た単語の 'authorization'(許可、承認)と混同しないように注意しましょう。
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