self-reliance
発音
/ˌself rɪˈlaɪəns/
self reLIANCE
💡 「セルフ・リライアンス」と発音し、「リライアンス」の「ライ」の部分に強勢を置くように意識すると、より自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
自己信頼、自立心、独立。他者の助けや支持に頼らず、自分自身の能力、判断、資源に頼って行動する態度や能力。
"The ability to rely on oneself or one's own powers, resources, and judgment rather than those of others; independence."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、他者に依存することなく、自分自身の力で問題を解決し、生活を営む精神的な強さや能力を指します。非常に肯定的な意味合いで使われ、個人が成熟し、責任感を持っていることを示す際に用いられます。個人主義が重視される文化圏（特にアメリカなど）では、高く評価される特質です。 **どんな場面で使うか**: 個人の成長や教育、リーダーシップの資質、ビジネス戦略、国の経済的独立性など、幅広い文脈で使われます。困難な状況を乗り越える精神的な強さや、他者に頼りすぎない姿勢を強調したい場合に特に有効です。 **どんな気持ちを表すか**: 強い意志、自信、責任感、成熟、独立性といったポジティブな感情や特質を表します。他者の援助を待つのではなく、自ら行動を起こす積極的な姿勢が背景にあります。 **フォーマル度**: ややフォーマルからニュートラルなレベルで、ビジネス文書、学術的な議論、自己啓発の文脈で頻繁に用いられます。しかし、個人の性格や教育方針について話す日常会話でも自然に使えます。 **ネイティブがどう感じるか**: 非常に前向きで賞賛に値する特性として捉えられます。自己解決能力や独立精神は、多くの文化で美徳とされています。
例文
She developed a strong sense of self-reliance after living alone for a year.
一年間の一人暮らしを経て、彼女は強い自立心を培いました。
Parents often strive to instill self-reliance in their children from a young age.
親は幼い頃から子供たちに自立心を植え付けようと努めることが多いです。
True self-reliance means being able to navigate challenges without constant external support.
真の自立とは、常に外部の支援なしに課題を乗り越えることができるという意味です。
Learning practical skills is a significant step towards self-reliance.
実践的なスキルを学ぶことは、自立への重要な一歩です。
The coach emphasized self-reliance to his team, encouraging them to make quick decisions on the field.
コーチはチームに自立心を強調し、フィールドで素早い決断を下すよう促しました。
Promoting self-reliance among employees can lead to greater innovation and productivity.
従業員の自立心を促進することは、より大きな革新と生産性につながります。
Entrepreneurs are often characterized by their high degree of self-reliance and initiative.
起業家はしばしば、高度な自立心と主体性によって特徴づけられます。
The government's new policy aims to foster economic self-reliance in rural communities.
政府の新しい政策は、地方コミュニティにおける経済的自立を育成することを目指しています。
Philosophers like Ralph Waldo Emerson wrote extensively about the importance of self-reliance.
ラルフ・ワルド・エマーソンのような哲学者たちは、自立の重要性について広範に著述しました。
類似表現との違い
「independence」は「独立」を意味し、他者からの支配や影響から自由である状態を指します。物理的、政治的、経済的な自由を強調する傾向があります。一方、「self-reliance」は、精神的・能力的に自分自身に頼る内面的な力を指す点でニュアンスが異なります。
「autonomy」は「自律性」や「自己決定権」を意味し、自己の法則に従って行動する能力や権利に焦点を当てます。特に、個人や組織が外部の制御なしに自身を統治する能力を指すことが多いです。「self-reliance」が「自分に頼る力」であるのに対し、「autonomy」は「自分で決める権利・能力」に重きを置きます。
「self sufficiency」は「自給自足」や「自己完結」を意味し、特に物質的・経済的な面で、他者の助けなしに生活や活動を維持できる能力を指します。「self-reliance」が精神的・能力的な側面に重点を置くのに対し、「self sufficiency」は具体的な資源や供給の面での独立性を強調します。
「self determination」は「自己決定」または「民族自決」を意味し、個人や集団が自分自身の運命や行動を、外部からの干渉なしに自由に決定する権利や能力を指します。特に政治的・集団的文脈で使われることが多いです。「self-reliance」が個人的な能力であるのに対し、「self determination」はより広範な権利や自由を表します。
よくある間違い
「self-reliance」は「自立心」という名詞なので、「自立心に頼る」という表現は文法的におかしいです。動詞句の「rely on oneself（自分自身に頼る）」を使うか、「demonstrate self-reliance（自立心を示す）」のように動詞と組み合わせて使います。
このフレーズは一般的にハイフンで繋がれた複合語として使われます。スペースで区切ると文法的に誤りではありませんが、統一された概念としての意味合いが薄れます。
学習のコツ
- 💡「self-reliance」は、個人が困難に立ち向かい、成長していく上で非常に重要な概念です。
- 💡名詞なので、「foster self-reliance（自立心を育む）」や「develop self-reliance（自立心を養う）」のように動詞と組み合わせて使うことが多いです。
- 💡形容詞形の「self-reliant（自立した）」もよく使われます。例：a self-reliant person（自立した人）。
- 💡「independence」や「autonomy」など、似た意味合いの言葉との違いを理解すると、表現の幅が広がります。
対話例
子供の教育方針について話す友人同士
A:
How do you teach your kids to be so responsible?
どうやって子供たちにそんなに責任感を持たせているの？
B:
We really emphasize self-reliance. We let them make their own choices and learn from their mistakes.
私たちは自立心をとても重視しているんです。自分で選択させて、間違いから学ばせています。
キャリアコーチがクライアントにアドバイスをしている
A:
I feel stuck, always waiting for my manager's approval.
いつも上司の承認を待っていて、行き詰まりを感じます。
B:
To advance, you need to cultivate more self-reliance. Start taking initiative and trusting your own judgment.
昇進するには、もっと自立心を養う必要があります。率先して行動し、ご自身の判断を信じてみてください。
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