waive arraignment
発音
/weɪv əˈreɪnmənt/
WAIVE arRAIGNment
💡 「waive」は「ウェイヴ」のように、母音を伸ばして発音します。「arraignment」は「アレインメント」のように発音し、「raign」の部分に強勢を置きます。両単語の発音をはっきりと区別して発音することが重要です。
使用情報
構成単語
意味
罪状認否（法廷での起訴事実の読み上げと被告人の答弁）を受ける権利を放棄すること。通常、被告人が弁護士を通じて手続きの簡素化を図る場合に用いられます。
"To formally give up one's right to appear in court for an arraignment, which is the legal procedure where charges are read to a defendant and they enter a plea."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、法律分野において非常にフォーマルな文脈で用いられる専門用語です。被告人が弁護士を立てており、かつ起訴内容を既に理解している場合や、手続きを迅速に進めたい場合に、法廷での罪状認否の出廷を放棄する選択をします。これにより、法廷出廷の手間と時間を省くことができますが、被告人の権利を放棄する行為であるため、慎重な判断が求められます。一般的な日常会話で使われることはなく、主に法律関係者、法廷ニュース、または法制度について議論する際に耳にする表現です。
例文
The defendant chose to waive arraignment and entered a plea of not guilty through his attorney.
被告人は罪状認否を放棄することを選択し、弁護士を通じて無罪の答弁を行いました。
In many jurisdictions, defendants can waive arraignment for minor offenses.
多くの法域では、被告人は軽微な犯罪において罪状認否を放棄することができます。
Her lawyer advised her to waive arraignment to expedite the legal process.
彼女の弁護士は、法的手続きを迅速に進めるために罪状認否を放棄するよう助言しました。
The court allowed the suspect to waive arraignment, given his clear understanding of the charges.
裁判所は、容疑者が起訴内容を明確に理解していることから、罪状認否の放棄を許可しました。
A defendant may waive arraignment by filing a written waiver with the court.
被告人は、書面による放棄届を裁判所に提出することで罪状認否を放棄することができます。
Prosecutors agreed to the request to waive arraignment for the high-profile case.
検察官は、注目度の高い事件において罪状認否の放棄の要請に同意しました。
The option to waive arraignment is usually available when the defendant has legal representation.
罪状認否を放棄する選択肢は、通常、被告人に弁護士が付いている場合に利用可能です。
By waiving arraignment, the defendant effectively bypasses the formal court appearance at that stage.
罪状認否を放棄することで、被告人はその段階での正式な法廷出廷を実質的に回避します。
Our firm frequently handles cases where clients wish to waive arraignment.
当事務所では、依頼人が罪状認否の放棄を希望するケースを頻繁に扱っています。
News reports indicated that the accused would waive arraignment next week.
報道によると、被告人は来週、罪状認否を放棄するとのことでした。
類似表現との違い
「enter a plea」は、罪状認否の場で被告人が有罪か無罪かを答弁する行為そのものを指します。一方、「waive arraignment」は、この答弁が行われるための法廷出廷の権利を放棄することであり、手続きの「省略」に焦点を当てています。
これは「有罪を主張する」「無罪を主張する」という、罪状認否の「内容」を直接的に表す表現です。「waive arraignment」は、この答弁を行うための「出廷プロセス」を放棄することであり、何と答弁するかとは別の側面を指します。
「forgo an appearance」は「出廷を控える」という意味で、より一般的な表現です。しかし、「waive arraignment」が持つ「法的な権利を正式に放棄する」という具体的な手続きの重みや法的拘束力は、「forgo an appearance」には含まれません。
よくある間違い
「waive」（放棄する）と「wave」（手を振る、波）は発音は似ていますが、全く異なる単語です。法律用語では必ず「waive」を使用します。
「arraignment」（罪状認否）と「arrangement」（手配、取り決め）は非常に似ていますが、法律用語としては「arraignment」が正しいです。意味が全く異なるため注意が必要です。
「waive arraignment」は罪状認否の「権利を放棄する」ことであり、罪を認めることとは異なります。罪を認める場合は「enter a plea of guilty」のように表現します。
学習のコツ
- 💡法律ドラマやニュースで法廷の場面が出てきた際に、このフレーズに注目してみましょう。実際の使われ方を聞くことで理解が深まります。
- 💡「waive」は「権利を放棄する」という動詞として、他の文脈でも使われるため、この機会に覚えておくと良いでしょう。
- 💡「arraignment」は専門的な法律用語ですが、刑事司法手続きの基礎知識として覚えておくと、英語の法制度に関する理解が進みます。
- 💡このフレーズは日常会話では使用せず、主に法律文書や専門家間のコミュニケーションで使われることを意識してください。
対話例
弁護士が依頼人に罪状認否の手続きについて説明している場面
A:
Given the circumstances, I recommend we consider whether to waive arraignment.
状況を鑑みますと、罪状認否を放棄するかどうか検討することをお勧めします。
B:
What does 'waive arraignment' entail exactly?
「罪状認否の放棄」とは具体的にどういうことですか？
A:
It means we would formally give up your right to appear in court for the reading of the charges, and you would enter your plea in writing through me.
それは、起訴事実の読み上げのために法廷に出廷するあなたの権利を正式に放棄し、私の代理で書面で答弁を行うということです。
法律事務所内で、同僚弁護士同士がクライアントのケースについて話し合っている場面
A:
Did Mr. Smith agree to waive arraignment?
スミス氏は罪状認否の放棄に同意しましたか？
B:
Yes, he signed the waiver form yesterday. He wants to avoid unnecessary court appearances.
はい、昨日放棄書に署名しました。彼は不必要な法廷出廷を避けたいと考えています。
A:
Good. That should streamline the initial proceedings.
それは良かった。初期の手続きが簡素化されるはずです。
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