atone for one's sins
発音
/əˈtoʊn fɔːr wʌnz sɪnz/
əTONE fɔːr wʌnz SINS
💡 「アトーン」と「シンズ」を強く発音し、「フォー」は軽く流れるように発音します。全体的に重々しい響きがあります。
使用情報
構成単語
意味
自分の罪や過ちを償う、贖罪する、埋め合わせをする。
"To make amends or reparation for an offense, a wrong, or a sin committed, often implying a deep sense of guilt and a desire for reconciliation or forgiveness."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「謝る」や「埋め合わせをする」以上の、非常に深く重い意味合いを持ちます。「sins」(罪)という言葉が使われていることからもわかるように、道徳的、宗教的な文脈で深刻な過ちや不正行為に対して使われることがほとんどです。個人の心の中での悔い改めと、その悔い改めを行動で示す「償い」の両方を含みます。フォーマルな状況や、文学、歴史、宗教的な議論の中で用いられ、カジュアルな日常会話で使うと非常に大袈裟に聞こえます。ネイティブスピーカーにとっては、深刻な倫理的・道徳的問題に直面している状況を表す言葉として認識されます。
例文
Many religious traditions emphasize the importance of seeking to atone for one's sins.
多くの宗教的伝統は、自分の罪を償おうとすることの重要性を強調しています。
He spent years trying to atone for the harm he had caused to his family.
彼は家族に与えた害を償うために何年も費やしました。
The novel explores a character's long journey to atone for a terrible betrayal.
その小説は、ひどい裏切りを償う登場人物の長い旅を描いています。
After the scandal, the politician made public apologies and sought ways to atone for his actions.
スキャンダルの後、その政治家は公に謝罪し、自らの行為を償う方法を探しました。
The company launched a major initiative to atone for its environmental negligence.
その会社は、環境への怠慢を償うために大規模な取り組みを開始しました。
Some philosophies suggest that one can never truly atone for certain unforgivable acts.
一部の哲学では、ある種の許されない行為を真に償うことは決してできないと示唆しています。
The protagonist's quest was to find redemption and atone for his past transgressions.
主人公の探求は、救済を見つけ、過去の過ちを償うことでした。
He felt a profound need to atone for the lies he had told.
彼は自分がついた嘘を償う深い必要性を感じていました。
In a spiritual sense, fasting can sometimes be a way to atone for one's wrongdoings.
精神的な意味では、断食が自らの過ちを償う一つの方法となることもあります。
The historical document describes how the king attempted to atone for his tyranny.
その歴史文書は、王がいかにして自らの圧政を償おうとしたかを記述しています。
類似表現との違い
`atone for` よりも汎用性が高く、より一般的な過ちや不手際に対して「償いをする」「埋め合わせをする」という意味で使われます。宗教的な「罪」という重い意味合いは薄く、人間関係の修復や損害賠償など、幅広い状況で用いられます。フォーマル度は `atone for` よりは低いですが、依然として丁寧な表現です。
自分の過ちの「代償を払う」「報いを受ける」という意味合いが強く、行為の結果として責任を取ること、特に法的な罰や失敗による損失など、望ましくない結果を被ることを指します。`atone for` が内面的な悔い改めと具体的な償いの努力を強調するのに対し、こちらは結果として生じる苦痛やペナルティに焦点を当てます。
`repent` は主に「(自分の罪や過ちを)悔い改める」という、内面的な感情や精神的な行為に焦点を当てます。`atone` は悔い改めた上で、さらに具体的な償いの行動や努力をする、という外向きの行動を含むニュアンスが強いです。`repent` は神に対する悔い改めなど、より宗教的な文脈で使われることが多いです。
よくある間違い
`atone` は常に前置詞 `for` とセットで使われ、償いの対象を導きます。`of` は不適切です。
`atone` は他動詞のように直接目的語を取ることはできません。必ず `for` を介して償いの対象を述べます。
`atone for` は「罪」や「深刻な過ち」を償う際に用いられる非常に重い表現です。比較的軽い過ちに対して使うと大袈裟に聞こえるため、その場合は `make amends for` などを使う方が自然です。
学習のコツ
- 💡「罪や過ちを償う」という、非常に重くフォーマルな意味合いを持つ表現だと理解しましょう。
- 💡`sins` 以外の名詞(例: `mistakes`, `actions`, `damage`, `injustice`, `past`)も目的語になり得ますが、文脈は依然として深刻な事柄であることが多いです。
- 💡主に書き言葉や、倫理的・宗教的・歴史的な議論の中で使われます。日常会話で使うと不自然に聞こえることが多いので注意が必要です。
- 💡`atone` は常に `for` とセットで使われることを覚えておきましょう。
対話例
歴史上の人物の行動について議論している場面
A:
Do you think the emperor truly managed to atone for his past tyrannical rule?
あの皇帝は、過去の圧政を真に償うことができたと思いますか?
B:
It's a complex question. While he did implement some reforms, the scale of his actions makes it difficult to say for certain.
それは複雑な問題ですね。彼はいくつかの改革を実行しましたが、彼の行為の規模を考えると、確実には言えません。
小説の登場人物の動機について友人と話している場面
A:
The main character's entire journey seems to be an effort to atone for a single, terrible mistake from his youth.
主人公の旅全体が、若き日のたった一つの恐ろしい過ちを償うための努力のように思えますね。
B:
Yes, that deep-seated guilt is a driving force throughout the narrative.
ええ、その根深い罪悪感が物語全体の原動力になっていますね。
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