意味
(家具などの)化粧板、薄板、単板
(本質を隠すための)見せかけ、うわべ、体裁
(木材などに)化粧板を貼る、薄板で覆う
(感情などを)見せかける、うわべを装う
発音
/vəˈnɪər/
veNEER
💡 第2音節の「-neer」を強く発音します。「ヴェニアー」というよりは「ヴァニィーア」に近い音です。「v」の音は下唇を軽く噛んで息を出すように発音し、日本語の「バ」とは異なります。「-eer」は「イ」と「ア」の中間のような音から「r」につなげるイメージで発音しましょう。
例文
The table has a wood veneer.
そのテーブルは木の化粧板です。
He showed a veneer of calm.
彼は平静を装う見せかけを見せた。
Her smile was a thin veneer.
彼女の笑顔は薄っぺらい見せかけだった。
They will veneer the cabinet soon.
彼らはまもなく戸棚に化粧板を貼るでしょう。
She tried to veneer her sadness.
彼女は悲しみを装おうとした。
You can veneer an old table.
古いテーブルに化粧板を貼れます。
This company uses quality wood veneer.
この会社は良質な木の化粧板を使います。
We must veneer these fragile parts.
これらの脆い部分に化粧板を貼る必要があります。
His polite facade was just a veneer.
彼の丁寧な外見は単なる見せかけだった。
Do not veneer the complex truth.
複雑な真実を見せかけで覆うな。
変形一覧
文法的注意点
- 📝名詞として使う場合、可算名詞なので単数形(a veneer)と複数形(veneers)があります。
- 📝動詞として使う場合、主に他動詞で「〜に薄板を貼る」や「〜を装う」という意味になります。
使用情報
よくある間違い
「表面」を意味する"surface"は物理的な外側を指すことが多いのに対し、"veneer"は「本質を隠すためのうわべ、見せかけ」という、より深い、時には否定的なニュアンスを含みます。人の感情や性質について使う場合にこの違いが重要です。
派生語
語源
📚 17世紀にフランス語の 'vernir' (ワニスを塗る、ニスをかける) から派生しました。元々は表面に光沢を与えるという意味合いが強かったのですが、後に薄い層で覆うという意味に発展し、特に家具製造における薄板貼りの技術を指すようになりました。
学習のコツ
- 💡物理的な「化粧板」と比喩的な「見せかけ」の二つの意味をセットで覚えるようにしましょう。
- 💡比喩的な意味では「a veneer of politeness/calm」(丁寧さ/冷静さの見せかけ)のように、「a veneer of + 名詞」の形で使われることが多いです。
- 💡発音は「ヴェニアー」というより、第2音節を強く「ヴァニィーア」に近い音を意識しましょう。
- 💡「v」の音は下唇を軽く噛んで出す摩擦音で、日本語の「バ行」とは異なります。意識して練習しましょう。
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