allow x to do
発音
/əˈlaʊ ˈɛks tuː duː/
əˈLAʊ X tuː DUː
💡 「アロー」のように発音し、Xの部分に目的語が入り、その後の動詞のto不定詞が続きます。to不定詞の部分は弱く発音されることも多いですが、意味を明確にするために意識して発音すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
(人や物事に対し) Xが〜するのを許可する、Xが〜することを可能にする、容認する。
"To give permission for someone or something (X) to perform an action, or to create a situation in which something (X) can happen or be done."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に「許可を与える」「容認する」という意味合いで使われます。法的な許可、規則による許可、または物理的な条件によって何かが可能になる状況を表すことが多いです。 『let x do』と比較すると、『allow x to do』の方がよりフォーマルで、許可を与える側に権限や責任が伴うニュアンスがあります。ビジネス文書、公式な声明、または規則やシステムに関する説明で頻繁に用いられます。カジュアルな日常会話でも使われますが、相手に敬意を示す場面や、少し丁寧な言い回しをしたいときに適しています。 ネイティブは、許可が明示的である場合や、何らかの制約の中で行動を許す場合にこの表現を使います。例えば、親が子供に何かを許可する際や、会社が従業員に特定の行動を許可する際に使われるでしょう。
例文
My parents don't allow me to stay out late.
両親は私に夜遅くまで外出することを許しません。
The new policy will allow employees to work from home two days a week.
新しい方針により、従業員は週に2日、自宅から働くことが可能になります。
This software allows users to edit videos easily.
このソフトウェアは、ユーザーが簡単に動画を編集できるようにします。
Smoking is not allowed in the building.
建物内での喫煙は許可されていません。
His injury didn't allow him to play in the final match.
彼の怪我は、決勝戦で彼がプレーすることを許しませんでした。
The school allows students to use calculators during exams.
学校は生徒が試験中に電卓を使用することを許可しています。
We allow guests to bring their own food and drinks to the party.
私たちはゲストがパーティーに自分の食べ物や飲み物を持ってくることを許可しています。
The regulations allow doctors to prescribe certain medications.
その規制により、医師は特定の薬を処方することが許可されています。
This feature allows you to customize your profile settings.
この機能を使うと、プロフィール設定をカスタマイズできます。
The court did not allow the new evidence to be presented.
裁判所は新たな証拠の提出を認めませんでした。
類似表現との違い
『allow x to do』と意味は似ていますが、よりカジュアルで口語的な表現です。直接的かつ非公式な許可を表し、許可する側の権威や責任のニュアンスは弱めです。友人や家族間での会話で頻繁に使われます。
『allow x to do』よりもさらにフォーマルで、書面や公式な場面でよく使われます。規則や法律、権威ある機関からの許可というニュアンスが強く出ます。
『allow x to do』が「許可する」のに対し、『enable x to do』は「〜することを可能にする」「能力を与える」という意味合いが強いです。何らかの手段や状況によって、ある行動ができるようになることを指します。特に技術やシステムの文脈でよく使われます。
『authorize x to do』は、公式な権限や委任によって、Xが特定の行為を行うことを許可するという意味です。法的な文脈や組織内の職務権限において使われることが多く、『allow』よりも強い権限付与のニュアンスがあります。
よくある間違い
『allow』の後に目的語をとり、その後に続く動詞は必ずto不定詞(to + 動詞の原形)の形にします。動名詞(-ing形)を使うのは間違いです。
特定の目的語(X)が何をすることを許可するのかを明確にするため、通常は『allow』の後に目的語を置きます。目的語を省略すると意味が不明瞭になるか、不自然に聞こえることがあります。ただし、受動態の場合は『X is allowed to do』のように目的語が主語になるため、allowの直後に目的語はきません。
『allow』の構文では、不定詞を使うため前置詞『for』は通常不要です。 『allow for 〜』というフレーズもありますが、それは「〜を考慮に入れる」という意味で、今回の「許可する」とは異なる文脈で使われます。
学習のコツ
- 💡『allow』の構文は「allow + 目的語 + to不定詞」とセットで覚えましょう。
- 💡『let x do』よりも丁寧で、ビジネスや公式な場面で使いやすい表現です。
- 💡受動態の形「X is allowed to do」(Xは〜することを許可されている)も非常に頻繁に使われるので、一緒に覚えておくと便利です。
- 💡物理的な条件や規則によって何かが「可能になる」という意味でも使われます。
対話例
職場で新しいツールの導入について話している
A:
I heard we're getting new project management software. Will it allow us to track progress more efficiently?
新しいプロジェクト管理ソフトウェアが導入されると聞きましたが、それで進捗をより効率的に追跡できるようになりますか?
B:
Yes, it's designed specifically to allow teams to collaborate seamlessly and monitor tasks in real-time.
はい、チームがシームレスに協力し、リアルタイムでタスクを監視できるように設計されています。
子供が夜遅くまでテレビを見たいと頼んでいる
A:
Mom, can I watch TV for another hour? My favorite show is on.
ママ、あと1時間テレビ見てもいい?好きな番組があるんだ。
B:
Sorry, honey. I can't allow you to stay up that late on a school night. You need to get enough sleep.
ごめんね、坊や。学校がある日の夜にそんなに遅くまで起きてるのは許せません。十分な睡眠を取る必要があります。
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