/ˈriːzənəbl daʊt/
REAsonable DOUBT
💡 「reasonable」は「リーズナブル」のように発音し、最後の'-ble'は曖昧に発音します。'doubt'の'b'は発音しない黙字です。
"A standard of proof, predominantly used in criminal trials, that must be met by the prosecution to prove the guilt of the accused. It signifies that there is no other logical explanation for the facts except that the defendant committed the crime."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に法律、特に刑事裁判の文脈で用いられます。感情的な「疑い」ではなく、理性や論理に基づいて「合理的に」考えられる疑念を指します。検察側は、有罪を立証するために、この「合理的な疑い」の余地を一切残さないことを要求されます。そのため、非常に厳格でフォーマルな表現です。ネイティブスピーカーは、この言葉を聞くと法廷やニュースの報道を連想することが多く、日常生活でのカジュアルな会話で使うことは稀ですが、比喩的に「確信が持てない」「この計画にはまだ懸念がある」といったニュアンスで、ビジネスの意思決定や議論の場で使われることもあります。その際も、単なる感情的な疑念ではなく、論理的な根拠に基づいた懸念を指す場合が多いです。
The jury found the defendant not guilty due to reasonable doubt.
陪審は合理的な疑いがあるとして、被告人を無罪としました。
Prosecutors must prove guilt beyond a reasonable doubt.
検察官は合理的な疑いの余地なく有罪を証明しなければなりません。
If there is any reasonable doubt, the defendant should be acquitted.
もし合理的な疑いが少しでもあるならば、被告人は無罪放免されるべきです。
The judge instructed the jury on the meaning of reasonable doubt.
裁判官は陪審に対し、合理的な疑いの意味について指示を与えました。
We need to eliminate any reasonable doubt before launching the new product.
新製品を発売する前に、合理的な疑いの余地をすべて排除する必要があります。
She raised a reasonable doubt about the reliability of the witness's testimony.
彼女は証人の証言の信頼性について合理的な疑念を提起しました。
There's a reasonable doubt whether his explanation holds up under scrutiny.
彼の説明が精査に耐えうるかについては、合理的な疑いがあります。
Even a small reasonable doubt can lead to a hung jury.
たとえわずかな合理的な疑いであっても、評決不能となる可能性があります。
The legal system is designed to protect citizens from conviction unless guilt is proven beyond reasonable doubt.
司法制度は、合理的な疑いの余地なく有罪が証明されない限り、市民が有罪判決を受けることから保護するように設計されています。
I have a reasonable doubt about the feasibility of their proposed timeline.
彼らが提案するタイムラインの実現可能性については、合理的な疑念があります。
「合理的な疑い」が残る余地があるのに対し、「beyond all doubt」はあらゆる種類の疑いが一切ない状態、つまり完全に確信している状態を表します。より強い確信を示します。
「ほんのわずかな疑いもなく、明白に」という意味で、「beyond all doubt」と同様に非常に強い確信を表します。こちらはより口語的で感情的なニュアンスも含まれることがあります。法律用語の「reasonable doubt」とは使われる文脈が異なります。
「道徳的確信」と訳され、法的な「合理的な疑い」とは異なる概念です。法廷で「reasonable doubt」が厳密な法的基準であるのに対し、「moral certainty」は個人の道徳観に基づいた確信を指し、客観的な証拠に基づくものではない場合があります。
これは「reasonable doubt」が組み込まれた表現で、「合理的な疑いの余地がない証明」という意味です。検察が満たすべき立証基準そのものを指し、「reasonable doubt」という概念が持つ意味合いを法的な文脈でさらに明確にしたものです。
「〜の余地なく」という意味で使う場合、通常は冠詞の「a」を伴って「beyond a reasonable doubt」という形で使います。「of」は使用しません。法律用語として定着している表現です。
「論理的な疑い」という意味合いは近いですが、刑事裁判の基準として正式に用いられるのは「reasonable doubt」です。「logical doubt」は一般会話で使われることはありますが、法的な文脈では「reasonable doubt」が正しい表現です。
A:
The prosecution presented compelling evidence, but the defense argued there was still reasonable doubt.
検察側は説得力のある証拠を提示しましたが、弁護側は依然として合理的な疑いがあると主張しました。
B:
Indeed. The burden of proof to eliminate all reasonable doubt is very high in criminal cases.
確かに。刑事事件では、すべての合理的な疑いを排除するための立証責任は非常に重いものです。
A:
Are we ready to give final approval for the project launch? Is there any reasonable doubt about its success?
プロジェクトの開始に最終承認を出す準備はできていますか?成功について合理的な疑いはありますか?
B:
I believe we've addressed all major risks, leaving no reasonable doubt about our readiness.
主要なリスクはすべて対処したと信じており、準備の整い方には合理的な疑いの余地はありません。
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