意味
ある特定の集団に属する者だけが理解できる言葉、信念、習慣、あるいは他者を識別するための標識、符丁。
時代遅れになった考え方、主義、スローガン、決まり文句。
発音
/ˈʃɪbəlɛθ/
SHIBboleth
💡 最初の「シ」に一番強くアクセントを置きます。「ボ」は軽く短く発音し、「レス」の「th」は舌の先を上下の歯で軽く挟み、息を出すように発音します。日本語の「ス」や「ツ」とは違う音なので注意しましょう。
例文
That phrase is a shibboleth.
そのフレーズは符丁ですね。
Their jargon is a shibboleth.
彼らの専門用語は符丁です。
This word acts as a shibboleth.
この言葉は符丁として機能します。
It's just a political shibboleth.
それは単なる政治的なスローガンです。
Do you know that group's shibboleth?
あのグループの符丁を知っていますか?
It became a corporate shibboleth.
それは企業内の符丁となりました。
"Synergy" is a business shibboleth.
「シナジー」はビジネスの決まり文句です。
A tribal shibboleth existed there.
そこには部族の符丁が存在しました。
An old shibboleth no longer applies.
古い決まり文句はもはや当てはまりません。
Academic shibboleths can hinder understanding.
学術的な専門用語は理解を妨げることがあります。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝shibbolethは可算名詞です。単数形の場合はa/anや所有格を伴い、複数形はshibbolethsとなります。
- 📝通常、cultural, political, corporateなどの形容詞と組み合わせて使われることが多いです。
使用情報
よくある間違い
shibbolethは単なる「一般的な言葉」ではなく、特定の集団だけが共有する、あるいはその集団への帰属を示す「合言葉」や「符丁」というニュアンスが強いです。この独特な意味合いを理解して使いましょう。
語源
📚 旧約聖書『士師記』に由来します。ギレアデ族が敵対するエフライム族を識別するため、「シボレス」という言葉を正しく発音できるかで判断し、発音できない者を殺したという記述があります。この物語から、特定の集団の構成員を識別する言葉や習慣という意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡旧約聖書の語源を知ると、この単語が持つ「識別」や「排除」のニュアンスをより深く理解できます。
- 💡主に学術論文や文学作品、フォーマルな議論で使われるため、日常会話ではあまり耳にしません。
- 💡「時代遅れの考え方」という意味も持つので、文脈で使い分けが必要です。
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