意味
幻滅させる、失望させる、興味を失わせる
発音
/ˌdɪsɪnˈtʃænt/
disenCHANT
💡 この単語は、第3音節の「チャン(chant)」を最も強く発音します。最初の「ディス(dis)」と「イン(en)」は弱く、速く発音しましょう。特に「en」は曖昧母音の/ɪn/や/ən/になることが多いです。日本語の「ディスインチャント」のように平板に発音せず、メリハリをつけることが大切です。
例文
The truth did disenchant him.
その真実が彼を幻滅させました。
She felt disenchanted by politics.
彼女は政治に幻滅しました。
Don't let failures disenchant you.
失敗で幻滅しないでください。
His performance will disenchant them.
彼のパフォーマンスは彼らを幻滅させるでしょう。
Many are disenchanted with work.
多くの人が仕事に幻滅しています。
Reality can often disenchant people.
現実はしばしば人々を幻滅させます。
The project disenchanted some staff.
その企画は一部の職員を失望させました。
They fear to disenchant customers.
彼らは顧客を幻滅させることを恐れています。
Such policies disenchant the public.
そのような政策は国民を幻滅させます。
The system began to disenchant him.
彼はそのシステムに幻滅し始めました。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝disenchant は他動詞なので、「〜を幻滅させる」という形で、目的語を必要とします。
- 📝「〜に幻滅する」という意味で使われる場合、受動態の「be disenchanted with/by 〜」の形が非常に一般的です。
- 📝主語が「経験」「結果」「現実」などの抽象的な名詞で、目的語が人になるパターンもよく見られます。
使用情報
よくある間違い
「disenchanted」は「幻滅させられた」という状態を表す形容詞で、通常、主語が人や感情を持つ存在の場合に使われます。一方、「disenchanting」は「幻滅させるような」という性質を表す形容詞で、主語が物や事柄の場合に使われます。映画が「幻滅させられる」のではなく、「幻滅させるような」性質を持っていると考えるため、「disenchanting」を使います。
類似スペル単語との違い
disappoint は「期待外れだった」「がっかりさせる」という、より一般的な失望を表します。一方 disenchant は、より深く、特に持っていた幻想や理想が打ち破られ、根本的に興味や熱意を失う「幻滅させる」というニュアンスが強いです。
disillusion も disenchant と非常に意味が近いですが、disillusion は「幻想や錯覚から覚めさせる」「誤った信念を打ち破る」という点に重きが置かれます。disenchant はそれによって生じる「熱意や興味の喪失」に焦点を当てることが多いです。どちらも「〜に幻滅する」という状況で使われます。
派生語
語源
📚 この単語は、接頭辞の 'dis-'(否定、分離)と 'enchant'(魅了する、魔法をかける)が結合してできています。元々 'enchant' は古フランス語の 'enchanter'(呪文を唱える、魅了する)に由来し、中世の魔法の概念と結びついていました。したがって 'disenchant' は、文字通り「魔法を解く」ことから、「魅了された状態から醒めさせる」、つまり「幻滅させる」という意味へと発展しました。
学習のコツ
- 💡「enchant(魅了する)」という単語の反対の意味だと覚えると、忘れにくいです。
- 💡動詞ですが、「be disenchanted with/by 〜」のように受動態で使われることが非常に多いです。この形で「〜に幻滅する」という意味になります。
- 💡感情を表す単語なので、主語が「人」か「物・事」かで、動詞の活用形や形容詞形(-ed, -ing)の使い分けに注意しましょう。
- 💡「幻滅させる」という行為そのものよりも、「幻滅した状態」を表す過去分詞形容詞「disenchanted」として使われる場面を多く見かけます。
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