tell the difference
発音
/tɛl ðə ˈdɪfərəns/
tell the DIFference
💡 「tell」は「テル」と短く発音します。「the」は軽く「ダ」または「ザ」と。最も重要なのは「difference」で、「ディ」に強勢を置いて「ディファレンス」と発音します。
使用情報
構成単語
意味
2つ以上のものや状況の間の相違点を見分ける、区別する。
"To distinguish or discern the dissimilarities between two or more things, people, or situations, often when they appear similar."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、複数のものが似ている状況で、その違いを認識したり、判別したりする際に広く使われます。五感を使って(例:色、味、音など)違いを見分ける場合から、抽象的な概念(例:政策、理論など)の違いを理解する場合まで、非常に汎用性が高いです。 **どんな場面で使うか**: 日常会話、ビジネス、学術的な議論など、非常に幅広い場面で使われます。特に、選択、判断、比較が必要な状況で頻繁に登場します。 **どんな気持ちを表すか**: 違いが分からなくて困惑している、あるいは違いを明確にしたい、という気持ちを表現します。疑問文で「Can you tell the difference...?」と使うことも多いです。 **フォーマル度**: 中立的(neutral)です。カジュアルな会話から、ビジネスの会議、学術的なプレゼンテーションまで、どんな場面でも違和感なく使用できます。 **ネイティブがどう感じるか**: 自然で非常に一般的な表現であり、英語学習者が積極的に使うべきフレーズの一つです。
例文
It's hard to tell the difference between these two shades of blue.
この2つの青色の違いを見分けるのは難しいです。
Can you tell the difference between butter and margarine just by taste?
バターとマーガリンの違いを味だけで見分けられますか?
My twins are so identical that even their parents sometimes can't tell the difference.
私の双子はそっくりなので、両親でさえ時々区別がつきません。
We need to tell the difference between correlation and causation in our research.
私たちの研究では、相関関係と因果関係の違いを区別する必要があります。
The software update made a slight change, but I can't really tell the difference.
ソフトウェアのアップデートでわずかな変更があったようですが、私には違いがほとんど分かりません。
It's crucial for investors to tell the difference between short-term fluctuations and long-term trends.
投資家にとって、短期的な変動と長期的なトレンドの違いを見分けることは非常に重要です。
A good chef can tell the difference between fresh herbs and dried ones instantly.
良いシェフは、新鮮なハーブと乾燥ハーブの違いを即座に見分けられます。
The experiment was designed to tell the difference between the effects of two different medications.
その実験は、2種類の異なる薬の効果の違いを判別するために設計されました。
Even subtle changes in data can help us tell the difference between normal operation and a system error.
データのわずかな変化でさえ、正常な動作とシステムエラーの違いを見分けるのに役立ちます。
Children often struggle to tell the difference between reality and fantasy.
子供たちはしばしば現実と空想の区別をつけるのに苦労します。
類似表現との違い
「tell the difference」よりもフォーマルで、特に学術的・専門的な文脈でよく使われます。単に「違いを見分ける」だけでなく、「論理的に区別する」「特徴を際立たせる」といったニュアンスが強まります。日常会話では「tell the difference」の方が自然です。
「distinguish」と似ていますが、「違いを明確にする」「差異化する」という行為に焦点が当たることが多いです。ビジネスや科学の分野で、意図的に差別化を図る際にも使われます。「tell the difference」は受動的に違いを認識するニュアンスも含むのに対し、こちらは能動的な行為を示す傾向があります。
特に、目に見えにくい、微妙な、または複雑な違いを「見抜く」「識別する」「洞察する」という意味合いが強いです。より高度な認識能力や知覚を伴う場合に用いられ、「tell the difference」よりも洗練された、文学的な響きを持つことがあります。
「AとBを見分ける」という点で「tell the difference between A and B」と非常に似ており、ほぼ同じ意味で使えます。しかし、「tell A from B」の方が構造が少し簡潔で、どちらかというと口語的な響きがあります。「I can't tell him from his brother. (彼を彼の兄弟と区別できない)」のように使います。
これも「見分ける、区別する」という意味で、「tell the difference」と非常に近いです。特に、個人や物など、複数の似たものを混同しないように見分ける際に使われます。「The twins are so alike I can't tell them apart. (双子はとても似ていて、区別がつかない)」のように、動詞の後に目的語が来てからapartが続きます。
よくある間違い
違いを示す際は、前置詞として `between` を使うのが正しいです。`from` を使うと不自然に聞こえます。
`make the difference` は「違いを生む、影響を与える」という意味になり、「区別する」という意味では使いません。似た響きですが、意味が全く異なります。
学習のコツ
- 💡「between A and B」とセットで使われることが非常に多いので、この形を意識して覚えましょう。
- 💡疑問文で「Can you tell the difference...?」や、否定文で「I can't tell the difference...」という形で頻繁に用いられます。
- 💡五感を使った具体的な識別から、抽象的な概念の判別まで、幅広い状況で使える便利な表現です。
- 💡類似表現「tell A from B」や「tell apart」も合わせて覚えると、表現の幅が広がります。
対話例
友人が新しいコートについて話している場面
A:
I bought a new coat, but it looks so similar to my old one.
新しいコートを買ったんだけど、前のとそっくりなんだよね。
B:
Really? Let me see. Hmm, it's hard to tell the difference. What's new about it?
本当?見せて。うーん、違いを見分けるのは難しいね。どこが新しいの?
レストランでワインのテイスティングをしている場面
A:
We have two similar wines. Can you tell the difference?
似たようなワインが2種類あります。違いを見分けられますか?
B:
One is slightly fruitier, I think. But it's very subtle. It's tough to tell the difference for a beginner like me.
片方がわずかにフルーティーな気がします。でも、とても微妙ですね。私のような初心者には違いを見分けるのが大変です。
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