ratable value
発音
/ˌreɪtəbəl ˈvæljuː/
RATable VALue
💡 「ratable」は「レイタブル」のように発音し、最初の「ra」に軽く強勢を置きます。「value」は「ヴァリュー」のように発音し、「va」を強く発音します。
使用情報
構成単語
意味
固定資産税や地方税などを算定する際の基準となる、特定の財産や不動産の評価額。主に英国の地方税制で用いられる専門用語。
"The assessed value of a property or land used as a basis for calculating local taxes, such as council tax or business rates, particularly in the United Kingdom. It represents the hypothetical annual rent the property could command."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にイギリスの不動産や地方税制に関する文脈で使われる非常に専門的な用語です。日常会話で登場することはまずなく、不動産取引、税務、法律、地方自治体の行政などの非常にフォーマルな場面や専門的な議論において使用されます。一般の人が使うというよりも、地方自治体、不動産鑑定士、税務専門家などが用いる言葉です。そのため、ネイティブスピーカーでもこの分野に詳しくない人は具体的な意味を知らない可能性もあります。非常に専門性が高く、かつ特定の地域(主に英国)に限定される表現であるため、使用する際は文脈を強く意識する必要があります。フォーマル度は極めて高いです。
例文
The ratable value of the commercial property was reassessed last year.
その商業不動産の課税評価額は昨年再査定されました。
Local councils use the ratable value to calculate annual business rates.
地方自治体は年間事業税を算出するために課税評価額を使用します。
Understanding the ratable value is crucial for property investors in the UK.
英国の不動産投資家にとって、課税評価額を理解することは非常に重要です。
Changes in market conditions can significantly affect the ratable value of premises.
市場状況の変化は、物件の課税評価額に大きく影響を与えることがあります。
A challenge to the ratable value assessment can be made by the property owner.
不動産所有者は課税評価額の査定に対して異議を申し立てることができます。
The solicitor explained how the ratable value impacts the annual tax burden.
弁護士は課税評価額が年間税負担にどう影響するかを説明しました。
He needed to know the ratable value before making an offer on the office building.
彼はオフィスビルに申し込む前に課税評価額を知る必要がありました。
Our company engaged a surveyor to determine the accurate ratable value.
弊社は正確な課税評価額を決定するため、測量士を雇いました。
The government announced a review of the methodology for determining ratable values.
政府は課税評価額の算出方法の見直しを発表しました。
Many businesses are concerned about the increase in their ratable value.
多くの企業が自社の課税評価額の上昇を懸念しています。
The new building's ratable value is expected to be quite high due to its prime location.
新しい建物の課税評価額は、その好立地のためかなり高くなる見込みです。
The council provided a detailed breakdown of how the ratable value was calculated.
議会は、課税評価額がどのように計算されたかの詳細な内訳を提供しました。
類似表現との違い
「assessed value」は「評価額」を意味し、不動産やその他の資産の価値を決定する際に広く使われる一般的な表現です。これは課税目的であることもあれば、売買や担保設定目的であることもあります。「ratable value」が主に英国の地方税制に特化した特定の課税評価額を指すのに対し、「assessed value」はより広範な文脈(米国などの不動産税、相続税など)で用いられる包括的な評価額です。ratable valueはassessed valueの一種と言えますが、特定の税制と結びついている点が異なります。
「taxable value」は「課税評価額」を意味し、あらゆる種類の税金を計算するための基準となる価値全般を指します。「ratable value」が主に地方税(特に英国のビジネスレートやカウンシルタックス)に特化しているのに対し、「taxable value」は所得税、消費税、関税など、あらゆる税金に関連する評価額を指すことができるため、より汎用的な表現です。文脈によってはどちらも使えますが、英国の地方税制に限定する場合はratable valueがより正確です。
「appraised value」は「鑑定評価額」を意味し、専門家(鑑定士)が市場価格やその他の要素に基づいて算定した価値を指します。これは必ずしも課税目的とは限らず、売買、担保設定、保険などの目的で用いられることが多いです。「ratable value」が税金計算のための法定評価額であるのに対し、「appraised value」はより広範な目的での専門家の評価を指します。鑑定士が市場価値を評価する際に使われる表現です。
よくある間違い
`ratable value`は主に不動産や特定の財産に対する課税評価額を指す専門用語です。車などの動産に対して、一般的な価値を知りたい場合は`market value`や`appraised value`を使用するのが自然です。
`ratable value`は感情や抽象的な概念には適用されません。物理的な財産や資産の評価に限定して使われるため、友情のようなものには`value`単体を使います。
学習のコツ
- 💡「ratable value」は英国の地方税制に特化した専門用語であることをまず理解しましょう。
- 💡主に不動産や特定の財産に対する「課税評価額」や「課税基準額」の意味合いを持つと覚えます。
- 💡日常会話ではまず使わない表現なので、使用する場面を不動産、法律、税務関連のフォーマルな文脈に限定しましょう。
- 💡関連用語として「council tax(カウンシルタックス)」や「business rates(ビジネスレート)」と一緒に使われることが多いです。
- 💡新聞記事、専門書、政府の公式文書などでこの表現に触れる機会が多いでしょう。
対話例
不動産投資家が税務コンサルタントと英国の不動産税について話している場面。
A:
What's the estimated ratable value for this new office building in London?
ロンドンのこの新しいオフィスビルの推定課税評価額はどのくらいですか?
B:
Based on the recent assessment, it's projected to be around 500,000 pounds annually, which will determine the business rates.
最近の査定に基づくと、年間約50万ポンドと予測されており、これが事業税を決定します。
地方自治体の職員が、新しい不動産評価制度について説明している場面。
A:
How will the new valuation methodology affect the ratable value of residential properties?
新しい評価方法論は、居住用不動産の課税評価額にどのように影響しますか?
B:
We anticipate a slight increase for properties in high-demand areas, aiming for a fairer distribution of council tax.
需要の高い地域の物件ではわずかに上昇すると予想しており、カウンシルタックスのより公平な分配を目指しています。
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