/ɪf ˈoʊnli ɪt ˈwɜːrənt soʊ/
if ONLY it WEREN'T so
💡 「only」と「weren't」に特に強勢を置き、強い願望や後悔の気持ちを込めて発音します。「weren't」の「r」はアメリカ英語では舌を巻く音ですが、イギリス英語では発音しないこともあります。
"Used to express a strong, often regretful, wish that a current situation or fact were different, implying that the speaker accepts the reality but wishes it were not so."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、現状や避けられない事実に対して、それがそうでなければどんなに良いかという、強い後悔や叶わない願望、諦めにも似た悲しみを表す際に使われます。単なる願望ではなく、その状況が現実であることを深く認識しているからこそ発される言葉です。感情的なニュアンスが強く、日常会話や個人的な嘆きでよく用いられますが、ビジネスなどのフォーマルな場ではほとんど使われません。ネイティブは、どうにもならないことに対する深い嘆きや、変えられない現実への切ない思いを表現する際にこのフレーズを使います。
She's moving away next month. If only it weren't so.
彼女は来月引っ越してしまうんです。ああ、そうでなければいいのに。
The project failed, and there's nothing we can do. If only it weren't so.
プロジェクトは失敗に終わり、私たちには何もできません。ああ、そうでなければよかったのに。
It's true that he lied to me. If only it weren't so.
彼が私に嘘をついたのは事実です。それが真実でなければよかったのに。
The new policy is unpopular, but unavoidable. If only it weren't so.
新しい方針は不評ですが、避けられません。ああ、そうでさえなければ。
This disease is incurable. If only it weren't so.
この病気は不治の病です。ああ、そうでなければいいのに。
I heard the bad news. If only it weren't so.
悪い知らせを聞きました。それが嘘だったらよかったのに。
Our team lost in the final game. If only it weren't so.
私たちのチームは決勝戦で負けました。ああ、そうでなければよかったのに。
The economic situation is getting worse. If only it weren't so.
経済状況は悪化しています。ああ、そうでなければ。
The regulations are becoming stricter, which is challenging for small businesses. If only it weren't so.
規制が厳しくなり、中小企業にとっては厳しい状況です。ああ、そうでさえなければ。
She has to leave the country. If only it weren't so for her.
彼女は国を離れなければなりません。彼女にとってそうでなければと願わずにはいられません。
ほぼ同じ意味ですが、「if only」の方がより感情的で、心の底からの嘆きや願望を強調するニュアンスがあります。「I wish」はもう少し客観的な願望も表せるのに対し、「if only」は強い後悔や実現不可能性を伴う場合が多いです。
「それが真実でなければよかったのに」という意味で、具体的な事実や情報に対して使われます。「it weren't so」が漠然とした状況や状態を指すのに対し、「it wasn't true」は「真実性」に焦点を当てています。文法的には仮定法でwereを使うのがより適切ですが、口語ではwasも使われます。
「状況が違っていたらよかったのに」という意味で、より一般的で広い範囲の願望を表します。「if only it weren't so」が特定の残念な事実や状況に焦点を当てるのに対し、「things were different」は漠然とした全体的な状況の変化を望むときに使われます。
「if only」の後に続く節は、実現不可能な願望や現実と異なる状況を表すため、仮定法過去(過去形)を使います。be動詞の場合は主語がitでもweren'tを使うのがより文法的に正しいです。
口語では'wasn't'も使われることがありますが、文法的には仮定法では主語の単複に関わらず'were'を使用するのがより適切で、フォーマルな印象を与えます。
A:
I can't believe you're actually leaving next month.
来月本当に引っ越しちゃうなんて信じられないよ。
B:
I know. If only it weren't so. I'm going to miss you terribly.
そうだね。ああ、そうでさえなければよかったのに。本当に寂しくなるよ。
A:
I failed the exam again. I just can't seem to pass it.
また試験に落ちちゃったよ。どうしても合格できないみたいだ。
B:
Oh no, I'm so sorry to hear that. If only it weren't so.
ああ、それは大変だね、ごめん。それが現実でなければいいのに。
if only it weren't so を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。