shift blame
発音
/ʃɪft bleɪm/
SHIFT BLAME
💡 「シフト ブレイム」と発音します。特に'sh'の音と'l'の音を意識して、はっきりと発音しましょう。両方の単語にアクセントが置かれ、特にblameが強調されることがあります。
使用情報
構成単語
意味
非難を転嫁する、責任を押し付ける
"To avoid taking responsibility for something, especially a mistake or wrongdoing, by making another person or thing seem responsible."
💡 ニュアンス・使い方
自分の過ちや失敗の責任を認めず、それを他者や外部の要因に押し付けようとする行為を表します。この表現は、責任を回避するずる賢さや無責任さといった、批判的でネガティブなニュアンスを強く含みます。個人間の問題から、企業や政府レベルの責任問題まで、幅広い文脈で使用されます。ネイティブは、この行為を無責任で不誠実だと感じるため、フレーズが使われる状況はしばしば非難の対象となります。
例文
He always tries to shift blame onto others when things go wrong.
彼はいつも物事がうまくいかないと、他人に責任を転嫁しようとします。
Don't try to shift the blame to me! It was your idea.
私に責任を押し付けないでください!それはあなたのアイデアだったでしょう。
She's good at shifting blame, so it's hard to tell who's really at fault.
彼女は責任転嫁がうまいので、誰が本当に悪いのか分かりにくいです。
Instead of apologizing, he tried to shift blame for the mistake.
謝る代わりに、彼はその間違いの責任を転嫁しようとしました。
It's easy to shift blame, but it takes courage to admit your mistakes.
責任を転嫁するのは簡単ですが、自分の間違いを認めるには勇気が必要です。
My brother always tried to shift blame to me when we were kids.
子供の頃、兄はいつも私に責任を押し付けようとしました。
He's known for shifting blame when under pressure.
彼はプレッシャーがかかると責任転嫁することで知られています。
The project manager was criticized for attempting to shift blame for the delay to his team.
そのプロジェクトマネージャーは、遅延の責任をチームに転嫁しようとしたことで批判されました。
In a professional environment, it's crucial to take responsibility rather than shift blame.
プロの環境では、責任を転嫁するのではなく、責任を取ることが重要です。
The government was accused of attempting to shift blame for the economic downturn to external factors.
政府は経済低迷の責任を外部要因に転嫁しようとしたとして非難されました。
Leaders who consistently shift blame lose the trust of their subordinates.
常に責任を転嫁するリーダーは、部下の信頼を失います。
類似表現との違い
「shift blame」は自分の責任を他人に移す行為全般を指しますが、「pass the buck」は特に、自分が最終的な責任者であるにもかかわらず、その責任を他の誰かに押し付ける、あるいは責任の所在をたらい回しにするニュアンスが強いです。より口語的で、責任回避の不誠実さを強調します。
「shift blame」が責任を転嫁する行為そのものを指すのに対し、「point the finger at someone」は特定の個人やグループを名指しで非難し、責任があるとして指摘する行為を意味します。非難の対象を明確にする点で異なります。
「shift blame」は単純に責任を転嫁する行為ですが、「make someone a scapegoat」は、自分の過ちや集団の失敗の責任を、無関係な人やより弱い人に不当に押し付け、その人を身代わりに罰する(あるいは非難の的にする)という、より悪質で意図的な行為を指します。不公平な犠牲を伴うニュアンスが強いです。
「shift blame」が責任の転嫁であるのに対し、「deflect criticism」は、自分に向けられた批判や非難をそらす行為全般を指します。必ずしも他人に責任を押し付けるだけでなく、話題を変えたり、反論したりすることで批判をかわす場合も含まれます。「shift blame」よりも広範な意味合いを持ちます。
よくある間違い
「blame」は数えられない名詞として扱われることが多く、特定の「一つの非難」というより「非難そのもの」や「責任」という意味で使われるため、通常は不定冠詞「a」を付けません。文脈によっては「the blame」(その責任)と定冠詞が付くことはあります。
責任を誰かに転嫁する際には、前置詞として「on」ではなく「to」を使うのが一般的で自然な表現です。「to」は「〜へ」という方向性を示します。
「blame」は通常、誰かの「所有物」として扱うよりも、特定の行為や状況に対する「非難」や「責任」として表現します。「his blame」ではなく、「the blame for his mistake」(彼の過ちに対する責任)のように具体的な原因を示すとより自然です。
学習のコツ
- 💡自分の責任を他人に押し付ける、というネガティブな行為を表す表現だと理解しましょう。
- 💡責任を転嫁する対象を示すときは、前置詞「to」を使います(例: shift blame to others)。
- 💡ビジネスやフォーマルな場面で、この行為自体は批判的に見られることが多いことを覚えておきましょう。
- 💡「shift blame」は「非難」や「責任」そのものを動かすイメージで捉えると分かりやすいです。
対話例
会議でのプロジェクト遅延に関する議論
A:
The project is behind schedule. What went wrong?
プロジェクトが遅れていますね。何が問題だったのでしょうか?
B:
Well, I think some team members aren't taking full responsibility. There's been a lot of attempts to shift blame.
ええと、一部のチームメンバーが完全に責任を負っていないと思います。責任転嫁の試みが多々見られました。
友人との会話で、共通の知人の行動について話す
A:
Did you hear what happened with Mark's presentation? It was a disaster.
マークのプレゼンどうだったか聞いた?ひどかったらしいね。
B:
Yeah, and then he tried to shift blame to the IT department for the technical issues, even though he didn't check the equipment beforehand.
うん、それで彼は事前に機材をチェックしなかったのに、技術的な問題の責任をIT部門に転嫁しようとしたんだ。
Memorizeアプリで効率的に学習
shift blame を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。