religious doctrine
発音
/ˈrɛlɪdʒəs ˈdɒktrɪn/
REL-i-gious DOC-trine
💡 「religious」は「レリジャス」のように発音し、「re」と「ja」にアクセントを置きます。「doctrine」は「ドクトリン」で、「doc」にアクセントを置きます。全体的にやや硬い響きです。
使用情報
構成単語
意味
宗教の教え、教理、教義。特定の宗教における信仰、原理、規則の体系。
"The fundamental beliefs, principles, and tenets that constitute a particular religion or religious sect, often formally established by its authorities."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特定の宗教が公式に定めている、あるいはその中核をなす、体系化された教えや信条の集合体を指します。個人的な信仰(religious belief)とは異なり、より権威があり、組織的な意味合いが強いです。宗教研究、歴史、哲学、社会学、政治学などの学術的な文脈で頻繁に使用されます。感情的なニュアンスは薄く、客観的で分析的なトーンで使われることがほとんどです。非常にフォーマルな表現であり、日常会話で使われることは稀です。ネイティブスピーカーは、知的で厳粛な言葉、特定の分野の専門用語として認識します。
例文
The study of comparative religions often involves analyzing various religious doctrines.
比較宗教学の研究は、しばしば様々な宗教教義の分析を伴います。
Many historical conflicts were rooted in disagreements over religious doctrine.
多くの歴史的紛争は、宗教教義を巡る意見の相違に根ざしていました。
The council was convened to clarify the official religious doctrine of the church.
その評議会は、教会の公式な宗教教義を明確にするために招集されました。
Our organization respects diverse religious doctrines in its approach to community outreach.
私たちの団体は、地域社会への働きかけにおいて多様な宗教教義を尊重します。
Publishers specializing in theology often review manuscripts for their adherence to specific religious doctrine.
神学専門の出版社は、特定の宗教教義への準拠を確認するために原稿を審査することがよくあります。
Some people dedicate their lives to understanding and spreading their religious doctrine.
一部の人々は、自分たちの宗教教義を理解し広めることに人生を捧げています。
He became an expert on the ancient religious doctrine of that civilization.
彼はその文明の古代宗教教義に関する専門家になりました。
The film explores how different cultures interpret a central religious doctrine.
その映画は、異なる文化が中心的な宗教教義をどのように解釈するかを探求しています。
She argued that modern society should not be solely governed by outdated religious doctrine.
彼女は、現代社会は時代遅れの宗教教義によってのみ統治されるべきではないと主張しました。
Even within the same religion, there can be varying interpretations of religious doctrine.
同じ宗教内でも、宗教教義の解釈には様々な違いがあり得ます。
類似表現との違い
「religious belief」は個人的な信仰や信条を指すことが多く、より広範で日常的な表現です。「religious doctrine」は、より体系化され、権威によって定められた公式な教えや教理を指し、より学術的・フォーマルな文脈で使われます。
「religious tenet」は「religious doctrine」と非常に似ていますが、「tenet」は特定の信仰体系における基本的な原則や信条の一つを指すことが多いです。「doctrine」はより包括的な教えの体系全体を指す傾向があります。
「creed」は、信仰の核心となる簡潔な声明や信条を指します。特定の宗教の教義の要約版として用いられることが多いです。「religious doctrine」は、その信条を裏付ける詳細な説明や教え全体を指します。
「dogma」も公式な教義を指しますが、「religious doctrine」よりも、しばしば独断的で疑う余地のない、変えられない教えというニュアンスを含みます。時には否定的な意味合いで使われることもあります。
よくある間違い
「theory(理論)」は仮説や学説を意味し、検証可能な性質を持つことが多いです。「doctrine」は確立された教えや教理を指し、宗教の根幹をなすものです。宗教の体系的な教えを指す場合は「doctrine」を使うのが適切です。
学習のコツ
- 💡「religious doctrine」は、特定の宗教における公式な教えや体系化された考え方を指す学術的な表現であることを意識しましょう。
- 💡日常会話で「信仰」や「信じること」という意味で使う場合は、「religious belief」の方が一般的で自然です。
- 💡歴史、哲学、社会学など、宗教を客観的に分析したり議論したりする文脈で頻繁に登場します。
- 💡「doctrine」という単語は「教義、教理」という硬く専門的な意味を持つことを覚えておくと良いでしょう。
対話例
大学の宗教学の授業での議論
A:
Professor, could you elaborate on the difference between a religious belief and a religious doctrine?
先生、宗教的信条と宗教的教義の違いについて詳しく説明していただけますか?
B:
Certainly. A religious belief is often personal, while a religious doctrine represents the official, systematized teachings of a faith, often defined by its authorities.
もちろんです。宗教的信条はしばしば個人的なものですが、宗教的教義はその信仰の公式で体系化された教えであり、多くはその権威者によって定められます。
歴史ドキュメンタリーのナレーションと専門家の解説
A:
The 16th century saw intense debate over various religious doctrines, leading to significant social and political upheaval.
16世紀には、様々な宗教教義を巡る激しい議論が繰り広げられ、それが大きな社会的、政治的激変につながりました。
B:
Indeed, the interpretation of religious doctrine became a central battleground, influencing everything from art to warfare.
まさにその通りです。宗教教義の解釈が中心的な争点となり、芸術から戦争まであらゆるものに影響を与えました。
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