safeguard against
発音
/ˈseɪfɡɑːrd əˈɡeɪnst/
SAFEguard aGAINST
💡 「セーフガード」と「アゲインスト」をはっきりと発音し、「アゲインスト」の方に少し強めのアクセントを置くと自然です。特に、againstの/g/音をはっきりと発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
危険、損害、脅威などから人や物を守る、保護する、予防策を講じる。
"To protect someone or something from harm, damage, loss, or any undesirable event, often by taking specific measures or precautions to prevent it from happening."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にビジネス、法律、政策、技術などのフォーマルな文脈で用いられます。単に「守る」だけでなく、潜在的な脅威やリスクに対して、積極的かつ計画的に防御策を講じるという、予防的なニュアンスが非常に強いです。例えば、企業が情報漏洩を防ぐためのシステムを導入したり、政府が市民の権利を侵害から守るための法整備を行ったりする際に使われます。堅苦しい表現であるため、友人との日常会話などカジュアルな場面ではほとんど使用されません。
例文
The company implemented new security protocols to safeguard against cyber attacks.
その会社はサイバー攻撃から守るため、新しいセキュリティプロトコルを導入しました。
We must safeguard against any potential loss of customer data.
顧客データが潜在的に失われることに対して、対策を講じる必要があります。
A strong contract will safeguard against future disputes among partners.
堅固な契約は、パートナー間の将来の紛争を防ぎます。
Financial regulations are in place to safeguard against market instability.
市場の不安定さから守るため、金融規制が導入されています。
It's crucial to safeguard against intellectual property theft in the digital age.
デジタル時代において、知的財産の盗難から守ることが極めて重要です。
Governments must safeguard against abuses of power to maintain public trust.
政府は国民の信頼を維持するため、権力の濫用を防止しなければなりません。
This legislation aims to safeguard against discrimination based on ethnicity.
この法律は民族に基づく差別を防止することを目的としています。
The treaty was designed to safeguard against future conflicts and promote peace.
その条約は将来の紛争を防ぎ、平和を促進するよう設計されました。
Measures were taken to safeguard against environmental degradation in the region.
その地域で環境悪化から守るための措置が取られました。
It is essential to safeguard against the erosion of democratic principles.
民主主義の原則が損なわれることに対して対策を講じることが不可欠です。
You should always safeguard against misinformation when reading news online.
オンラインでニュースを読む際は、常に誤情報に注意を払うべきです。
Good hygiene practices help safeguard against the spread of illness.
適切な衛生習慣は、病気の蔓延を防ぐのに役立ちます。
類似表現との違い
`protect from` は「〜から守る」という最も一般的で幅広い表現です。物理的な防御から抽象的な保護まで様々な文脈で使え、`safeguard against` よりもカジュアルで日常的な状況でも用いられます。`safeguard against` はよりフォーマルで、特定の脅威に対する計画的・予防的な防御を強調します。
`guard against` は `safeguard against` と意味が非常に近く、「〜から守る、用心する」というニュアンスを持ちます。しかし、`safeguard` の方がより体系的、制度的、あるいは入念な保護を意味することが多く、文脈によっては `guard against` よりもさらにフォーマルで厳重な対策を暗示します。
`prevent from` は「何かが起こるのを防ぐ」ことに焦点を当てた表現です。例えば、`prevent someone from doing something`(誰かが何かをするのを防ぐ)。一方、`safeguard against` は「人や物を特定の危険や損害から守る」ことに焦点を当てており、ニュアンスが異なります。`prevent from` が「行動や事態の発生阻止」であるのに対し、`safeguard against` は「既存の対象の安全確保」に重点があります。
`shield from` は、物理的なバリアや保護によって「〜から守る」という比喩的・具体的な意味合いが強いです。例えば、日光や攻撃から身を隠すような状況で使われます。`safeguard against` は、より広範な脅威(サイバー攻撃、経済危機など)に対して、予防策やシステムを通じて保護する意味合いが強く、物理的な防御に限定されません。
よくある間違い
「〜のために守る」という意味で 'for' を使いたくなるかもしれませんが、脅威や危険からの防御を表す場合は 'against' または 'from' が正しい前置詞です。'for' は目的を表す際に使われますが、この文脈では不適切です。
「〜の保護」という名詞的な意味で 'of' を使いたくなるかもしれませんが、動詞 'safeguard' と組み合わせて「〜から守る」という意味にする場合は 'against' または 'from' を使います。名詞としては 'a safeguard of human rights' のように 'of' を使うこともありますが、動詞句では異なります。
学習のコツ
- 💡主にビジネス、法律、政策といったフォーマルな場面で使うことを心がけましょう。
- 💡`against` の後には「守るべき対象」ではなく「守るべき脅威や危険」が来ます。
- 💡予防的、先手を打った防御のニュアンスが強いことを理解して使いましょう。
- 💡英語のニュース記事や公式文書を読む際に、この表現を探してみると理解が深まります。
対話例
ビジネス会議で、データセキュリティについて議論している場面。
A:
What measures are we taking to safeguard against potential data breaches?
潜在的なデータ漏洩から守るために、どのような対策を講じていますか?
B:
We're implementing advanced encryption and regular security audits to strengthen our defenses.
防御を強化するため、高度な暗号化と定期的なセキュリティ監査を実施しています。
ニュース番組で、政府の新しい環境政策について報道されている場面。
A:
The new environmental policy aims to safeguard against further ecological damage.
新しい環境政策は、さらなる生態学的被害を防ぐことを目的としています。
B:
Indeed. Its primary goal is to protect vulnerable ecosystems for future generations.
その通りですね。その主な目標は、将来の世代のために脆弱な生態系を保護することです。
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