意味
証拠、理由、根拠などを引き合いに出す、提出する、引用する、提示する
発音
/əˈdʒuːs/
adDUCE
💡 「アッ」は曖昧母音、次の「デュー(ス)」に強くアクセントを置きます。特に米国英語では「デュ」の部分が「ジュ」に近い発音になることがあります。日本語の「アドゥース」とは異なり、最初の「ア」は弱く、2つ目の「duce」の母音を長く、強く発音するのがポイントです。
例文
He adduced the key facts.
彼は主要な事実を引き合いに出しました。
She adduced a good point.
彼女は良い点を挙げました。
I adduce this example now.
今、この例を提示します。
We adduce relevant data.
私たちは関連データを示します。
Can you adduce your proof?
あなたの証拠を提示できますか?
Please adduce your sources.
情報源を提示してください。
They adduced clear reasons.
彼らは明確な理由を提出しました。
To adduce strong evidence.
強力な証拠を提出するために。
Lawyers adduce new proofs.
弁護士たちは新しい証拠を提示します。
Scholars adduce ancient texts.
学者たちは古代の文献を引用します。
変形一覧
文法的注意点
- 📝adduceは他動詞であり、目的語には通常、evidence (証拠), reasons (理由), facts (事実), arguments (議論) などが来ます。
- 📝この単語は、特に書き言葉やフォーマルなスピーチで使われることが多いです。
使用情報
よくある間違い
adduceは他動詞なので、直接目的語(証拠、理由など)をとります。前置詞 'to' は通常不要です。
類似スペル単語との違い
adduceは「証拠や理由を提示する、引き合いに出す」という意味ですが、deduceは「(事実や前提から)推論する、導き出す」という意味です。語源の「ducere(導く)」は共通していますが、接頭辞の違いで意味が大きく異なります。
adduceが「証拠を提出する」のに対し、induceは「(人にある行動を)誘発する、説得して〜させる」という意味です。似た語根を持ちますが、用法は全く異なります。
produceは「生産する、作り出す」の他に「提示する、提出する」という意味もあり、adduceと一部意味が重なります。しかし、produceはより一般的で広い文脈で使われるのに対し、adduceは証拠や論拠を提示するフォーマルな文脈に限定されます。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'adducere'(〜へ導く)が起源で、そこから「論拠や証拠を(議論や裁判の場へ)導き出す、提出する」という意味に発展しました。現代でもその意味合いで主にフォーマルな文脈で使われます。
学習のコツ
- 💡この単語は非常にフォーマルな響きを持つため、日常会話ではほとんど使われません。
- 💡主に「証拠 (evidence)」、「理由 (reasons)」、「事実 (facts)」といった客観的なものを提示する際に用いられます。
- 💡語源の「ad- (〜へ) + ducere (導く)」から、「論拠を(議論の場へ)導き出す」というイメージで覚えると良いでしょう。
- 💡似たスペルの 'deduce'(推論する)と混同しないように注意しましょう。
Memorizeアプリで効率的に学習
adduce を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。